だれでも、誰かに
貶され続けるなんて行為を受ければ
心がつぶれる
私は幼いころ、体調不良になり
精神的なものと診断されたが
その診断結果に親は憤慨し、この子がそんな訳がないと
激怒していた
褒められたことが無い人間というのは
どのように育つのか
もしかしたら、自分で別の人格を生み出して
その場その場で変えていくような人間になるのだろうと
思う
その場で取り繕えればいい
きっと
そうなってしまったのだろう
おそらく、学生時代で
私のことを覚えている人など誰もいないであろうし
社会人として働いた職場でも
誰も私を思い出すようなことはない
親が、私が結婚して戸籍を離れるとわかると
これでアンタと縁が切れる。あぁ、せいせいした。
と言い放ったように
学校が終わるたびに、学年が終わるたびに
私の所属は残っていないのだと思う
そして、それは今でも
脳細胞に埋め込まれた感情というのは恐ろしいと思う
それでも
私は何故か、そこから脱出して
きちんと本来の自分を取り戻そうと
している
できるかどうかはわからないが
できることはしてみようと
思っている
さて、本を読もう
