将棋トレーニング - パート2

将棋倶楽部24で10級のヘボが、1年後に何級になっているか
ほぼ3年間のブランクを経て再開

脳トレ7手詰と北浜七段

2009-06-29 21:41:03 | 将棋
先週金曜日会社帰りに本屋で"脳トレ7手詰"を見つける。

詰将棋作家としても有名な北浜七段の詰将棋本ということで、難しい詰将棋かと思っていたらあにはかんや。基本手筋や実践に出てきそうな形で、中段玉はなし、盤面駒数10枚以内とある。1問,2問を解いてみるとこれはいけそうと思い購入。帰宅後38問目までは比較的さらりと解ける。手数も有名な "5手詰ハンドブック"の次の段階としてちょうどよい。ヒントはどうしても目に入ってくるので、今のところの印象は5手詰ハンドのほうが難しい。現在58問目まで。飯野本といい自分にあった本が増えるとうれしい。

どうでもことだが、ミシュランでの評価は低めかもしれない。多分問題数が100問で、価格が1,260円が減点ポイントかも。挑戦したくなる良質な問題と詰将棋アレルギーを緩和する貴重な7手詰集として、甘めの A でどうでしょうか?> ミシュランさま

北浜七段は、少し前まで Biglobe ストリームの将棋ニュースプラスというインターネット番組で、詰将棋のコーナーを担当されていた。だが印象深かったのは、それよりずっと前の若手棋士による"目隠し10秒将棋?"。北浜が、鈴木環那女流(こちらは途中から目隠しなし&まわりから助言あり)に対して見事勝ち切ったときのこと。最後に顔が真っ赤になった北浜七段。これぞ頭を限界までフル回転させた状態だと思った。対局後は爽やかに話しをされている感じがとてもよい印象に残っている。
※このときの番組はもう見れないようである。目隠し将棋や10秒将棋は見ていてもドキドキハラハラ楽しい。実際に指される棋士の方には負担は大きいと思うが、たまにはこんな企画も復活してほしいものである。

内藤・谷川・北浜。ファンになる棋士はスマートで詰将棋作家なのである。