くつろぎ日記

ストーリーとセリフに注目したドラマレビューです。

セーラー服と機関銃 第2話  ~長澤まさみ 心に筋を通して~

2006-10-21 12:39:25 | ドラマ

先週いきなりの銃撃から文字通り身をもって泉を守り通した佐久間でした。

                            

泉は芯の芯までビビリだしています。めがねを上下逆にかけ、アレはピストル?

機関銃と聞き、腰を抜かしてしまいました。

浜口組の仕業ということは既に知っている模様。

なにかと目高組にちょっかい出すようです。佐久間をほしいからか?

泉は先に組長宣言を行ったので、ビビリながらも話は聞いていますね。

そして、平和解決はないのかと聞いています。

組員にとって泉は頼り無いようで・・組長と認めるにはまだ時間がかかりそう。

警察の調べにも泉は関わらないように先に帰すように配慮。

まだ組長は決まらないと言ってました。

しかし、学校の帰りにやってくる泉はまるでクラブ活動ですね~~^^


メモを取る泉はやはり女子高生。

組長の仕事はシマの人々をトラブルから守り組を一つに束ね運用していくこと。

具体的には、店同士のケンカをおさめたり、借金で首が回らない人の金貸しに話を

つけにいったり、警察に介入してほしくないトラブルの仲介。そこにTEL。

目高組のシマ・浅草が荒されるという事態が起きます。

浅草のストリップ劇場が相当な打撃を受けてしまいました。

そこに遅れて入っていく泉。佐久間が紹介したものの、セーラー服を着た女子高生

では、甘いと思われるのが関の山。

そんなところに泉のセーラー服を見て?鼻血を出した(??)男がいて、

その鼻血を見て泉が失神!!

シマが荒らされたなら話し合いには自分が行くという泉。

そのほうが筋だという佐久間。

無理だけはしないで欲しいという佐久間に、無理したいという泉。

父が亡くなったから無理してでもしっかりし、早く皆に認めてもらいたいと。

帰りに、思いついてレンタルビデオに入っていきます。

クロサギの看板が・・・・^^


帰宅してみると真由美という父の恋人だったという女性が待っていました。

お茶を入れる泉ですがそのすきにレンタルビデオを見られてしまいます。

なんとケンさんのやくざ映画。任侠もので勉強しようと思ったのですね~~。

しかし、真由美の言い方はちょっとぐさっときます。お父さんっ子だった泉に

恋人だったという事実を突きつけてくるのはきついですね。

つい耳をふさぎ、やめてくださいって言いたくなるのわかります。でも・・・

  汚れてないねぇ・・少しぐらい汚れないと人生の裏側が見えてこないわよ。

そして請求書だという封筒を置いて帰っていきました。


学校の帰りを待ち伏せする佐久間。組長と呼ぶので焦る泉です。

いくら焦っても町内会は組長とは言わないよ~~~^^

そして超高層ビルの浜口組を知る。これだけの立派な自社ビルを持つということは

それだけ悪家業に手をだしているということになりますか?

今更ながら目高組との違いに愕然としますね。

表向きの堅気の仕事も持っているという佐久間の説明も上の空。

泉は任侠映画で予習してきたと言うんです。

佐久間がシマを荒らすやからは同じもののようだと説明していると

浜口は双眼鏡を持って振り返ります。泉に目を向け・・そちらは?

泉は緊張の度合いも高まり、カバンを佐久間に預け・・・予習どおり・・・

手のひらを前に差し出し・・・

   おひかえなすって!目高組8代目組長、星泉です。

   以後、お見知りおきおき・・・

いやあ~もうね・・ここで大爆笑!!かわいかったぁ~~~!!!!!

もちろん、浜口一家は失笑し、マスコットキャラクターかと笑いますが、

佐久間は泉の心意気をしっかり受け止めました。

   うちの組長は先代の血筋の方だ!組長なめたらただじゃおかねえ!

そして泉はまた予習してきたとおりに浜口へ言う。

   うちのシマに嫌がらせをやめてください。一般の人、いや、堅気の人に

   迷惑をかけるのは極道の仁義に反すると思います。

うんうんとうなずく佐久間は満足そうです。

浜口はあくまで佐久間が欲しいようですが、佐久間はヘロインに手を出す組の

杯を受ける気はないと即座に断ります。

それを見越したように泉にはこれからは敵同士になると告げるのです。

そしてそれが合図のようにシマの荒らしをさらに激しくしていく浜口組。

目高組内部も泉のためになめられたことをぶつけてくる始末で泉は落ち込むだけ。

    組長なんて口だけでなれるもんじゃねんだよ。

しかし、泉にこれ以上何ができたでしょうか?

翌日、時間になっても顔を出さない泉に佐久間と武は顔を見あわせるばかりです。

 

そのころ泉は家で悩んでいました。つけの請求書という封筒が目に入ります。

中は手紙。真由美には死んだ時、泉に渡してほしいというものと泉に対するもの。

  泉は、すこし生真面目なところがあるからパンクしそうになったときは

  筋を通す。それだけを考えて行動してみるといいよ。

  例え上手くいかなくても、自分のなかで一本筋が通っていれば

  それだけで道は開けると思う。

泣きながら泉は走ります。もう迷わない・・・目高組の組長として。

そこでストリップの経営者がホテルに連れ込まれるところに出遭います。


女子高生に看板背負わせる組に頼れないという声が・・続々と浜口組が入って

きます。コノヤロー。ヒデとケンが突っかかりますが多勢に無勢。

瞬く間に二人は床に縛られ転がされる運命。

浜口が現れました。暴力はやめて欲しいという泉に、誠意を見せろといいます。

すなわちそれはストリップ。思わず怯んでしまう泉。


舞台中央に立つもどぎまぎして動けない泉。どうした?あいつ等を助けたいんじゃ

無いの?脱ぐの?ぬがないの?

ケンとヒデはやめろと言いますが・・黙って見てろと啖呵の泉。

靴を脱ぎ、靴下を脱ぎ、制服のファスナーを上げ・・劇場は脱げの野次が飛び。

そして制服を脱ごうとあげたとたん、佐久間が現れます。

みんながリリィさんを守ろうとしたのに自分だけがみんなに守られてここで

やめたらまたバカにされます。組長になったからには筋を通したい。

子供のケツふくのは親の務めですから。あくまで脱ごうとする泉。

    分かりました!

佐久間はおもむろにジャケットとシャツを脱ぎ捨て、背中の刺青を見せます。

    この麒麟にかけてシマと組長を守っていきます。

    今日はこれに免じて帰ってください。

深々と土下座する佐久間です。この背中をみて何かを感じたのか浜口も今日だけ

という条件つきで帰って行きました。

舞台で固まったままの泉はジャケットをかけてもらい、一人で背負いこまなくていいと

声をかけてもらいます・・。ようやく人心地ついたように大粒の涙を流してへたりこみ

ます。こうして、泉は組の皆組長として認めてもらえることになりました。

商店街を佐久間におぶわれて歩いていると向こうには商店街の人たちが歓迎して

くれています。リリィが泉の様子を伝えてくれたのですね。


一難去り、次は父のこと。どうもヘロインが絡んでるということです。

そんなときに、いつでも来てくれていいと言った真由美を思い出し、

店に行ってみるのです・・・

真由美は泉の顔を見て、とうとう来たかという顔。

                        

とにかく長澤さんがキュートでかわいくて見とれました。

あの「おひかえなすって」には爆笑しましたが、同時に胸きゅんきゅんですわ。


それにしても佐久間のかっこいいこと。

組を守るというメンツと組長を大事にするかっこよさと・・・できすぎですな。


コメディー色が強くなりましたね。

こんなに笑っていいのかというくらいツボでした。

警官のどこの方言かわかりませんがバイリンガルもなかなか爆笑でした。

長渕ファンの組員が最後までそれをネタにしたのも良かったね

残り5話!

終わるのがもったいないです!!