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何かに向けて走ってます。 旅するランナーです。
NYでエナジーチャージし、HAWAIIでリセットしてます。

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静かな感動~神戸マラソン~

2012-11-28 | RACE

いよいよ、やって来た地元、神戸でのフルマラソン。

地元といっても、隣市民であり神戸ではないけれど、学生時代の4年間、そしてこの兵庫県に住みだして15年弱。

私にとって、第二の地元であることは間違いない。

本気で走り出して7年になる。

その頃から、ずっと出ていた神戸女子ハーフマラソン。

自分のランの原点であるホノルルマラソンへの景気付けの大会であり、本気でタイム狙えるコースで、長年の夢だったニューヨークシティマラソンの資格もここでとった。

それは、本当に大切な大会であった。

そのノウハウを継承して、この大会が発展的に開催されることになった。

兵庫県は同時に陸上王国、駅伝王国。そんなある面マニアックではあるけれど、走ることをお祭りというより、神聖なものととらえてくれているような感があり。

だからこそ、神戸は大切なものになることは分かっていた。

 

昨年の第一回、ニューヨークを回避してまでも走りたかったが、抽選で走れず、、残念。

そんなときに、追加抽選とはいえども、このチャンスをいただいた。走れなかったニューヨークの代わりでもなく、地元の大会を味わうぞ。

特別な、素晴らしい一日になる事は間違いない。

 

そう感じスタートに立つことになった。

 

とはいえ、現実は感動だけでは片づけられる状況ではなかった。

ずっと続く体調不良が影響したのか、腰足の痛みが収まったとおもえば、口内炎が痛くって(涙)前日はずっとその痛みの対策ばっかり。

夜もやっぱり緊張しているのか、、眠りは浅かった。

それでも、9時スタートの大会に、家を出るのは7時半でも充分間にあう。家でゆっくりとご飯を食べ、電車で15分。本当に近い。

朝はあり得ないくらいの快晴だ。六甲山がくっきり。

 

荷物を預けて、スタートエリアに。それでもスタートまで45分前。

あ、そういえば、すぐ荷物預けちゃったから、写真がないなあ(笑)

待機場所は、市役所前。感動も、感慨もなく、なんか余りにも普通な感覚だった。今からフルマラソン走るの?って感じ。

ブロックはA、最前列グループ。

ブロック大きいから、知り合いには全然会えない、、と思ってた。

ふと前みるとチームメイトが。しばし雑談してたら、セレモニーが始まった。黙祷やら震災に関するメッセージ。

そういうのを厳粛に聞いていたら、いつのまにかスタートになっていた、みんなどんどんスタートしていく。拍子抜け。あらあら。1分も経たずに私もスタート。

 

今日はどんな走り?
ことしまともにロング走をせずに走れるほど甘くないのはランナー暦も長くなった自分だから嫌ほど分かってる。「マラソンにはまぐれはない」のだ。

満足な走りをするには、人それぞれだが、私の場合は複数回30kmをこなさないと、走れないってのがわかってる。

それに、体調が上向きとはいえ、一週間前には熱を出して寝込んでいた現実はごまかすこともできず。

タイムがどうのこうのより、楽しむ。で、ここから始まるシーズンに繋げていかねばならない。

じゃあ、今日できるのは?


やっぱり、30km走でしょ。
所謂王道の本命の大会の設定ペースから、マイナス20~30秒くらいでで30km走る。それでいこう。


焦らずのんびり行きましょう。

しばらく走ってるとラン友が。神戸は背中に名前が書いてあるから、すぐわかった(笑)調子良く先を走っていかれるが、安全運転。
道は狭いも、あんまりきにならない。ゆっくり走ってるからか。
これがレースペースだったらいらいらしながら抜いて行くのだろうか。
逆に後ろからジグザグするランナーが多い。
気温は6℃、風速0.5m、快晴と間違いなく、史上最もいいありえないくらいのコンディション。寒くもなく、暑くもなく、敢えていうなら日差しが眩しいくらい。

あー、勿体ないなあ。このコンディション(笑)


5kmを過ぎてから、少しずつ淡々と走れるようになってきた。身体にどこにも力を入れずリラックス。

頑張ってないもんね(笑)無理してないもんね。そらそーだ。手元の時計のGarminは速度が一定で動かない。安定して走っている証拠。

 

そのままずっと淡々と。

あー、ここ神戸ハーフで走ったなあとか試走したところだなあという思いはふつふつと出てくるも、、、

本当に淡々。正直もっと感動するんだろうかなあ?と思ってたが、全然。もう本当に練習のようだった。小さなアップダウン、道路の小さなデコボコも、うんうん、

うなづきながら。全て私には既にインプットされていることだった。

沿道の毎キロ表示も、見る事無く、あ、そうそう、ここは○km地点。そろそろ10kmだなあ、15kmだなあと全てが想定されたから、感動が全然ないのだ。

 

やっぱり、ここは自分のロングの練習コース。飽きるほど走っているから新鮮味がない。

という反面、いつも飽きるほど走ってるが、かなりゆっくり。だから、今日はレースとなると、走るペースが速い分、それは気持ち的に楽だった。

すっかり練習のようだ。テンションが上がらない。

体調不良が影響してか、身体に力も入らないので、余裕もあんまりないんだよね。

 

それでも!!

 

こんなに美しい青空の神戸ってあっただろうか?

本当に、本当に雲一つない。太陽が眩しいくらいに光り輝いている。明石海峡大橋だって、光ってるのは、今まで見た事あったっけ?

折り返し、須磨の海に広がる、大漁旗を誇らしげに広げて応援してくれる漁船。

そして、何よりも、一人で淡々と走っていることと一番の違いは、

沿道で、素晴らしい応援と、励ましてくれる観客の人、そしてボランティアの方々。

おにぎりを差し出してくれたり、給水だってたっぷり。青空が広がっているけれど、気温は全然上がらず、暑さは感じない。だけど湿度の低さに給水は本当に大切。

充分過ぎる給水に、ポケットに入れていたパワージェルに手を伸ばす事より、沿道から差し出してもらったおにぎり、あんぱん、ありがたかった。

かなりいつもよりペースを落としているが、なんとか目標ペースでは走ってるはず。

5kmごとのラップも悪くない。まずまず。

だけど、今日はGarminはご機嫌が悪い。23km地点で全くGPSを捕捉しなくなり、もうどれくらいのペースで走ってるか、わからなくなった。

体感に頼る。でも、それも今日は大事だよな。

そして、


とりあえず、なんとか30kmまでは持ってほしいなあ、とじり貧をギリギリで抑えながらなんとか30km地点まで到着。
2時間44分。(5’30ペース)

予定通りといったら、予定通り。自分のペースを体調悪いながらも、きっちりキープできたことに、我ながらランナーとしてのテクニックは悪くないなあ。

 

ここからペースアップ?どうする?

ほっとしつつも、余裕は・・・あんまりない(涙)

足は元気だけど、ずっと立ちくらみのようなめまいがしている。こんなことは今までにもあまり経験したことない。体調に余裕はない。

ここからは、欲を出さず、次のレースに対して温存すべく、ペースダウンを選択した。

神戸で無理してしまったら、まだ次に繋がらない。ボストンまでは半年近くあるんだから。

 

30km地点で足を止め、屈伸し、水分補給をしてから、一気にジョグへ切り替え。


ここからは出来る限り沿道の人たちとコミュニケーションとりながら、楽しく走ることにした。

みんな、笑顔でどんどんハイタッチをしてくれる。そしてボランティアの人たちも、大声でエールをくれる。

この辺はなんども走って来た神戸女子ハーフのコース。調子いいときは4分30秒くらいでも走ってた場所。

びゅんびゅん景色が流れていく場所なのに、いつまでもサッカー場は小さくならないし(笑)風景が過ぎ去ってくれない。

 

余裕はないけれど、水分、糖分はちゃんととっていたので内臓は疲れていない。足だって余裕はないが、まだなんとか持ってくれそう。

だけど、一旦気持ちを緩めたせいで、トイレは行きたいような、行きたくないような。うーん、悩む。

ここでタイム優先だったらパスするけど、気になりだしたらとことん気になりだす。

今日はいいや。32km辺りの中央市場のトイレでコースアウト。


コースアウトすると、トイレは、建物の意外に奥だった(笑)ここで3分くらいタイムロスしたのかな。

後で、これがすごい後半に影響が出るなんて、、その時はあんまり感じなかった。



気分的にも落ち着いたので、またここからペースを上げて行くことに。
足はさほど疲れてなかったけど、噂の浜出バイパス(35km地点)。一気に高低差が上がる。

普通にゆっくり上がってるが、、周りは歩いている人が多い。知らない間に結講抜いていることになってる。

こんな高い場所を走れるなんて、なかなかできないからは楽しむぞーっと思っていた。

が、実際走ってみると、高速道路の中って感じでせっかくの快晴なのに曇りガラスであんまり絶景が見れない。残念。

そこから神戸大橋まではずっと単調で、小さな上りは、きついなあ。ゆっくり走って美しい海を眺めようと思うも、太陽で眩しすぎた(笑)


神戸大橋を一気に下り、そこから淡々と走るが、さっきのトイレによるコースアウトが、ここで一気に影響が。
ラスト12kmを1時間15分だったから、キロ6でいっても、サブ4やなあと計算はしていたけど、トイレロスがここで足を引っ張ってることに気づく。
1kmごとの看板でキロラップを確認して、うーん、本当にギリギリだ。
ここで手は抜けないじゃん><

ラスト1km、ちょっと落ちて来た。まずい。
フィニッシュの辺りから、4時間切れるよーという声が。


いや、4時間切らないとまずいでしょ、私。どんなに調子悪いとも、このコンディションでは4時間切らないと、一応僅かなプライドが(笑)

 

だけど、左足にかなり疲労が溜まっていた。

ずっと利き足の右がここずっと痛く、腰痛や座骨神経痛にまで影響していて今日はガッツリテーピングした。
だけど、左は、ふくらはぎのみだったんだよね。。。左に逆に負荷がかかっていた。


ラスト200m、本当に1分となった。

焦って焦ってペースを上げたら、思い切り左足がつった。もう使い物にならない。

 

そんな足を引きずってやっとの思いでグロスでも4時間切る前になんとか戻って来れた。

今年の東京と同じように痙攣を起こし、ほどひどくはなかったけどしばらく歩けなかった。

メディカルにお世話になる。

しかし今回は単なるこむら返りで、給水(経口補水液 OSー1)をもらったら落ち着いた。

後は普通に歩いて戻れたが、やはり最初から調子悪かったように、ずっとめまいはしていた。こういうのは初めてだ。やっ ぱり体調はあんまり良くなかったね。

それでも、まあその状態を理解して、ロング走ということで欲を出さず、地元を走れたってことで、良しとするか。

それにしても、今日の天気は、ありえないほどの快晴だった。
こんな天気が良かったなんて、記憶にほとんどないぞ。

 



ゴールでは、バナナをもらい、温かいみそ汁が嬉しかった。着替えて、建物の外に出たら、ボランティアの人たちが次々と神戸スイーツをたくさん手のひらに載せてくれた。

 

 

神戸を走ってみて、意外だったのは、すごいわくわくするのかな、感動するのかな、と思ってたのだけど、

そんな感情が全くなかった。

 

体調が悪かったから?感動してないのかな?

 

いや、そうじゃないんだと思う。

本当に、ここには、私の日常があるんだということ。

一度も辛いことや、嫌に思ったり、そんな感情がなく、まるでそれは空気のような一日だった。

 

だから、地元なんだということ。アタリマエが素晴らしいのだ!!

 

なにより。

家から帰りまでこんな近い場所で、走らせていただけたこと。

カメラを持たずに走ったのが惜しいくらい、神戸の街が光り輝く空だったこと。

ボランティアの人たちのホスピタリティは文句つけようがないこと。

アシックスの師匠であるTさんにやっぱり出会えてハイタッチができたこと。

全てがアタリマエの素晴らしさ。静かな感動が沸き上がってきた。

 

これが、今まで走った中でも、アタリマエの素晴らしさ。

コース、やっぱりいい。本気で走るコースだ。神戸はやっぱりこれからも、本当の意味での「特別」な大会なんだなあ。



今シーズン、明日からのことは、、、正直分からない。

現実は本当に厳しい。確実に力強く走れる力は、現時点では、無い。

 

このまま、私は終わってしまうんだろうか・・・。どうなんだろう。

 

まずは体調万全にしよ。心技体が整っていないと、本当の意味での私の走りとは遠いものとなる。

そして、レースの翌日、ディナーミーティングがあり、ボスからちゃんと出席しろっていうプレッシャがあり、無理できなかったのも事実。

これはばっちりだったので、市民ランナーとして合格だね。

 

でも、とりあえず、とにかく、まさに、テーマ通り、「感謝」。

この大会が、私にとっていろんな意味でのターニングポイントになるような気がする。



走ってほんとうに良かったなあー。また、神戸は走りたい。

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1 Comments

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足の痙攣 (痙攣)
2012-12-05 05:49:21
はじめまして、突然の投稿失礼いたします。レース中の足の痙攣予防に、グラファイトバンドを販売しているライフサポートギブの飯塚と申します。 もう2度と痙攣で悔しい思いをしなくなります。2万人以上のランナーさんが使用しています。(販売5年目)
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