●幸漁丸 観戦記/平田恭史
5月17日。前日の天気予報では「雨」。しかも波が1m後、4m。
「海・山のレジャーにはお気をつけください。」だと。
柴田さんから金曜日のメールで「日曜日については万が一荒天中止の場合、
明日の夕方までに全員に連絡させていただきます。」とのこと。
すっかり中止になると思っていたのに連絡がない。
半信半疑で朝2時に、しとしと雨の中、集合場所に行く。
すっかりテンションが下がっていたが、出船可能とのことで一路宮古街道をひた走る。
岩渕さんから前日は竿頭8kgとの情報、
車の中で「本日大漁」の妄想が膨らみ、途中餌を2千円分購入。
船は、重茂漁港「幸漁丸」。
参加者は岩渕さん・村田さん・君沢さん・宇田さん・高橋(啓)さん・平田の6名。
船頭に挨拶。話好きのなかなか良さそうな船頭である。
船長「昨日は良かったよー。」平田「じゃあ、今日も期待できますねぇ」。
船長「さあ、どうかなぁ。連チャンで良いことはあまりないからなぁ」。平田「ありゃー!」
5時に出船。出船時からすでに雨が降っており、いきなりカッパを着ての釣りとなる。
風強し、波高し。
先ずは、先日午前中に良く釣れたというポイントに行く。期待に胸躍らせながらの第一投。
車内での妄想ではすぐに当りが来るはずが、しばらく当り無し。
しばらく小突いて、船内にやっと一枚目があがる。
その後も当りが極めて遠く、当たっても針に乗らない食い渋りの状態が続く。
船頭もこまめに移動してくれるが、移動した先で1枚出れば、後が続かない。
岩淵さんが「昨日は10時までがピークだったので、
今日は10時以降が良い筈」と根拠のないことを言い出す。
ところが、10時頃から、なぜか幾分食いが上昇。
特に私の横で宇田さんが良型のナメタばかりを釣り上げて行く。
私には超小型のヒガレイばかりがかかる。ふと船頭を見ると「腕だよ!」と言いたげに、
私を見ながら腕をたたいて、にやりとしていた。
その時、小突いている手元に明確な当たり。
がっちり針がかりさせると、とてつもなく重い。
巻いてくる途中、何度もドラグを滑らせ糸が出て行く。
「うわさに聞く、座布団カレイか?」と緊張しながら巻き上げると、
まるでコイのような丸々太ったアイナメが登場(後の検量で58cm)。
本命でなくガッカリ。その後もポツポツと忘れた頃に、
私以外の釣り人にナメタがかかる。13時の最後の移動先で、
高橋さんが大型マコガレイを釣り上げて納竿となった。
結局、「ナメタおやじ」と皆から冷やかされた宇田さんが、本年2度目の優勝を果たした。
ずっと雨と風が吹きすさぶ寒く、
しかも当りが遠い中8時間もひたすら小突いていた皆様、本当にご苦労様でした。
●第2戦に続き、早くも今季2勝目を挙げた宇田さん。
舟越さんの独走許すまじと、40㎝超えのナメタを揚げ、大物ボーナス点を獲得。
フライロッドならぬ鰈竿を試作中とか!?
●悪コンディションにもかかわらず、がんばりました。
前列左から/不肖岩渕、フライロッドビルダーの宇田さん、定年釣り師こと作家の村田さん。
後列左から/キリンビール岩手支社長・平田さん、熱血!報道部長・君沢さん、
釣りクラ・インストラクターの啓司さん。
5月17日。前日の天気予報では「雨」。しかも波が1m後、4m。
「海・山のレジャーにはお気をつけください。」だと。
柴田さんから金曜日のメールで「日曜日については万が一荒天中止の場合、
明日の夕方までに全員に連絡させていただきます。」とのこと。
すっかり中止になると思っていたのに連絡がない。
半信半疑で朝2時に、しとしと雨の中、集合場所に行く。
すっかりテンションが下がっていたが、出船可能とのことで一路宮古街道をひた走る。
岩渕さんから前日は竿頭8kgとの情報、
車の中で「本日大漁」の妄想が膨らみ、途中餌を2千円分購入。
船は、重茂漁港「幸漁丸」。
参加者は岩渕さん・村田さん・君沢さん・宇田さん・高橋(啓)さん・平田の6名。
船頭に挨拶。話好きのなかなか良さそうな船頭である。
船長「昨日は良かったよー。」平田「じゃあ、今日も期待できますねぇ」。
船長「さあ、どうかなぁ。連チャンで良いことはあまりないからなぁ」。平田「ありゃー!」
5時に出船。出船時からすでに雨が降っており、いきなりカッパを着ての釣りとなる。
風強し、波高し。
先ずは、先日午前中に良く釣れたというポイントに行く。期待に胸躍らせながらの第一投。
車内での妄想ではすぐに当りが来るはずが、しばらく当り無し。
しばらく小突いて、船内にやっと一枚目があがる。
その後も当りが極めて遠く、当たっても針に乗らない食い渋りの状態が続く。
船頭もこまめに移動してくれるが、移動した先で1枚出れば、後が続かない。
岩淵さんが「昨日は10時までがピークだったので、
今日は10時以降が良い筈」と根拠のないことを言い出す。
ところが、10時頃から、なぜか幾分食いが上昇。
特に私の横で宇田さんが良型のナメタばかりを釣り上げて行く。
私には超小型のヒガレイばかりがかかる。ふと船頭を見ると「腕だよ!」と言いたげに、
私を見ながら腕をたたいて、にやりとしていた。
その時、小突いている手元に明確な当たり。
がっちり針がかりさせると、とてつもなく重い。
巻いてくる途中、何度もドラグを滑らせ糸が出て行く。
「うわさに聞く、座布団カレイか?」と緊張しながら巻き上げると、
まるでコイのような丸々太ったアイナメが登場(後の検量で58cm)。
本命でなくガッカリ。その後もポツポツと忘れた頃に、
私以外の釣り人にナメタがかかる。13時の最後の移動先で、
高橋さんが大型マコガレイを釣り上げて納竿となった。
結局、「ナメタおやじ」と皆から冷やかされた宇田さんが、本年2度目の優勝を果たした。
ずっと雨と風が吹きすさぶ寒く、
しかも当りが遠い中8時間もひたすら小突いていた皆様、本当にご苦労様でした。
●第2戦に続き、早くも今季2勝目を挙げた宇田さん。
舟越さんの独走許すまじと、40㎝超えのナメタを揚げ、大物ボーナス点を獲得。
フライロッドならぬ鰈竿を試作中とか!?
●悪コンディションにもかかわらず、がんばりました。
前列左から/不肖岩渕、フライロッドビルダーの宇田さん、定年釣り師こと作家の村田さん。
後列左から/キリンビール岩手支社長・平田さん、熱血!報道部長・君沢さん、
釣りクラ・インストラクターの啓司さん。