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超音波療法

2017-03-20 00:52:34 | 物理療法

超音波療法には,以下の2つがある.


①連続波(温熱効果)

②間欠波(非温熱効果)



適応は,


連続波では慢性疼痛や筋スパズム


間欠波では靭帯損傷や浮腫,血流の改善


が挙げられる.



禁忌には眼や悪性腫瘍,脳・脊髄があるが,大会に金属が挿入されていても適応となる.






表層2cm以内には,筋膜までの組織(表皮・真皮・皮下組織)が,表層2~5cmには,主に骨・筋組織が存在している.



非温熱効果では,


①細胞膜の透過性亢進や活性化による炎症の軽減

②細胞間質の組織液の活性化による浮腫(腫脹)の軽減

③骨芽細胞の活性化による骨折治癒の促進


が認められている.


また,変形性膝関節症で生じる膝関節の運動時痛軽減に効果があると示唆されている.



【超音波療法のエビデンス】


①頸部痛・腰痛→Grade D(無効や害を示す科学的根拠がある)

②肩関節周囲炎→Grade C2(行わないように勧められる科学的根拠がない)

③変形性膝関節症→Grade A(行うように勧められる強い科学的根拠がある)



【臨床研究】


①炎症の軽減
 周波数1MHz,強度0.5W/c㎡,時間照射率20%

②内側ハムストリングスの伸張性向上
 強度0.5~1.2W/c㎡,6分間

③骨芽細胞の活性化
 周波数1MHz,強度0.2W/c㎡,3分間(間欠波)

④筋組織内循環の改善と筋硬度の低下
 周波数3MHz,強度1.0W/c㎡,10分間(連続波)

⑤棘下筋への照射による可動域の向上
 周波数3MHz,強度1.5W/c㎡,5分間(間欠波)
※強度2.0W/c㎡では疼痛が生じやすい

⑥超音波とTENSの併用による筋血流の改善
 超音波:周波数3MHz,強度1.0W/c㎡(連続波)
 TENS:周波数5MHz,筋収縮が起こる強度,パルス幅50μsec
※5分間の施行で15分間の持続効果あり



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