空手道へっぽこ稽古日誌 An ordinary person's karate practice diary

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来たれ警察官!小柄だって大丈夫 24道府県で基準緩和/10.05.09/朝日新聞

2010年05月27日 | 【NEWS】
来たれ警察官!小柄だって大丈夫 24道府県で基準緩和
2010年5月9日 朝日新聞

全国の警察職員採用で、身長、体重などの身体基準や年齢制限を緩める動きが広がっている。基準を緩和したのは2008~10年度採用の3年間で計24道府県警に上り、一部を撤廃した警察もある。犯罪が多様化する一方で受験者が減り、「優秀な人材に幅広く門戸を開きたい」というねらいがあるようだ。

3月末に高知県警の採用説明会に参加した長野県の生命保険会社員井上舞さん(28)は長野、高知両県警を受験予定という。身長152センチの井上さんが受験できるのはこの2県警などに限られるからだ。

現在の会社に勤めて4年目。警察官になりたいとの夢があり、「専門性のある仕事をしたい」と昨年初めて長野県警を受験し、今回が2度目の挑戦。住民とじかに接する地域警察官を志望する。「チャンスが巡ってきましたね」

長野県警は2008年度に男女の身長、体重や男性の胸囲基準を撤廃した。採用担当者は「握力や反復横跳びなどの身体検査をクリアすれば、体格で不合格にすることはない。業務に支障もない」。高知県警は10年度から女性警察官の身長基準を5センチ下げ「148センチ以上」にした。原田哲・警務課次長(導入決定当時)は「家庭内暴力(DV)や性犯罪被害者対策など、女性警察官への需要の高まりに対応した。人物重視で採用したい」と言う。

福島県警が3月下旬に発表した10年度採用の警察官の受験案内でも、身長、体重、男性の胸囲の基準に、いずれも「おおむね」の言葉を加えた。08年度からは年齢の上限も4歳引き上げ、「33歳未満」とした。緩和した理由について、警務課の板垣靖志・人事第1補佐は、受験倍率の低下と団塊の世代の大量退職に伴う即戦力の必要性を挙げ「多様な人材を獲得するため、一つの基準にとらわれず総合的に判断したかった」と説明する。

福島県警が08年度に採用した警察官177人のうち、22人がそれまで受験資格がなかった29歳以上。前職も高校教員、消防士、僧侶、俳優、プログラマーと幅広い。

都道府県警察では、警察官の採用にあたって年齢や身長や体重などの身体基準に制限を設けてきたところが多い。男性でほぼすべてが「160センチ以上」もしくは「おおむね160センチ以上」。女性で約半数が「155センチ以上」もしくは「おおむね155センチ以上」としてきた。

警察庁は「被疑者の逮捕、制圧など警察官としての職務を遂行するため必要な身体能力を判断するため」としているが、数値の根拠は「基準などを定めた要綱などはなく、分からない」と説明する。(小寺陽一郎)



就職難と求人難、いろいろあるなぁ。
学校の先生や公務員、自治体職員もそうだけど、異業種経験者の受け入れはもっとあってもいいんじゃないだろうか?
体格の面は吉とでるか凶とでるか。