からすの巣・別館

日々の身の回り雑記

入院時のアイテム

2010-03-21 01:51:04 | 入院記録
入院記録として、
自分の次回の入院までに忘れないように、入院時便利だったもの、ほしかったものを書いておこうと思います。

便利だったもの
1位:テレビの聞けるラジオ
携帯でテレビは見れるが、ラジオは聞けない。
また、携帯を起動状態にしておくと電気を食うので、ラジオタイプのテレビを聞けるものが便利。ただ、もうすぐアナログ放送終了。
2位:キシリトールガム
術後すぐは歯磨きも禁止なので、キシリトールガムは重宝した。また、夜中、小腹がすいた時お菓子を食べた後、洗面所に行くのも面倒なので、キシリトールガムを噛んでごまかしたり、口が寂しいときなど、キシリトールガムは結構消費した。持ってきてよかった~って思った。
3位:携帯電話(メール機能・テレビ録画機能)
携帯は正直、なくても良かった。ただ、あると電話機能以外が便利。
4位:単3&4充電池用充電器(電池込)
ラジオの電池を充電式にして、携帯の充電も電池式にしたので、単3&4充電池用充電器は重宝したが、ほとんど電池の切れることはなかった。

本類は病院に結構あるので、必要なし。図書館感覚で、読んだことのないものを探すと暇つぶしになる。

あるとよかったもの
1位:音のしないお菓子類
さすがに病室でせんべいをバリバリ食べれない。ぬれせんとか、シュークリームとか、音のしないお菓子類をドラッグストアなどで買いあさっておくべきだった。

必要なかったもの
1位:勉強道具
2位:仕事道具(資料など)
仕事道具はコンプライアンス的にも大したものは持ち込めないが、術後しばらくはやる気もしない。勉強道具は、そもそもやる気がしない。
これらはただの荷物になるだけだった。

これから入院する方、ご参考に。

入院・手術記録 3 ~退院まで~

2010-02-28 05:50:14 | 入院記録
2月8日 月曜日
今日も普通に寝ないように気をつけるが随分寝ている感じ。ただし上体を30度に起しておく必要があるので注意。6時に部屋の電気がつく。
8時過ぎに朝の検診。7時過ぎから患者はスタンバっているのにだんだん遅くなるような気がする。術後日が経つと後回しになっているのかもしれない。
検診では閉創した部分は特に漏れもなく、炎症もない。問題ないらしい。
眼圧:19 正常値ギリギリ。あまり問題ないらしい。
術後の視力検査を初めて行う。手術前と同じ感じ。乱視も特に見られない。
目を縫っているので術後は乱視になるケースがあるらしいが、今のところ大丈夫らしい。まあ、もともと乱視気味だが・・・。
本来15日退院の予定だが、早まりそう。最悪週末の12日退院。
シャワーをしたのち、洗髪してもらった。その後、売店や屋上まで歩いて、マンガを読んで時間をつぶす。ただし、1話読んでは休憩。目に負担がある感じはする。
夕方、会社の先輩や同僚が見舞いに来て下さった。なんと、退職されたYさんも来て下さった。ありがたいです。
先輩のUさんも以前、黄斑円孔で手術をしているので、この手の入院生活を体験している。そのため、現在の私の調子も理解して下さっていて、スポーツ新聞とエッチな雑誌を差し入れして下さった。
さすがに術後3日以上たつと、手術の精神的ダメージと、傷口の直接的なダメージが解消されてきていて、心身ともに元気になってきているので、この手の差し入れはうれしかった。
みなさんに感謝感謝。
その後、教授回診があり、5秒で終了。傷は全く問題ないようだ。

2月9日 火曜日
夜は寝ないようにできなくなってきた。ただし上体を30度に起しておく必要があるので注意。6時に部屋の電気がつく。
8時過ぎに朝の検診。7時過ぎから患者はスタンバっているのにだんだん遅くなるような気がする。術後日が経つと後回しになっているのかもしれない。閉創した部分は特に漏れもなく、炎症もない。問題ないらしい。
眼圧:18 正常値。高めではあるが・・・。あまり問題ないらしい。
主治医に「退院は水曜か金曜、どちらがいいですか?」と聞かれた。
そりゃもう、早い方がいいので、「水曜でお願いします」と答えた。
本来15日退院の予定だったので相当早まりそう。ただし、「回復が早いということは手術で切ったシュレム管が再びふさがる可能性も高いので、一概によいとも言えない」と言われた。つまり、近い将来再度手術する可能性もあるということ(これは手術前に告げられている)。
まあ、だいぶと手術の恐怖が薄れてきたので、しょうがないと思えるようになってきた。
マンガを読んだり売店や屋上まで歩いて時間をつぶす。

2月10日 水曜日
夜は寝ないようにできなくなってきた。ただし上体を30度に起しておく必要があるので注意。6時に部屋の電気がつく。
8時過ぎに朝の検診。だんだん遅くなるような気がする。閉創した部分は特に漏れもなく、炎症もない。問題ないらしい。
眼圧:20 正常値ギリギリ。あまり問題ないらしい。
目は傷口付近は充血したまま。まあ当分はこのままだろう。
退院ですね。と主治医に告げられる。次回の通院は本来の退院予定だった15日。
9時前に明細が来て、いつでも出られるようになった。
着替えて荷物をまとめ、同じ病室の方、看護師の方にも挨拶をして出た。会計を済ませて病院を出る。9時5分ごろ。
10時過ぎにつきみ野駅につく。妻が車で迎えに来てくれていたが、買い物に付き合わされ、11時過ぎに帰宅。
つかれた~。

入院・手術記録 2 ~手術後数日まで~

2010-02-27 07:38:14 | 入院記録
2月3日
うたたね程度で朝まで過ごした。6時に部屋の電気がつく。
7時過ぎに朝の検診。
手術後初めての検診なので、すこし心配。
テープで固定された眼帯を初めて外す。視界が開け、周りが明るく見えてほっとする。
若干ピントが合わない。また、両目で見ると目が回る。
もしかしたら、手術の局所麻酔の影響があるのかなぁとも思う。
閉創した部分は特に漏れもなく、問題ないらしい。
眼圧:16 正常値。
再び眼帯をテープで固定。大量に目やにが出ているようだった。
その日はその後も特に何もなく、ひたすら横になってすごす。
手術の精神的ダメージの回復に時間がかかる。

2月4日
うたたね程度で朝まで過ごした。6時に部屋の電気がつく。
7時過ぎに朝の検診。昨日と同じ。
テープで固定された眼帯を外す。昨日よりはピントが合う。まだ、若干両目で見ると目が回る。
閉創した部分は特に漏れもなく、炎症も起きていない。問題ないらしい。
眼圧:16 正常値。
再び眼帯をテープで固定。まだ大量に目やにが出ているようだった。
その日はその後も特に何もなく、ひたすら横になってすごす。
手術の精神的ダメージはまだ回復していない。
でも、テレビの聞けるラジオでテレビを聞きつつ、携帯のワンセグで気になるものを録画する元気は出てきた。

2月5日
昨日よりはよく寝た。眠った時間があったことを実感できる感じ。6時に部屋の電気がつく。
7時過ぎに朝の検診。
テープで固定された眼帯を外す。もうピントも合う。
閉創した部分は特に漏れもなく、問題ないらしい。
眼圧:15 正常値。
再び眼帯をテープで固定。まだ目やにが出ているようだった。
その日はシャワーの日だったので、予約をして、入院後初めてシャワー。
まだ首から下のみなので、看護師の方に洗髪もしてもらう。
その後、特に何もなく、売店や屋上まで歩いてみる。
手術の精神的ダメージはほぼ回復。

2月6日 土曜日
だいぶ普通に寝れる感じ。ただし上体を30度に起しておく必要があるので、熟睡は少ないと思う。6時に部屋の電気がつく。
7時過ぎに朝の検診。
テープで固定された眼帯を外す。もうピントも合う。普通。
閉創した部分は特に漏れもなく、炎症もない。問題ないらしい。
眼圧:16 正常値。
再び眼帯をテープで固定。もう眼帯をサエキ眼帯という金属製の穴あき眼帯に変えてもよさそうだが、もう1日テープで固定となった。残念。
売店や屋上まで歩いてみる。午後、会社の別の部屋の後輩が見舞いに来て驚いた。
手術の精神的ダメージはほぼ回復。眼帯の隙間から両目でものを見ている。

2月7日 日曜日
普通に寝ないように気をつけるが寝ている感じ。ただし上体を30度に起しておく必要がある。6時に部屋の電気がつく。
7時過ぎに朝の検診。
テープで固定された眼帯を外す。普通。
閉創した部分は特に漏れもなく、炎症もない。問題ないらしい。
眼圧:20 正常値ギリギリ。術後上昇することもあるし、点眼がステロイドを用いているので、上昇する可能性は高いので、あまり問題ないらしい。
眼帯をサエキ眼帯という金属製の穴あき眼帯に変えた。普段は外していていいらしい。
午前中に妻と子が初めて見舞いに来た。家から結構遠いので来ないように言っていた。
子供Rはすごくおとなしくしていた。子供Yは患者用の本棚の本を読みまくっていた。
習い事の予定があるのですぐ帰って行った。遠路はるばるありがとう。
その後、売店や屋上まで歩いてみる。午後、会社の上司が見舞いに来て下さった。食事制限のない私に食料の差し入れをしてくれた。
眼帯はとれているものの、目は充血している。

入院・手術記録 1 ~手術まで~

2010-02-13 07:00:04 | 入院記録
私は長いこと眼圧が高く点眼薬による治療をしてきました。
眼圧が高いのが続くと、視野が欠けてきます。これが緑内障です。
ここ数年、若干視野が欠けてきたので心配はしてきましたが、日ごろ通院している眼科で測定する眼圧は特別高い値でもないので、そのまま通院してきました。
でも、一度大きな病院でセカンドオピニオンを聞いてみようということになり、某大学病院を紹介されました。
そして行った初日、すぐに手術が決定。

同じ病気で頑張っている人たちへの情報として私の手術に至るまでの流れと入院生活の詳細をお知らせしようと思います。

12月中旬-1
日ごろから通院している眼科医からの紹介状を持って、川崎市内の某大学病院へ行く。
長い間待たされ、診察すると左目の眼圧が30!(正常値10-20)。もともと眼圧が高くて治療薬を使っていたので、薬を使ってこの眼圧は異常ということで、その場で手術を勧められ、家族と相談する前に、個人的には手術してほしいことを告げた。
家族との相談と手術の日程調整とをしてくるように言われ、次回まで点眼以外に飲み薬のダイアモックスが処方される。

これまでも会社近くの眼科で診てもらっているときは高くても20ぐらいでだったので、私もびっくり。
以前も大きな病院に行ったことがあるが、その時も個人的には手術してほしかったが、そこでは眼圧が異常に高くなく「様子を見ましょう」ということになり、これまでずっと点眼で来たため、「手術しましょう」という言葉は正直、「やった~!」って思った。

12月中旬-2
TDSに行ったりと家族の楽しいイベントがあったのでそれまでは妻にも黙っていたが、イベントが終わってから、妻に現状を話して、手術したいことも話す。
子供たちにはクリスマスや正月を楽しく迎えてほしいので話すタイミングを考える。
同様に実家の母にも話すタイミングを探すことにした。

12月下旬
再び川崎市内の某大学病院へ。妻は都合が悪かったので私一人で行った。
手術の了解と、日程を決める。
家の都合(おもに子供の習い事や発表会など)と仕事の都合を考慮し、2月1日入院、2日手術、15日退院と決まる。
飲み薬のダイアモックスのせいもあり左目22まで下がる(点眼と内服でこの値は異常)。

1月初旬
正月明けに子供たちには入院・手術を伝える。
上の子Yは初めすごく驚いたが、2週間入院することを教えると、
「な~んだ。それだけか。じゃあ大丈夫だよ~」って・・・。
下の子Rは複雑な感じで受け止めているようだった。

1月中旬
入院前の最後の通院。再び川崎市内の某大学病院へ。妻は都合が悪かったので私一人で。
詳細な術式を聞いた。
繊維柱体切開術。
眼房水の排出口の繊維柱体と排出管のシュレム管を切って水の排出を促す手術。
白目のほうから掘り進み、シュレム管にたどりつき、シュレム管内に管を入れ、シュレム管と繊維柱体に切り口を入れる。
切り口に抗がん剤を塗る場合もあるが、この時点ではまだ決まっていなかった。
その後、閉創。そんな感じ。

1月下旬
実家の母にも報告。
母は意外にも心配するよりも、よかったね~って感じだった。これには私もほっとした。

1月31日
家族と外食。しばらく家族で食べれてないなぁ~って思ったが、子供たちは全くいつもと同じ。

2月1日
子供たちを見送ってから病院へ。妻は子供の通学の旗振り当番があったので、少し遅れて病院で合流。
初めて妻も主治医の説明を聞く。
大学時代は妻も私と同じような分野だったので私の説明でも十分理解していたが、再び主治医の長~い説明を聞いていた。
病室で妻と別れ、いよいよ一人で入院生活スタート。
8人部屋で当初7人ぐらいいたが、初日に2人退院。
緑内障が私を含め2人。白内障が2人。黄斑円孔が3人。(緑内障と白内障、黄斑円孔と白内障を併発している人がいた)
入院生活の簡単な説明を受け、夕方に教授の診察。術式の最終的な決定をする。
薬剤師による薬の説明を受ける。自分も薬剤師だと告げた。
眼圧:左目24(点眼と内服でこの値は異常。)

2月2日
外は雪景色らしい。子供と遊べず残念。
午前
朝、診察。特に異常はなく、そのまま手術できることを確認。
眼圧:左目24(点眼と内服でこの値は異常。)
点滴用の血管確保。手首近くに付けたため左手の自由を奪われた。左利きなのに。
手術の順番や術後の治療薬の説明を受ける。
新たに2人入院。黄斑円孔と網膜剥離。緑内障は意外と少ない。
一人目の手術が9時から。私は6番目。手術用の点眼開始から2時間ほどで手術らしい。
私は2時から点眼なので4時ごろから手術かなぁと思う。

午後
2時からサンピロ(縮瞳剤)を30分ごとに点眼開始。
サエキ眼帯と目拭き綿を売店で買ってくるように言われる(本当は入院時の説明でするはずだったらしい)。
4時ごろから点滴開始。抗生剤(だけだったかなぁ・・・)

4時半
車いすで手術室へ移動。
手術室はそんなに広くない。
割と固いベッドに自分で寝て、麻酔の点眼、耳の後ろからの注射による麻酔(瞬目麻酔)、眼球の後ろまで届く曲がった注射針を下瞼の上から突き刺す注射による球後麻酔をする。それなりに痛いが、まあ想像の範囲内の痛さだった。
その後、頭を固定するマクラに寝かされ頭を固定。
顔を厚めの紙のようなもので覆う。顔側は粘着テープのようなものが付いていて、ずれないようになっている。左目の部分をハサミで切り抜く。
上下の瞼を開いて固定。見えないように小さな四角い濡れた紙のようなものを黒目の部分に乗せて、無影灯の明かりが直接目に入らないようになった。
頭側には、主治医と、主治医の先輩とその人が連れてきた学生3人の計5人。
手術室のパソコンに1人、もう1人ぐらいアシスタントの人がいたように思う。

ここまで10分ぐらい。
手術開始。

先の細い器具で切り始めているのが視野の端の方に見える。
基本的に全く痛くないが、目をいじられている感覚はある。
ものすごい恐怖感。体が硬直して手足、腰にものすごく力が入っているのに気が付き、力を抜くが、気がつくとまたものすごく力が入っている。その繰り返し。
とにかく怖い。目の手術、全身麻酔にした方がいいんじゃないかとおもうぐらい。

医者達の会話も非常によく聞こえる。(まあ、耳元で会話しているので)
手術はビデオに撮っているらしい。学生は主治医の先輩の解説でモニタの映像の解説を受けていた。
シュレム管に到達したらしい会話が聞こえた。
金属の管を入れていく。
無事切開。
金属の管を抜くとき、何かを引っこ抜く感覚があった。この手術で唯一、気持ち悪い感覚がした。
シュレム管の閉創、白目の閉創、目の表面の膜の閉創をしていく(推測)。
この間、ときどき、黒目におかれた紙のようなものは、ずれたりもどしたりを繰り返し、まぶしい時間帯もあった。

顔にかぶせられた紙のようなものをはがしたりしたのち、ガーゼを目に当て眼帯をテープで固定し終了。
抗生剤の点滴はそのまま。
自力で起き上がり、車いすに乗る。
主治医「大丈夫ですか?」
私「大丈夫です。」
主治医「顔色悪いですよ。」
私「疲れました」と軽く笑った。

病棟の看護師が迎えに来て病室へ戻る。
6時ごろ部屋に戻る。

部屋に戻るとちょうど食事の時間。点滴が左手に入っているので、利き腕が使えず不便。
食欲もないが、食べないと夜中におなかがすいても困るので、スプーンで食べた。

点滴終了。術後の安静度の説明。体を起しておく必要があるらしい。ベッドを傾け、30度ほど起してもらう。
目をあけていると手術した方の目にも悪いと思い、ひたすら目をつぶってラジオを聴く。
小沢さん問題、大相撲理事会問題、朝青龍問題ばっかり。
この日は歯磨きも禁止。キシリトールガムをかむ。トイレ以外は寝て過ごした。
夜も大して眠れず。30度起していて、しかも寝返りをうってはいけないので、背中が痛くなる。顔を上向けて体だけ寝返りを打って朝までしのぐ。

つづく。

退院しました!

2010-02-11 05:38:39 | 入院記録
昨日、退院しました。
とりあえず、今週中は自宅療養です。
おいおい、詳細な入院記録を載せようと思います。

というのは、私も同じ病気の同じ手術の入院記録を載せてる人のブログを見て、非常に参考になったためです。

ここで記事を編集するとアクシデントで消えてしまったりするとショックなので
wordに起こしてからコピペで書こうと思います。

まずはご報告まで。