あるタカムラーの墓碑銘

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『土の記』 第一回 (「新潮」2013年10月号) の雑感

2013-09-15 22:04:39 | 土の記 雑感
若干名のみなさん、大変長らくお待たせいたしました。
新連載『土の記』の雑感を脈絡なくつらつらと綴ります。

いやー、それにしても予定が狂った。一昨日の金曜日にアップしようともくろんでいたんですが、昨日の土曜日、いきなり休日出勤になりましてね。まったく、悪天候の今日でなくてつくづく良かったんですが。


どういう形式でやろうかとあれこれ考えたんですが、連載初回で物語は始まったばかりですし、隔月連載のようですし、それでも1~2年は続くかもしれないし・・・。
こちらが気負ってもしゃあないので、新しい高村薫作品の世界に身を委ねてまいりましょう。
いつものように、箇条書きで淡々と。


・まるで漆を何度も何度も重ね塗りして作り上げたかのような、丁寧な文章と表現の積み重ね。

・就寝前に読んだら瞬く間に眠気に襲われるほど(苦笑) 不眠で悩んでいる人にはおススメ(←ちょっと!)

・『太陽を曳く馬』連載時もそうでしたが、「新潮」の他の掲載作品と比べても文字フォントは小さいし、ページにびっしりと文字が埋められている。

・場所柄、読み始めてからふと頭に浮かんだのが、約2年前の奈良・和歌山の台風の被害。 そして中上健次の作品か(中上健次は読んだことはない)

・主人公・伊佐夫、(多分)72歳。 婿養子。 地質学部出身、縁故で葛城のシャープに就職。

・伊佐夫の名字は「上谷」でいいのか? ルビが振ってないので不明だが、私は「かみや」と読んでおく。 皆さんはどう読んだ?

・今回の高村さんの「苦手なもの、興味のないもの」は、地質学関連なのだろうか? 「土壌モノリス」「B層、C層」「10YR7/1、もしくは7/2」・・・。

・妻・昭代は故人。 一人娘・陽子は結婚して東京在住、夫婦仲は良くないらしい。高校生になった孫娘がいる。

・妻・昭代の妹・久代。 アリスかアリサという名の孫がいる。

・山崎邦彦。 昭代をダンプカーで轢いた男の死。

・他のキーワード  垣内(かいと)  鯰


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2 コメント

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私も、読みました。 (まよこ)
2013-09-16 18:00:24
こんにちは。
私も読みました。
主人公、高齢ですよね。72歳…。
この方が主人公ですよね、途中で違う方が出てくるかつてのパターンはないですよね(笑)
主人公が高齢なので枯れた話かと思いきや、色っぽい記述が多いので、ぞわぞわしました。
鯰も。
箇条書き、ありがとうございました。頭の整理が出来ました。次の号を読む前にここを見返すとばっちりですね!
こんはんは♪ (からな)
2013-09-16 21:07:41
まよこさん、先日はお世話をおかけいたしまして・・・。

>途中で違う方が出てくるかつてのパターンはないですよね(笑)

それはまったく考えませんでした(笑)
まだ始まったばかりですしね。 どこぞの刑事さんが豊岡の土地ではなく、宇陀市にやって来る・・・なんて、想像したらダメでしょうね。

>色っぽい記述が多い

うん、多かったですね。 場所が場所なので、なんとなく、万葉集の世界のような、おおらかな恋人同士って雰囲気?

>次の号を読む前にここを見返すとばっちりですね!

プレッシャーかけないでください・・・(苦笑)

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