美濃屋商店〈瓶詰の古本日誌〉

呑んだくれの下郎ながら本を読めるというだけでも、古本に感謝せざるを得ない。

兆民の予告:諸君の志を伸べんと要せば

2017年06月18日 | 瓶詰の古本

◯団員諸君、諸君の志を伸べんと要せば、政治を措て之を哲学に求めよ、蓋し哲学を以て、政治を打破する是れなり、道徳を以て、法律を圧倒する是れなり、良心の褒賞を以て、世俗の爵位勲章を払拭する是れなり、紫を曳き朱を纏ふて層楼の上に翺翔する、縉紳と号する、貴顕と号する、生きたる藁人形等は、宜しく之を千里の外に距く可し、唯だ独り無爵無位の真人之れに任ずるに足るのみ、団員請ふ加餐せよ

(「正續 一年有半」 中江篤助)

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