安曇野から

安曇野からよこおかめごろうの友人知人の皆様への通信、地元の状況、大好きな音楽のことなど

札幌旅行その4

2007-09-27 22:44:54 | Weblog
 さて、今回の札幌旅行の1番の目的は、札幌交響楽団の第501回演奏会を聴くことにあった。前回6月の500回記念の定期演奏会はマーラーの2番「復活」という記念すべき演奏会を、音楽監督の尾高先生の指揮で素晴らしい熱演であった。是非CD化を望みたいと札響の事務局にメールしておいたのだが、その後どうなったであろうか?
 さて、今回の第501回はチャイコフスキープログラム。特に素晴らしかったのは2曲目の「弦楽のためのセレナーデ」。この曲はサイトウキネンの十八番?というべき曲だが、同じ斉藤秀雄先生門下の尾高さんにとっても非常に大切な曲ということで、実演も大変熱が入った演奏で3曲目のエレジー(だったかな)が本当に良かった。涙が出てきたほど。弦楽器はバイオリンのプルトが8と大きかったが、アンサンブルは精巧で、フォルテシモは本当に迫力があり、かつピアニシモは繊細であった。札響尾高のコンビの最高の演奏の1つ。
 後半の交響曲第5番はそれこそ札響の十八番というべき曲。実際非常に手馴れた感じがしたが、2007年~2008年シリーズのオープニングとあって、少し緊張感が漂って安全ドライブという印象を持った。演奏はそれは素晴らしかったが、今や札響は1流のアンサンブルを持っているので、もっと踏み込んだ演奏があっても良かった。私は1日目を聴いたので2日目はもっと良かったと思う。写真は開演前のプレコンサートでこの日定年を迎えるバイオリンニストのハープとのデュオ。この日の中で1番良かったかもしれない。本当に暖かい音がした。こうした音が札響をずっと支えてきたのだと目頭が熱くなった。
 さて、今日のファイターズは昨日に続いて逆転勝ち。4安打で4点。効率が良いのはよいが、毎日本当に痺れる。たまにはゆったり余裕を持って勝って頂いても良いのですが…。それでもグリンが先発復帰して、武田久~マイケルの必勝リレーでマジック3。そろそろゴールが見えて来ましたかねえ…。

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