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佐渡歴史伝説館

2016年12月03日 | Weblog
佐渡は島であるがゆえ、歴史的には四国と同じく流刑の地とされていた模様です。

まあ四国や隠岐、平家落人村などもそうですけど、佐渡に限らずこういう島や山奥の不便な場所って、昔は多くの場合流刑地となる運命にあったのでしょうね。佐渡金山も、当然技術職としてしっかり給料を支払われ、休みももらえる身分の人もいたでしょうけど、やはりそういう土地柄か段々と罪人や無宿人が流れてきて、実際多く働いていた模様です。トキの森公園から真野に戻り、そこから2kmほど歩くと真野御陵という所に着きましたが、ここは承久の変で島流しにされた順徳天皇の火葬塚なのだそうです。天皇は歴史的には土葬の方が多く、特にこの時代には珍しかったわけなので、おそらく懲罰的な意味合いがあったのでしょう。その後戻って佐渡歴史伝説館へ。バスのフリー切符を見せると入場料を200円も引いてくれるのだとか。この券、実際に乗ったバス代やこういうサービス諸々を含めると何と2000円以上安くなった計算になります。本当、路線バスにして大正解でしたね(笑)

佐渡歴史伝説館では、金山と同じく等身大の人形が動いて色々と語ってくれました。他にも島流しにあった有名な人物には日蓮と世阿弥がいますけど、例えば日蓮が死刑になる寸前に雷が落ちて執行人の刀に落ち、刑を免れたと言う伝説のシーンがしっかりと再現されていました。全体的に入場料が高いにもこういう電気代のせいなのでしょうね(笑)1つの人形の動作が終わると次のシーンが動き出す仕組みなので、1時間ほどゆったりと楽しめる施設です。

歴史には負の部分も当然あるわけで、それを隠すわけじゃなく堂々と展示物にして説明している所に佐渡の素晴らしさを感じますな。
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