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童謡の続き

2017年10月09日 | 時事
童謡「どんぐりころころ」には、幻の3番の歌詞がある?
意外に1番しか知らないけど続きがある童謡って多いのですよね。

童謡はネット上で歌詞を引用すると問題があるようなので要約すると、1番ではどんぐりが池に落ちてドジョウに会い、2番では一緒に遊んだけど山が恋しくて泣き出すという歌です。ここで終わりでは確かにバッドエンドですよね(笑)というわけで3番ではリスが登場し、無事山に帰るというストーリーになっているようです。しかしコレ、一見ハッピーエンドのようにも見えますが、ドジョウはどんぐりを食べないにしても、リスだけはNGでしょう・・・山の中というより腹の中を経て山へ還ったという歌詞でしょうかね?・・・まあ童謡につっこんでも仕方ないか(笑)

桃太郎や浦島太郎、ウサギと亀など、昔話がモデルの童謡はよく知られたストーリーをなぞって5番前後まで続くことが多いようです。まあこういうのも普通は大体1番か2番くらいまでしか知りませんよね。音楽の教科書にも全部載っていない場合もあるので、全てを完璧に歌える子は逆にマニア扱いを受けてしまうでしょう(笑)
昨年沖縄旅行に行って衝撃を受けたのは「蛍の光」の続きの歌詞を知ったことです。いわゆる文部省唱歌は国が主導で作った童謡であり、他にも「われは海の子」「里の秋」など、戦時中は結構戦いをイメージさせる歌詞が付け足されていたというか、戦後に「なかったこと」にされた歌も多いようですね。ちびまる子ちゃんの映画でも「めんこい仔馬」という歌のエピソードがありました。童謡や唱歌は子どもたちが口ずさんで自然に覚えるものですから、できるだけいいイメージの歌を広めたいという意図は分かりますけど、その時代の世相を学ぶ意味ではあまり著作物に変更を加えないほうが良い気がします。
コメント
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