石塀小路は、圓徳院の南側にある小路で、ねねの道から下河原通りにかけ東西に二本南北に一本通っており旅館や
料理屋、カフェや喫茶店などが赴きのある通りに佇んでおります。
写真はねねの道を清水側から八坂方面を写したもので、石塀小路の入り口の「波ぎ」さんです。小物やガラス工芸品の
ギャラリーになっている、洒落たお店です。
石塀小路は、大正時代に整備されたと言われており街燈は大正ロマンを漂わせております。
入ってすぐの右手(北側)は、京料理の「竹中」左手は、旅館「中川」です。
京料理「竹中」の玄関
中川の並びのカフェ「デュ・ラン」喫茶や軽食もあります。庭園を眺めながら夜は、BARもな
されてたように記憶しております。
「デュ・ラン」の玄関
「デュ・ラン」から北西に斜めに小路が続きます。
お茶屋Bar「よし本」和服のお母さんが接客していただける、Barですが、紹介が無いと入れないお客さんのプライベートを
守る祇園のシステムが生きております。
喫茶「いし塀」常連客らしい方々で賑っておりました。写真の奥(東側)は突き当たりになっております。
突き当りを左(西側)に折れますと、名前の由来の石塀が下河原まで続きます。石塀小路が整備された目的は、貸席を
兼ね備えた高級な貸家街として計画し開発されたものだそうで、高級感を出すために石畳の道もこの石垣も計算されて
統一性をだし造られたそうです。
宿「寿栄屋」
宿「寿栄屋」を少し西に行きますと、北に上がる道があり石塀小路の北側を東西に抜ける道に繋がります。北西角には、
旅館「田舎亭」があります。こちらの旅館は片泊まり(宿泊・朝食のみ)の旅館で料金もリーズナブル(¥8500~)になっ
ております。
旅館「玉半」 石塀小路に何軒もある旅館の中でも高級旅館です。夕食付と無しを選択できますが、各室お一人様¥23
000~¥70000まであり、一室お一人の利用の場合¥35000となり、夕食無しの場合は、室料の20%引きになってます。
今来た道を下河原通から見るとこんな景色です。 右側の石塀と行灯が玉半です。
上の写真の北側(八坂神社寄り)の入り口です。
南側の小路より幅が少し狭くなっており、少し進むと石塀の景観が現れます。
小路を入り、すぐ南側に蔵を改装したシェリー専門のBar「しぇりークラブ」があります。
真っ直ぐに東に進みますと突き当たりの手前北側にあるカフェ・ダイニング・Bar「紅蝙蝠」です。
「紅蝙蝠」の南側に田舎亭のところに抜ける南北の通りがあり南に下がって西側に創作イタリアンの「イル・ピンパンテ」
があります。ランチの営業もありランチコース¥2940~ディナーコース¥5775~となっております。
「イル・ピンパンテ」の南隣、ギャラリー「和田」です。
ギャラリー「和田」の向かい側は、レンガ塀になっておりますが、圓徳院の敷地になります。
ねねの小径 この道を進みますと、圓徳院の三面大黒天前の「京・洛市 ねね」のショップにつながります。
圓徳院の方丈東側の会員専用書院入り口です。
ショップを抜けこの門を出ますと、もとのねねの道に戻ってきます。
写真は、清水寺方面です。
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