河童メソッド。極度の美化は滅亡をまねく。心にばい菌を。

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2385- パガニーニVC1、戸田弥生、幻想、上岡、新日フィル、2017.7.21

2017-07-21 22:42:49 | コンサート

2017年7月21日(金) 2:00pm トリフォニー

パガニーニ ヴァイオリン協奏曲第1番ニ長調  17-5+7′
  ヴァイオリン、戸田弥生

Int

ベルリオーズ 幻想交響曲  12-6-14-5-10′

(encore)
リスト ハンガリー狂詩曲第2番 G359-2  11′

上岡敏之 指揮 新日本フィルハーモニー交響楽団


新しく始まった金土午後2時定期シリーズ、これに今回は企画ものをのせた。演奏して欲しい作品をお客が選ぶリクエスト・コンサート。リクエストがあった曲のうちこの2曲が選ばれた。リクエストが多いほうから2曲というわけではなさそうだ。なかなか面白い組み合わせ。

戸田さんのヴァイオリンはお初で聴きます。どこがどう難曲なのかさっぱりわかりません。いたって普通のプレイのようにみえるということが驚嘆の出来事なのかもしれない。むしろ柔らかく流れるような音楽が心地よい。マイルドなサウンド。ギスギスしたインパクトを求めるような話ではなくて飽くまでも滑らかな音楽を指向しているように思う。聴くほうとしても徐々にそのモードに。最後まで居心地よく聴くことが出来た。

幻想は上岡の技が沢山出ます。手練手管、オーケストラはなんとかついていっている。
3楽章の遠雷はずっと遠雷のまま。本当に遠くの出来事。断頭台は艶めかしすぎるブラスセクションをはじめとするテヌートのオンパレード。舐めるような気持ちの悪さ。魔女宴夢はしゃくりあげるような独特な気味の悪さ。オルガンレベルにある鐘の叩き具合も。
3楽章あたりからのユニークな上岡節はグロテスクな方向へ。

ウィンド四羽烏プリシンパルたちのアンサンブルは見事なもので全体を主導。いい呼吸ですね。
それと合奏のむき出しハーモニーのぶつかり合いはザラザラとした美しさ、正直なサウンドという感じ。上岡サウンドは素の美しさを表現するとともに、プレイヤーの潜在能力も引き出している。噛むほどに濃厚なテイストになっていく。

これでホルンのプリンシパルが固定すればさらにいい演奏を継続的に聴けるようになるだろう。客席の埋まり具合も最近はだんだんとよくなりつつありますしね。
より過激になりツボにはまった幻想は次回聴けることだろう。

アンコールは10分以上かかる長いもの。上岡棒の時は収録マイクが乱立。このアンコールは余白を埋めることにでもなるのだろうか。ノリが良くて荒々しくて波風多く色々と楽しめたリストでした。
上岡&新日フィルのコンビは着実に進化していってますね。
おわり

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