河童メソッド。極度の美化は滅亡をまねく。心にばい菌を。

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2333- 大公、アキコ、レイコ、バリー、2017.5.5

2017-05-05 16:00:39 | 室内楽

2017年5月5日(金) 11:00-11:45am 邦楽ホール、石川県立音楽堂

ベートーヴェン ピアノ三重奏曲第7番変ロ長調 大公 13-7-13+7′
 ヴァイオリン、アン・アキコ・マイヤーズ
 チェロ、クリスティーナ・レイコ・クーパー
 ピアノ、バリー・ダグラス


ガル祭2017

ビッグなお三方によるヘビー級の演奏となりました。
ステージ左アキコ、右レイコ、真ん中奥にバリー。
チェロのレイコさんが皆さんの息を整えている感じがあります。表情豊かでアイコンタクトも率先して。
ヴァイオリンのアキコさんはひたすら弾きまくる感じで。奥のバリーは慎ましやか、音も弦の邪魔を決してしないレベル。

大きい曲、ピアノと弦がバランスよく滑らかに流れていく。抱擁されるような居心地の良い演奏。
最初はピアノが主導するような形、すぐに溶け込むように弦がメインストリームを作っていく。ピアノの主張は出しゃばらない、弦と同じように弧を描くような歌い口は繊細で時にストイックとさえ思えるバリーのもの。本当に良いアンサンブル。

第1楽章ソナタは巨大、チェロのレイコさんがしなやかにのびのびと歌う。アキコさんのヴァイオリンは時に鋭く刺さる。この2楽器による掛け合いはお見事ですね。バリーがソナタの形式感を保つ。
1楽章がこれだけデカいと次のスケルツォもデカいというか、ベートーヴェンの寸法レベルでのバランスの良さを実感できますね。余裕の2楽章。
次のアンダンテ・カンタービレは第1楽章と同じ規模。3楽器なれど隙間が無い。あるのだろうけれども、呼吸が素晴らしい。音楽がリアルに息づいている。真綿雲のように流れていく音楽。
音楽が呼吸をしつつアタッカでそのまま終楽章へ。突入という感じは無くてフワフワ雲の流れが少し速くなったようだという感じ。デリカシーも終楽章まで同じ香りで持ち越され漂う。生きた演奏。本当に素晴らしい。3つあわせて一つの楽器になった。

ベトソナ全とはまた違った趣きの曲、演奏、楽しめました。
おわり



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