河童メソッド。極度の美化は滅亡をまねく。心にばい菌を。

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2187- テンペスト、ワルトシュタイン、ショパン3曲、志鷹美紗、2016.9.17

2016-09-17 23:57:13 | リサイタル

2016年9月17日(土) 7:00pm 小ホール、東京文化会館

ベートーヴェン ピアノ・ソナタ第17番ニ短調 テンペスト 7′7′7′

ベートーヴェン ピアノ・ソナタ第21番ハ長調 ワルトシュタイン 9′3+10′

Int

ショパン 幻想曲 12′
ショパン 子守歌 変ニ長調 4′
ショパン アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ 16′

(encore) 2曲 4′ 5′

ピアノ、志鷹美紗


お初で聴きます。
椅子に座ってピアノを弾きはじめるまでに結構時間を作り、呼吸を整えて、ある種、構えを大事にして、それから演奏に入る。
ベートーヴェンの中身も同じような感じです。作品に対する構え、それは、イメージを作り過ぎているのでないかと思えるようなところもあります。イメージを持ちすぎると言ってもいいかもしれない。構えは大切だと思いますが、プレイは自由であっていいような気もします。自由さから徐々に焦点を絞っていく、それでいいような気もします。
ニ短調のテンペスト。ニ短調はやにっこい。第九、ブルックナー9番をはじめとして、聴くほうも自ら足を一歩踏み込んでいかないといけないところがあって、まぁ、入り込めばむしろコンセントレーションは高まりをみせたりはする。神秘的な開始はこれら作品に共通します。こんなことを色々と思い起こさせるような志鷹さんのテンペストでした。漂うような演奏でした。
ワルトシュタインは3楽章切りにしているので、アタッカで終楽章に突入するとはいえ、その楽章への単なる序奏ではないという認識で、2楽章そのものの神秘度は彼女の演奏だと否が応でも、増す。ウエイト高い。
2楽章のポツポツ感、3楽章の水切りの鮮やかさは美演。第1楽章はシンフォニックでダイナミックな演奏が多いので、それも含め、今回ベートーヴェンの違う表情を聴かせてくれた思いは残りました。

後半のショパンで印象深かったのは子守歌。なんだかラヴェルのようなキラキラしているところがある。透明な響きだが硬質ではない。いい響き、堪能しました。

どの曲にも、短調の陰りの潤いを感じさせてくれる。全体印象はそのようなリサイタルでしたね。
ありがとうございました。
おわり

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