河童メソッド。極度の美化は滅亡をまねく。心にばい菌を。

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2389- 交響三章、芥川、架空バレエ、深井、気高い幻想、ヒンデミット、交響三章、三善、鈴木、ニッポニカ、2017.7.30

2017-07-30 19:25:58 | コンサート
2017年7月30日(日) 2:30pm 紀尾井ホール
 
芥川也寸志 交響三章(1948)  5-12-6′
深井史郎 架空のバレエのための三楽章(1956)  3-4-3′

Int

ヒンデミット 気高い幻想(1938)  7-10-6′
三善晃 交響三章(1960)  9-4-11′
 
ピアノ、三輪郁
鈴木秀美 指揮 オーケストラ・ニッポニカ
 

ニッポニカの濃厚プログラム。企画としてはこだわりの三楽章という話だと思います。プログラムノートに詳しく書いておりますね。
このプログラムノートはそれぞれの作品についても譜面を示しながら大変に詳細にわたり記述されており、内容をより深く知ることが出来る。力作ですね(1部多めにもらいました)。このプログラムが後日にでも手に入るのであれば熟読をすすめます。

ということで、これを読めば全部わかるような様相を呈しておりますので、聴いた感想というのもおこがましいものではあるが。
 
企画もさることながら、指揮が鈴木秀美、ゲストコンマスに荒井英治と名実ともに脂がのり切っている方々を配し、充実のパフォーマンスを期待できるものであった。
 
 
芥川の三章からスタート。ざっくり急緩急。1と3は吹奏楽的な華やかさ。2は悲愴のイメージというよりはマダムバタフライの悲し気な音楽が響いてくる。
それから1から派生した主題は2,3にも感じられる。1,2,3全曲に渡り強い関連を思わせる。
 
深井の作品はタイトルが絶妙で、2の弱音で鳴るバレエ音楽は音色の移り変わりの妙を感じ取れるもの。
 
上記2曲ともにリズミックな派手な律動はむき出しのシンコペーションが効果的。

後半最初の曲、ヒンデミットは前半の作品二つに比べて、オーケストラが目に見えてぶ厚い。明らかに違う音楽という気がする。これはこれで味わい深い。演奏で作品をかみしめる。
 
最後の作品は三善の三章。
迎合を排したきびしい音楽で、前3作品とは音楽の性質が明らかに異なる。深刻な音楽。
聴きようによってはソナタ形式シンフォニーの第1楽章が欠けたようなおもむきを少し感じる。
ザっと、1静謐、2華やか、3強弱強、の流れ。パーカスのひゅ~どろ、の鳴らしかたは、前3作品には無い扱い。今を強く感じさせるもの。現代への共感という実感を強く感じる。
 
音からのイメージはザっとこんな感じ。ディープなプログラムノートが主催サイトから見ることが出来るようになればさらにうれしい。(徐々に掲載されてきているようです)
素晴らしい企画でした。
おわり
 


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