河童メソッド。極度の美化は滅亡をまねく。心にばい菌を。

OCNから2014/12引越。タイトルや本文が途中で切れているものがあります。
全ログ0013まで修復済161024

2240- 悲愴、ワルトシュタイン、月光、熱情、清水和音ピアノリサイタル、2016.12.11

2016-12-11 23:33:27 | リサイタル

2016年12月11日(日) 2:00-4:00pm コンサートホール、オペラシティ

オール・ベートーヴェン・ピアノソナタ・プログラム

第8番ハ短調 悲愴         8′4′5′
第21番ハ長調 ワルトシュタイン   11′4+9′
Int
第14番嬰ハ短調 月光        5′2+7′
第23番ヘ短調 熱情         11′5+7′
(encore)
ショパン 英雄ポロネーズ       7′

ピアノ、清水和音


ベートーヴェンの有名どころを4曲。
協奏曲ではよくわからなかったところが見えてきます。力強い強烈な押し、そしてさっと切り上げるさっぱりした芸風ですな。
タッチはそうとうに強く激しく音がデカい。不明瞭なところはどこにもないと言っている。
いっぽう、緩徐楽章はさらりと進む。変に深刻ぶらない、沈みこまない。熱情の2楽章なんか進むにつれてどんどん速くなっていく。スピード感ある緩徐楽章といってはなんですが、先に進む力、推進力ある演奏で、力感がみなぎる。
また、ワルトシュタインの緩徐部はその経緯とは別にインスピレーションを強く感じさせるもの。点がつながっていく、きれいに光り輝き謎めいていて魅惑的。続く終楽章の圧倒的な演奏。水面(みなも)に水切りの輪が広がっていく様はこれぞベートーヴェンの美しき音楽かな。

まぁ、やっているほうは4曲とも朝飯前っていう感じ。
アンコールでは、ベートーヴェンとは別の面で主義主張をモロに出してきて、多才さを見せつけてくれた。

この4曲では月光の形式感が他と異なる。ソナタ形式の第1楽章が欠落したものと見ればわかりやすい気もする。清水さんの歩みは、冒頭に緩徐楽章があるという具合の入り、適切なテンポで惹きつける。ブルーな月光でベートーヴェンの形式感とご本人のスタイルがこの曲でも見事に、ぶれない。
悲愴は超有名な緩徐楽章にあまりウエイトを置くことはなく、3楽章のバランスがいいですね。やっぱり、彼の芸風だとこうなるんでしょう。

以上。4曲とアンコール、存分に楽しませてもらいました。
おわり

 

ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 2239- 始源への眼差Ⅲ、WCon、... | トップ | 2241- ジェルジ・リゲティ没... »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
ブログ作成者から承認されるまでトラックバックは反映されません。