がらくたどうBlog

模型趣味とその他諸々

REVELL 1/24 Ferrari California 2nd

2010年09月24日 | 模型
 祝日にもかかわらずタミヤカスタマーから荷物が到着。タミヤカスタマーの最大の欠点は代引きが基本であること。
そう、俺ちゃんが居ないときに届いた場合、家族が代金を請求されてしまうのだ。勿論、家族が拒否すればお引き取り願えるのだが
そもそも必要だからこそ発注してるのであって、注文した本人はお引き取り願うわけにはいかないわけです。
よって、カミ様に「そろそろ静岡から代引き荷物が届くからヨロシク」とお金を渡しておくわけですが、
自ずと金額に制限が掛かるわけです。まぁカスタマーにパーツ注文するんだから、1万越えさえ難しいわけですが、
あまり頻繁だといい顔されないわけでして、かと言って要る物リストアップしてまとめてポンだと金額が上がる。。。
っこらの駆け引きが、子持ちのオッサンには色々あるとですよ。
 で、今回はタイヤを色々注文してみました。前回のエントリーで書いたとおり、カリフォルニアにはタミヤGT-Rのタイヤを使うので
これを2セット注文。折角注文するんだからと「ついで病」で、SLRマクラーレン用とかエンツォフェラーリ用とか、
前輪と後輪で異サイズになってるを中心にタイヤばっかり注文。手持ちにジャンクタイヤも結構あるんですが、
近年19インチ以上がスポーツカーでは当たり前になってきていて、そういう大径サイズはストックが少ないので
集めておきました。国産プラモだと問題ないけど、海外プラモは88%(自分調べ)はタイヤが×ですから。
 更についでにF-1用のタイヤとか来年の展示会に向けてのメインにしたいキットのデカールとか調べて貰ったんですが
所謂黄色いグッドイヤーロゴのナローになる前のF-1タイヤって、基本的に今は分けてくれないみたいですね。
そこらの時代のキットは一応現行品として出てるのに、タイヤのみ発注は断られちゃいました。まぁ無いと困る訳じゃないけど
フジミが何しでかすか判らない状況なので、ついでに積んどこうかと思っただけです。
ちなみに謎のネタのデカールも無しでした。そうすんべか?

 さてカリフォルニア。スジボリ彫り直してペーパー一回掛けたけど、サフ吹いてみないと判んねぇっつー事でクレオス1000。


するってぇと出るわ出るわヒケ・うねりの大盤振る舞い。↑の矢印で示した部分には結構盛大なヒケがあります。
一部は引けと言うより「穴」ですな。またサフが剥がれてプラ地が出てるのはウネリの影響。
曲面の多い車体だと、一見大丈夫そうに見えてても、当て木使いながら一回研いでやるとボロが出ますな。
 また、ドアミラーの取り付けダボも

ミラーパーツに比して穴が大きかったので、一回黒瞬着で埋めて真鍮線で接続するように改造してます。
穴を埋めちゃう分ミラーの支柱を少し短くしておいた。

前回のエントリーで紹介したL字型の盛大な大穴も

これまたプラ板と黒瞬着で埋めておきました。今更ですが、最近黒瞬着をリストックしたんですが
通常私のペースくらいだとこの手のアイテムは使い切る前にダメにしちゃうんですが、黒瞬着は最後まで使い切り続けてます。
途中でダメにしちゃったことはない。性能は月日と共に落ちていくんですが、効果スプレーを利用しながらだと結構長い事保ちますね。
今や私にとっては、この瞬着が世から消えたらプラモ趣味止めちゃうかも知れない位の重要なマテリアルの一つになってます。
 それから、この車にはサイドにスリット型のエアダクトが有るんですが

これ、実車はボディーと同色なんだけど、どうしても「CALIFORNIA」の名称の影響で、ここをメッキ調にしたくて仕方がない。
実車にそんなオプション有るのか知らないんですが、プラモなんだからそこはやりたいことやっとけっつー事で
この時点ではボディーとは別に作業をしています。本音を言えばノーズダクト先端もメッキ調にしてやろうかと
思わないわけでもなかったんですが、試しにメタルックの切れ端を貼ってみたら、これは流石に見てくれがイマイチだったので自重しました。

 っつー事で改めて下地。


今度はクレオス1200。この下地の塗膜は1000の時と違ってなるべく剥げないように、磨き入れる前に乾燥ブースでシッカリ乾燥させやした。

 乾燥後に下地を#1200でテメェが風呂入るときに一緒に持ち込んで水研ぎ(お湯研ぎ?)して整えて今度は下塗り。

 今回はスクーデリアロッソとかロッソコルサとか、所謂実車縛りがないので、自分で塗りたい赤に塗装。
その為に先ず下地にピンクを敷いたんですが、今回はカナリどぎついピンクにしてみた。結果はどうなるか判らんけどね。
けっして昨年作ったポルシェ用の下地塗料が余ってたとかって訳じゃないです。ホントです。

スンマセン、嘘です( ̄ー ̄)ゞ。完全無欠の再利用です。

takさんが自分で調色した色には色名も付けようぜビームを発射してたのですが、これからは調色したときには色名も付けてみようか。
差し当たって、この下地はなんて色が良いですかね?ホストナイトマダムピンクとかオリエンタルヘンタイピンクとか?

で、上塗り。これはどうしようか迷ったんですが、やたら積んでるくせに今まで一回もマトモに使ったことが無いフィニッシャーズの赤を使用。


 フィニッシャーズの塗料ですが、実は私の住む町では非常に入手が困難な反面、毎度利用させて貰ってる居酒屋さんとこから
非常に簡単に入手できてしまうため、「通販ついで」攻撃の結果気が付いたらカナリの量の塗料を積んでしまってます。(90本位?)

特にガイアが純色を出してくれて以降は、自分の欲しい色を調色で結構簡単に作れるようになっちゃって
使用頻度激減中。反面セミグロスブラックとかカーボンブラックマット等は湯水のように使うというアンバランス加減。
 そこで今回はこのフィニッシャーズの赤系の中からソリッド5兄弟をセレクトし、そこから選抜して吊しで使うことにしました。

全部サンプル出してみたんですが、どーもこの5兄弟は傾向として黄色味が多かれ少なかれ有りますな。
そういう事なら緑系を足して紅方面に持って行きたいとこですが、今回は吊しで使うと決めていたので
迷った挙げ句リッチレッドにしようと一層塗ってみたら、とんでもなく気に入らなかったので(笑)、
二層目以降はディープレッドを塗っています。下地のヘンタイピンクとの相性がイマイチだったようで、
ここの赤を使うときは下塗りはなるべく白に近い色で塗ると学習しました。ちなみに、昔頻繁に使用していたのは
殆ど白に近いピンクにモデラーズのフェラーリレッドかクレオスのミニ缶イタリアンレッド(瓶だと旧スーパーイタリアンレッド)の組み合わせ。
今はもうこの世に居ない方ばかりです。。。
 赤を塗装後、軽くクリアーを吹いてフェンダーにCavallino Rampanteのデカールを貼付。これ、キットには付属してないので
ヴィラージュのデカールを使ってます。ヒロの立体シールにするか相当迷った。

 このキットですが、思った以上に出来が良いので、急遽ホビーデザインのエッチングを調達しました。
使うエッチングパーツは少ないんですが、800円位だけど特にマフラーエンドのメッシュとかガーニッシュなどの
自作だと非常に面倒くさくなる部分が用意されていたので買ってみました。

使わなそうな部分も多分に用意されては居ますが、マフラーエンド部のメッシュとガーニッシュ部分は
キットで省略されていた残念な部分でも用意されてるので有り難い。特にマフラーエンド部は曲面からマフラーが突き出していて
自作だと面倒だなぁと思っていたとこでしたし。ホースバンドやベルト類は本キットで使用せずとも
他キットへの流用で重宝しそうですし、そう考えれば程良いお値段だったかと。

 本塗装も終わったので、数日乾かしてからクリアー吹いて放置プレイとなります。これで目下3アイテムが
ボディー塗装を終えた状態。ちょっと暫く出張り仕事も多くて纏まった模型タイムが取れなさそうなのですが、
忙しくなる寸前に面倒くさいボディー塗装まで進めることが出来てホッと一息です。

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10 コメント

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Unknown (新米パパ)
2010-09-24 13:12:28
ブライトにピュアに…リッチ?かな?
シルク?この画像だと結構タイプなんだけどw
そんでもってディープはこうくると…もはやレッド繋がりが全然見えない(^^;
先生!「ヨシムラ」レッドと「ルミ」レッドあたり追加願いま~す。

カリフォルミアもいいペースでサクサク進んでますね。
風呂入るときに一緒に持ち込んで研ぎ…うちでもそれよくやります、娘にも邪魔されないし。一昨日はJS45のノーズ成形しとりました。
Unknown (yaszo)
2010-09-24 17:44:33
5つの画像がいったいなんなのか一瞬呆けてしまいましたが、なるほどねw
ディープにあの画像をもってくるあたりに河童さんの好みが(ry

赤って色は難しいですねぇ。下地に濃度、吹き付ける回数などなど…
私も基本フィニッシャーズ使ってるんですけど、あまり考えずにこれでよかろうとテキトーに使ってますが(^^;
マイカレッドってのもありましたな。
全然パールっぽくなくてピンクパール追加して使った覚えがありますよw
Unknown (@河童)
2010-09-24 23:28:37
>新米パパさん
 ヨシムラとルミですか。ルミはあるけどヨシムラ系の画像がないな。探しときます(違

 カリフォルニア、中々イイ感じのキットですよ。
最近アメリカレベルからオープンタイプがOEM販売されましたから
国内でも独レベル箱より3~4割安く出回ると思いますで。お一つ如何?
 風呂は子供と入ることが殆どなので中々チャンスがなかったりもします。

>yaszoさん
 御理解いただけたようで恐縮です。

赤は難しいですねぇ。塗るのも難しければ、こういうネット画像とかだと
現物の色合いが出にくい。今回塗った赤とアバルトの赤は
実際はかなり色合いが違ってるんですが、デジカメ画像だと大して変わらない様にしか写らない・・・。
Unknown (クラクラ)
2010-09-25 22:38:54
あ~!シルクか。
わかんなかったなぁ~

個人的にはリッチが好みです。
生まれ変わったらこんなアホ女と付き合って
死ぬほど困ってみたい・・・。
Unknown (おひつじ@tak)
2010-09-26 02:33:19
私の印象だと@河童さんは出張しまくってバリバリ仕事こなしてリボピタンD飲んで頑張って家族を養っておられるように思ってるんですが、そんな頑張ってるご主人様がおうちでおとなしく楽しむ趣味のためのささやかなお買い物に、何故もそうまで山の神様に気を使わなくちゃならんのかといつも不思議に思ってます。
まあこればっかりは、結婚してみなきゃ分からないことなんでしょうね、皆さん言ってますから…。

赤、いい感じに塗れてますけど確かに画像だと微妙な違いは分かりませんなあ。でもフェラーリの赤はやや黄色寄りで良いと思いますよ。

Unknown (ワタナベ)
2010-09-26 17:05:06
下段の3つがわかんなかったよ。

パリスレッドってなんだ?とか www

tak さん、ご存じないでしょうけど、@河童くんは山の神様に気を遣う「プレイ」を楽しんでいるのです。人の趣味嗜好というのはなかなか難しいのであまりつっこんd、うわ、おま、なにをすqあwせdrftgyふじこl
Unknown (@河童)
2010-09-26 23:29:05
>クラクラさん
 シルク姉さん、私が大学生の頃には已にテレビ出まくってましたから、年齢から考えるとかなり凄いかと。

 ワシも一度こういうアホとお付き合いしてみたいですな(笑。
ゴシップ記事でのランチキぶりもパネェ人ですよね。

>takさん
 そう、山の神を怒らすなみたいなもんです。自営業という仕事柄、
どうしても事務方をカミさんが担当するんですが、これが結構大変でしてね。
ワシが現場仕事終えてメシ食ってさぁプラモって時にも残業してたりするのですな。
また、二人目が生まれて以来はマトモにお小遣いとか貰ってませんでして
それこそ某市場で運用したりしてる独身時代からの隠し資産が生命線なので
そこいらの追求を避けたいってのもあったり(笑。まぁ実際は実家に帰らせて貰いますレベルの騒動にはならんのでしょうが
結婚すると色々気を遣うわけです。

 赤は難しいです。アバルトが狙い通りになって調子扱いたら
カリフォルニアは狙いを随分外してしまったです。

>ペキモさん
 pure以外は画像探すのに全く苦労しませんでした。ワシのPCってほんと意味不明な画像が多すぎ。

解説有り難うございます(笑
Unknown (デモドリ)
2010-09-27 16:39:02
フィニシャーズカラーよく見ると2段になってますね。スゴイ量。
ヒンヌウレッドまでは分かったのですが、
シルクとディープはわかりませんでした。

カバリーノランパンテとフロントグリルの組み合わせが懐かしのフェラーリ風で楽しみです。
Unknown (Yoshitaka)
2010-09-27 23:43:31
@河童さんってこういうヒケの部分はエポパテで埋めるんですか?自分は休眠中だった43エレール:プジョー905を時々いじってるんですが、こいつも結構ヒケがたくさんありまして…。どうせ瞬着で埋めることになるとは思うんですが、せっかくなのでアイデア拝借。。。

しかし、最近サクサク進みますね!
夏が終わって最近、また模型熱が熱くなってきました。おかげでたくさん積んで、積んで積みまくっています…いいんだか悪いんだか・・・

しっかし、みなさん良くこの5枚の写真のネタわかりますね。自分は新米パパさんのコメントが無ければ全然わかりませんでした。
Unknown (@河童)
2010-09-28 01:20:26
>デモドリさん
 新色は、どんな色かつい気になっちゃって試しに買ってしまいます。
感覚的には新製品のタバコを試しに買うのに近い感覚。
気が付くと結構な数になりましたが、フィニッシャーズやガイアの塗料は
瓶の密閉製が高いのか、溶剤の質が良いのか、年単位で長持ちするので
その安心感からつい積んでしまうってのもあります。

 模型で手にしてみると、かの250GTカリフォルニアを踏襲した要素が
彼方此方に散りばめられていて面白いです。なんで4シーターにしたかな~?ってのもありますが。
モンディアルとか456みたいに4シーターの呪い(不人気まっしぐら)になっちゃうのかな?(笑

>yoshitakaさん
 ヒケは基本黒瞬着かラッカーパテですねぇ。ラッカーパテは
薄く盛る(0.5mm程度?)程度であれば、経変のヒケは気にならないので
硬化後硬い瞬着だと硬化後削るのに難儀しそうな場所とかによく使います。
結果、盛っても殆ど削り落としてしまうので、扱いが面倒なエポパテは使いません。
相手がレジンの時は、基本はやはり瞬着系ですが、併用するのはラッカーパテではなくポリパテを使います。

 サクサク進むというか、サクサク進めれるキットに偶々連続して当たってるって感じ。
ボディーだけでも進めておけば、途中で休止しても再開の目処を立てやすいですしね。
積んでばかりじゃなく作る量も増やしたいという淡い願望の表れかと(笑

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