碓井広義ブログ

<メディア文化評論家の時評的日録> 
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トヨタのiQに試乗してみた

2009年01月13日 | クルマ
通勤に使っているコンパクトカーの車検が3月に切れる。継続か、買い替えか。参考のために、いくつかのクルマをチェック中だ。

昨日は、トヨタのiQに試乗してみた。

まず、外観。実際に見てみると、確かに小さい。いや、短い。でも、横幅のボリュームは結構ある。

乗り込む。運転席が想像以上に広い。普通の乗用車と何ら変わりない感じだ。隣に座った人との距離も十分。聞けば、車内の横幅はプリウス以上とのこと。

座席の座り心地も悪くない。広さも余裕があった。目の前の視界も良い。後部席から後ろがほとんどない(笑)くらい短い車体だ、なんてことを忘れている。

それと、車内全体に、独特のゼイタク感が漂う。これは外からだけじゃ分からないことだ。

さて、走りだ。

エンジン・スイッチを押し、ギヤをDレンジに入れ、ブレーキをはずし、走り出した。

おお、これがiQの走りか。なめらかじゃないの、CVT-i。アクセルが、ずいぶん柔らかい、というか軽過ぎ。トヨタの方にそう言うと、軽いペダルはトヨタの“味付け”なんだそうな。とはいえ、すっと押し込んでしまいそうで、ちょっと怖い。

走行中、それなりにノイズが入ってくる。うるさいほどじゃないが、多少気になった。

走り全体には、大きな不満はない。さすがに取り回しはいい。身体(車体)が軽い感じ。でも、ふわふわした走りではない。意外に重厚感がある走りだ。

試乗を終えての感想としては、いわゆるコンパクトカーというカテゴリーとは、ちょっと別モノという印象。むしろ、既存のカテゴリーから外れた、(トヨタが言うところの)新たなプレミアム・カーという雰囲気だ。

販売はネッツではなく、レクサスですべきじゃないか、と自動車評論家のどなたかが書いていたが、確かにそんな気がするクルマだった。

トヨタiQのすべて (ニューモデル速報 (第417弾))

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