O's protesters walk out on team during game(SI.com)
Fans protest, miss comeback win(MLB.com)
Tigers fall to Orioles, maintain slim division lead(ESPN)
メジャーリーグのレギュラーシーズンもあと1週間少しとなってしまいました。既にプレイオフ進出を
決めているチームもあれば、ディビジョンチャンピオン、ワイルドカード争い真っ只中のチームもあります。
しかし一方ではもう既に秋風どころかストーブを持ち出さざるを得ないチームも存在します。
期待はずれに終わったチームのファンの中でも、現状打破を願うファンはシーズン終盤になると、
スタジアム周辺などで「オーナー辞めろ!」とデモったりします。少なくとも日本のプロ野球においては
そうした行動は見られないと思います。オーナーの流動性があまりにも低いので、オーナーに文句があっても、
辞めてくれるはずがないことをわかっているからでしょうか。サッカーファンの間では、先日、国立競技場の
周辺で「川淵辞めろ!」デモが大々的な告知の割りには細々と行われたことがあります。
そうはいえども、試合中にスタジアムの中でデモったりするということは普通考えられませんが、
オリオールパークに集まった約1000人(本当は3000人から10000人を集めたかったらしい)は、
試合そっちのけでオーナー批判を繰り広げました。デモ開始時間が午後5時8分。これはオリオールズの
かつての大スター、ブルックス・ロビンソン(#5)とご存知カル・リプケン(#8)にちなんで選ばれた
時間なんだそうです。開始時間がかつてのスターにちなんでいるならば、主催者もかつての大スター、
ルイス・アパラシオの甥でもあるラジオ局オーナーでした。そして彼らは試合途中で球場を後にしました。
これを知ったオーナーのピーター・アンジェロスは「このデモに参加した人間は球団経営がいかに大変か
わかっていない」と一蹴しました。加えて、このディビジョンで勝つには大金がかかるし、入場料も安めに
抑えているんだからがんばっているんだよと弁護。
確かにアメリカンリーグ・イーストで勝ち組になりたかったら、大金を出して大物FAを獲得しなければ
ならないのもわかります。しかし一方で、長期的な視点を持った戦略、例えばオリオールズで育てて
戦力として出す、という点についてはあいまいな点があることも事実です。それ以上にFAに頼りすぎ、
おまけにFA戦線でも負け続けている(捕り逃す、あるいはドボンを掴んでいる)オリオールズです。
昨年は突然変異的に前半絶好調でしたが、それ以降今年に至るまではいつものオリオールズに戻っています。
1997年以降プレイオフに出ていない分、ファンのフラストレーションは年を追うごとに増しているはずです。
チーム副社長でかつてのオリオールズ先発投手のひとり、マイク・フラナガンは「彼らはありあまる情熱を
見せつけてくれました。このオフシーズンは勝ちに行く方向でがんばります」とコメントしていますが、
ファンは勝つことと同じくらいに、勝つことの道筋を欲しがっているはずです。
ちなみに、デモが行われた試合ではオリオールズが逆転勝ちを収めました。デモの効果は一応あったのでしょう。
Fans protest, miss comeback win(MLB.com)
Tigers fall to Orioles, maintain slim division lead(ESPN)
メジャーリーグのレギュラーシーズンもあと1週間少しとなってしまいました。既にプレイオフ進出を
決めているチームもあれば、ディビジョンチャンピオン、ワイルドカード争い真っ只中のチームもあります。
しかし一方ではもう既に秋風どころかストーブを持ち出さざるを得ないチームも存在します。
期待はずれに終わったチームのファンの中でも、現状打破を願うファンはシーズン終盤になると、
スタジアム周辺などで「オーナー辞めろ!」とデモったりします。少なくとも日本のプロ野球においては
そうした行動は見られないと思います。オーナーの流動性があまりにも低いので、オーナーに文句があっても、
辞めてくれるはずがないことをわかっているからでしょうか。サッカーファンの間では、先日、国立競技場の
周辺で「川淵辞めろ!」デモが大々的な告知の割りには細々と行われたことがあります。
そうはいえども、試合中にスタジアムの中でデモったりするということは普通考えられませんが、
オリオールパークに集まった約1000人(本当は3000人から10000人を集めたかったらしい)は、
試合そっちのけでオーナー批判を繰り広げました。デモ開始時間が午後5時8分。これはオリオールズの
かつての大スター、ブルックス・ロビンソン(#5)とご存知カル・リプケン(#8)にちなんで選ばれた
時間なんだそうです。開始時間がかつてのスターにちなんでいるならば、主催者もかつての大スター、
ルイス・アパラシオの甥でもあるラジオ局オーナーでした。そして彼らは試合途中で球場を後にしました。
これを知ったオーナーのピーター・アンジェロスは「このデモに参加した人間は球団経営がいかに大変か
わかっていない」と一蹴しました。加えて、このディビジョンで勝つには大金がかかるし、入場料も安めに
抑えているんだからがんばっているんだよと弁護。
確かにアメリカンリーグ・イーストで勝ち組になりたかったら、大金を出して大物FAを獲得しなければ
ならないのもわかります。しかし一方で、長期的な視点を持った戦略、例えばオリオールズで育てて
戦力として出す、という点についてはあいまいな点があることも事実です。それ以上にFAに頼りすぎ、
おまけにFA戦線でも負け続けている(捕り逃す、あるいはドボンを掴んでいる)オリオールズです。
昨年は突然変異的に前半絶好調でしたが、それ以降今年に至るまではいつものオリオールズに戻っています。
1997年以降プレイオフに出ていない分、ファンのフラストレーションは年を追うごとに増しているはずです。
チーム副社長でかつてのオリオールズ先発投手のひとり、マイク・フラナガンは「彼らはありあまる情熱を
見せつけてくれました。このオフシーズンは勝ちに行く方向でがんばります」とコメントしていますが、
ファンは勝つことと同じくらいに、勝つことの道筋を欲しがっているはずです。
ちなみに、デモが行われた試合ではオリオールズが逆転勝ちを収めました。デモの効果は一応あったのでしょう。