第41回スーパーボウルが終わった瞬間、あ〜、コルツが勝ってよかった!と自然と素直にそう感じました。
自らのヘッドコーチとしてのキャリアで、また家庭での不幸なことなとでの苦難を受け入れざるを得なかった
トニー・ダンジー。成績の上では凄すぎるけど、大舞台で負け続けているにもかかわらずテレビCMには
出まくっていることで、一部ではアンチヒーロー扱いすらされていたペイトン・マニング。このふたりが、
本当に充実した表情で喜び合っている姿を見ていると、面倒なことを抜きして普通に「優勝できてよかった!」と
思えてきます。
雨の中で行われたこの試合、コルツは前半に3回頭を冷やすことができたと思います。1回目は試合開始早々、
デビン・へスターの92ヤードリターンTD。このとき、アダム・ヴィナティエリは芝生の緑色がユニフォームに
くっきりと残るほどのタックルを試みましたが、ぜんぜん及ばず悔しがっていました。いやもしかしたら、
キックをもっと遠くへ飛ばすことができなかった、あるいはコイントスで逆にコールしておけばよかった・・・などと
考えていたかもしれません。
2回目は、この直後のコルツ最初の攻撃で、マニングがインターセプトされたときです。ポストシーズンで、
幾度もインターセプトに見舞われたマニングですので、この瞬間には「またか!」とも思えてしまいましたが、
ロングパスでのインターセプトということもあったので、まぁパント一つ分と気楽に考えることも可能でした。
3回目は前半終了直前のコルツFG失敗。雨の中とはいえ、ヴィナティエリがFGを外すというのも珍しいことですが、
マニングはFG失敗を見届けてすぐ淡々とロッカーへ引き上げていく姿もまた印象的でした。
マニングは試合後に「QBはいやなことを忘れるのが得意なんだよ」みたいなことをコメントしていましたが、
逆に忘れることがなかったのは、雨の中、親指のけがという状況もあったからかもしれないけど、とにかく
自慢の肩をなるべく封印し、パスを多くのレシーバーに散らし、ジョセフ・アダイとドミニク・ローズのランを
うまく組み合わせて、冷静かつ(言葉が悪いかもしれないけど)我慢しながらのクォーターバッキング
じゃなかったかと思います。そこには、とかくコルツはマニングのチームのように言われまくっていたところ、
周囲の選手を信じ、「チームのため」に徹するという、チームスポーツではすごく当たり前だけれども、
マニングの姿勢があったからではないかと思います。
だからこそ、雨が依然とつづく後半にあっても、FG2本であってもしぶとく得点を重ね、それがディフェンスの
ビックプレイ2つにも繋がったんじゃないかと思います。コルツのディフェンスは、特にシーズン終盤に
ボロボロだと言われましたが、プレイオフに入り見違えるほどの存在に変わることができました。振り返ったら、
ベアーズオフェンスがお粗末だったこともありますが、ほぼ毎回キックオフで好ポジションを与え続けながらも
(へスターの最初のTDが効いていたのですが)、コルツディフェンスによる失点は10点だけでした。
マニングはとかく「孤高」な存在にも見られがちでした。昨シーズンなんかは、サイドラインからのプレイ選択すら
無視して自らが「オフェンシブ・コーディネイター」的なプレイ選択をし、コルツのコーチ陣を内心怒らせたようにも
受け取れる場面がありました。今シーズンでも、ルーキーRBのアダイはマニングのオーディブルについて行けず、
せわしく動くマニングの横にピッタリと歩いてる姿もありました。
でも半ば技術だけで勝ち上がったマニングは、今シーズン、いや少なくとも今回のスーパーボウルでは、
チームを信じることにより重きを置いたことで、自らの悲願を達成できたように思います。もちろんそこには、
優秀なオフェンスラインからレシーバー陣までがマニングの要求に応えられるだけまでのレベルになったことで、
あるいはプレイオフでの辛い負けを重ねたことで、オフェンス陣が「結晶化」したからだとも言えますが、
「このチームの一員であることに誇りを持っている」とマニングが素直にかつSB勝利以上に強調していたことが
全てじゃないかと思います。
今回のコルツの勝利は、マニングやダンジー個人の勝利ではなくて、真の「チーム一丸」の勝利として
語り継がれればいいなと思います。
[参考記事]
雨を味方に…コルツ36年ぶりV(スポーツニッポン) - goo ニュース
Colts pull away, win soggy Super Bowl XLI(Superpbowl.com)
Colts take the bite out of the Bears' defense(ESPN)
Dungy, Manning show they truly can win the Big One(SI.com)
Manning bests challenges to finally reach top(Superbowl.com)
Colts 'D' stepped up when it mattered most(Superbowl.com)
Rhodes, Addai validate Polian's decision(Superbowl.com)
Offensive line crucial for Colts in win(NBCSports.com)
We're proud of team who won the right way(The Indianapolis Star)
自らのヘッドコーチとしてのキャリアで、また家庭での不幸なことなとでの苦難を受け入れざるを得なかった
トニー・ダンジー。成績の上では凄すぎるけど、大舞台で負け続けているにもかかわらずテレビCMには
出まくっていることで、一部ではアンチヒーロー扱いすらされていたペイトン・マニング。このふたりが、
本当に充実した表情で喜び合っている姿を見ていると、面倒なことを抜きして普通に「優勝できてよかった!」と
思えてきます。
雨の中で行われたこの試合、コルツは前半に3回頭を冷やすことができたと思います。1回目は試合開始早々、
デビン・へスターの92ヤードリターンTD。このとき、アダム・ヴィナティエリは芝生の緑色がユニフォームに
くっきりと残るほどのタックルを試みましたが、ぜんぜん及ばず悔しがっていました。いやもしかしたら、
キックをもっと遠くへ飛ばすことができなかった、あるいはコイントスで逆にコールしておけばよかった・・・などと
考えていたかもしれません。
2回目は、この直後のコルツ最初の攻撃で、マニングがインターセプトされたときです。ポストシーズンで、
幾度もインターセプトに見舞われたマニングですので、この瞬間には「またか!」とも思えてしまいましたが、
ロングパスでのインターセプトということもあったので、まぁパント一つ分と気楽に考えることも可能でした。
3回目は前半終了直前のコルツFG失敗。雨の中とはいえ、ヴィナティエリがFGを外すというのも珍しいことですが、
マニングはFG失敗を見届けてすぐ淡々とロッカーへ引き上げていく姿もまた印象的でした。
マニングは試合後に「QBはいやなことを忘れるのが得意なんだよ」みたいなことをコメントしていましたが、
逆に忘れることがなかったのは、雨の中、親指のけがという状況もあったからかもしれないけど、とにかく
自慢の肩をなるべく封印し、パスを多くのレシーバーに散らし、ジョセフ・アダイとドミニク・ローズのランを
うまく組み合わせて、冷静かつ(言葉が悪いかもしれないけど)我慢しながらのクォーターバッキング
じゃなかったかと思います。そこには、とかくコルツはマニングのチームのように言われまくっていたところ、
周囲の選手を信じ、「チームのため」に徹するという、チームスポーツではすごく当たり前だけれども、
マニングの姿勢があったからではないかと思います。
だからこそ、雨が依然とつづく後半にあっても、FG2本であってもしぶとく得点を重ね、それがディフェンスの
ビックプレイ2つにも繋がったんじゃないかと思います。コルツのディフェンスは、特にシーズン終盤に
ボロボロだと言われましたが、プレイオフに入り見違えるほどの存在に変わることができました。振り返ったら、
ベアーズオフェンスがお粗末だったこともありますが、ほぼ毎回キックオフで好ポジションを与え続けながらも
(へスターの最初のTDが効いていたのですが)、コルツディフェンスによる失点は10点だけでした。
マニングはとかく「孤高」な存在にも見られがちでした。昨シーズンなんかは、サイドラインからのプレイ選択すら
無視して自らが「オフェンシブ・コーディネイター」的なプレイ選択をし、コルツのコーチ陣を内心怒らせたようにも
受け取れる場面がありました。今シーズンでも、ルーキーRBのアダイはマニングのオーディブルについて行けず、
せわしく動くマニングの横にピッタリと歩いてる姿もありました。
でも半ば技術だけで勝ち上がったマニングは、今シーズン、いや少なくとも今回のスーパーボウルでは、
チームを信じることにより重きを置いたことで、自らの悲願を達成できたように思います。もちろんそこには、
優秀なオフェンスラインからレシーバー陣までがマニングの要求に応えられるだけまでのレベルになったことで、
あるいはプレイオフでの辛い負けを重ねたことで、オフェンス陣が「結晶化」したからだとも言えますが、
「このチームの一員であることに誇りを持っている」とマニングが素直にかつSB勝利以上に強調していたことが
全てじゃないかと思います。
今回のコルツの勝利は、マニングやダンジー個人の勝利ではなくて、真の「チーム一丸」の勝利として
語り継がれればいいなと思います。
[参考記事]
雨を味方に…コルツ36年ぶりV(スポーツニッポン) - goo ニュース
Colts pull away, win soggy Super Bowl XLI(Superpbowl.com)
Colts take the bite out of the Bears' defense(ESPN)
Dungy, Manning show they truly can win the Big One(SI.com)
Manning bests challenges to finally reach top(Superbowl.com)
Colts 'D' stepped up when it mattered most(Superbowl.com)
Rhodes, Addai validate Polian's decision(Superbowl.com)
Offensive line crucial for Colts in win(NBCSports.com)
We're proud of team who won the right way(The Indianapolis Star)