ぐだぐだなひとの日記帳(またはチラシの裏)

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会社に入ったら方言を使わずに標準語を使った方が良いと私が思う理由

2017年07月17日 | 生活問題・気になるニュース
新卒の人らしい人が、上司に関西弁を標準語に直すべき、といわれて嫌だーでも直さないとだめ?みたいな相談が相談サイトに上がっていたそうで。

まぁなんか、方言の話になるといつも思うのが、「標準語=東京語」だと思われているのかなぁ???ということがまず一番です。
よく東京の下町のおっさんの台詞の定番で出てくる「べらんめぇ」とかありますけど、思うに元の東京の言葉は「標準語」ではないんですよね。
標準語は東京の一部の地域の言葉を元に標準語が策定されたらしいんですけど、それでも、その言葉そのものを「標準語」としたわけではないと思われます。
実際のところきちんとした「標準語」を使っているのはアナウンサーとかそんな人達だけなんじゃないですかね?
一応地方出身者は都内に集ったときに共通言語として意思疎通のために「標準語」らしい言葉を使う、というだけで。
そもそも代々都内に住んでいるサラリーマンとか凄い希少でしょうし、都内のリーマンの多くが地方出身で子供の頃は方言を使っていたけど、大人になってエセ標準語を使ってビジネスをしてるということでしょう。

私が関西に住んでいた頃、関西の人は私の言葉について「関東弁」という表現をしていましたが、関西の人の一部は「関東の人達は標準語というけれど、私たちにとっては地元の言葉が標準語であり、関東の方言は関東語」みたいな雰囲気を感じました。
私にも相手にも悪気があるわけじゃなく、純粋な感想として、そういう風に感じました。
なので、当時は今住んでいる地域では関西の言葉が標準なのだから、私は関西弁を習得して使わなければならないのでは?とか、かといって中途半端なマネでは相手を馬鹿にしていると思われるのでは?と困惑しながら過ごした記憶があります。
また、関東圏に住んでいた頃も、地方によっては非常に訛りや方言が酷く、関東=標準語という訳でもありません。
なので、標準語というのは、概念的なものであって、別に誰かの母国語ならぬ母言語ではないことが多いと思うんですよね。
標準語を使わなくて良い、という人たちは、そこの概念が抜け落ちていて、東京の言葉が標準語、みたいな論調で説明するから、腑に落ちない場合もあるんじゃないかなぁと思います。

地方にある小さい会社だったりすると、やはりその地方の方言を話す方が多かったりするので、そこで頑なに方言を話さない、というのも、それはそれで頑なな印象を与えてしまうのかなぁと。
逆に都内にある大きな会社で頑なに方言を話そうとするのは、自分のアイデンティティを守りたいけど、あなたとのコミュニケーションに重さを感じていませんよ、って印象を与えかねないのかなぁと。

というのも、方言、というのは、単なる言葉の違いではないです。
私は親の転勤であちこち引越ししたり、親がそもそも地方出身者だったり、というのもあって、いくつかの方言に触れ合ってきましたが。
特に父親の故郷に行くと、その土地のネイティブのお年寄りと会話が成立しなかったりする程度の激しい方言にも晒されてきました。
その中で思うことは、方言は文化を包括しているんですよね。
これは方言、というか、言語全般に言えると思うんでけど(英語とか中国語とかフランス語とかでも)
1つのワードが他の方言・他の言語の1つのワードに対応している訳でない、ということがよくあると思います。
1対1で対応していないから、他の言語のひとつの単語を説明するために複数の単語であったり文章を使うこともあったりしますよね。
凄い方言で育った父曰く、「地元の言葉で○○と言えばぴったりくる感じなのだけれど、それを標準語で表現しようと思うとぴったりくる言葉が無い」と言うことがありますが、つまり方言を使うということは相手に正しく理解されない可能性も高いということです。
できるだけ相手に分かる言葉を使って説明する、というのは、言語の種類に限った話でもなく、業務説明などでも「相手の視点にたって」と良く言われることです。
相手に視線側に立つのに言葉が違う、というのは相当スタートから離れてしまうのではないかなぁと思います。

例えば自己紹介の地元の話から話を盛り上げたい時とか、心から交流したい楽しみの場、などであれば方言を使うのも良いと思うんですよ。
どうしても標準語では表現できない感じなんですよー!というネタにもなりましょう。
でも、相手に自分の発言を理解してほしい、という場面であれば、相手の理解しやすい言語を使うのが思いやりなのではないかなぁと思います。
つまり、地方の方言飛び交う会社であれば方言を習得した方が良いし(都内でも下町の工場なら東京弁かもしれません)、関西ネイティブが多い関西系企業であれば関西の言葉かもしれないし、あちこちの地方の人間が集まる都内の大企業であれば標準語かもしれないし。
よく、海外からの客が英語で話しかけてくるのに対して「日本に来てるんだから日本語離せよ」という人がいますが、つまり、相手に理解してほしいと思うなら相手のわかりやすい言葉を用いるのがベターだってことだと思います。

わが社では方言を使いまくろう!その方が本音が聞きやすい!
そういう風に思う人もいるかもしれません。
でも、それは経営者側がそう判断したらそうなる、ということです。
まず、自分の事を理解してほしい、という立ち位置にいる新入社員が絶対にあなたたちとの共通言語を話したくない、というのは、正直どうなんだろうかと思います。
いい年した地方勤務開始のおっさんがほんのり方言を話す、とかでしたら、その工場のありかの方言を話し方も多いでしょうし、会社としても日常会話程度では許容している場合が多いと思いますが…。
まぁ、オフィシャルな会議とかだと、当然ですが議事録も残りますし、わかりにくい発言だと困りますよね。
という訳で、円滑を回すためには、日本の「共通語」ではなく、職場の「共通語」に慣れていくことは大切なんじゃないかなと思います。
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