おかあさん

認知症になった母と私の日々の記録と
我が家のetc

今の母

2013年04月07日 | 母の事

今日も母にあって来ました。

色々あったけど、母は今、とても穏やかに過ごしています。

12月に、今の病院に入院になった時は、母に会うのが怖くて、後ろめたくて

洗濯も業者に任せていました。

今は毎週、土曜か日曜日に、洗濯の入れ替えに行って、面会をしているのです。

 

業者任せの洗濯は悲惨なものでした。

仕方のないことですが、毛玉・くすみ・漂白剤によるものでしょうか、衣類の色が

まだらになっているのです。

特養から、衣類の内容が確認できないままに病院に運んだので、紛失しているのも等

ありました。どこで、どうなったのかも解りません。

 

今は、その都度、季節に合ったものや、薄汚れたものは処分したりしながら

なるべく、母の好きそうなものを買いそろえて運んでいます(笑)

 

母は、帰る時も手を振って、あっさりと見送ってくれます。

食欲もあるので、面会室でおやつを食べさせてあげるのが、私の心の救いです。

 

本当に悪夢のような日々から救われて、なるべくこの穏やかな日々が続くように

祈るだけです。私の体調も(バセドウ病)ずいぶんと楽になりました。

 

母の好きな花を庭に一杯植えて、手入れをするのが好きになりました。

母を思い出しながら。。。。。


今の母と経過

2013年02月07日 | 母の事

母はまだ、精神科の認知症専門病棟に入院しています。

けれど母は、とてもにこやかで、楽しそうに過ごしています。

 

色々ありすぎて、やっと私も落ちついて日々を過ごせるようになりました。

週末は母の所に面会に行ったりしています。

 

前回の続き。。。を、書きます。

全ての特養が同じだとは思いませんが、参考になる方もいるかもしれないし

記録として残します。

 

母を専門病院(精神科)に診てもらい薬を合わせようと言うことになりました。

12月12日、特養に行って、特養の看護士さんが一人付き添って、特養の車で

病院に行きました。母は両脇を抱えられるようにロビーに来ました。

私を見て少し微笑んだ気がしましたが、歩行は危なっかしい感じ。

とにかく、独り言のようにブツブツ何か聞き取れないくらいの小さな声でしゃべっています。

病院では、車いすに座ると、寝てしまいました。

診察中も寝てます。先生がベットに寝かせてくれたのですが、自分の唾液でむせてしまうほど

昏睡?しているのです。

特養の看護士がサマリー?を提出して。。。。

先生が思わず「マイスリー3錠」と言いました。

私もでした。たぶん他にも抑制する薬があったのだと思います。

そして、すぐに特養での薬は中止となり、病院の処方薬に変わりました。

そして、脳の画像をとったり心電図をとったり検査が寝たまま行われました。

 

その時に、母は食事をとれなくなっている事を知りました。介助しても飲めないと。。。

そして、洋服を脱いでしまい自室から、這って出て来るので、同じフロアの方が怖がっている事。

もう失神しそうでした。

 

実は、そこの病院は前に受診した事があったのですが、受診日が違うと全く違う先生なのです。

ケアマネさんが指名した先生で、とても良い先生だからと言われていましたが、本当に良い先生で

私から約1時間、母の聞き取りをしてくださいました。

私は本当に何軒も母を連れて、色々な病院にかかりましたが、こんな先生初めてです。

 

先生は今週中に入院させますと、おっしゃってくださいました。(病棟が万床だった為)

でも、帰宅してからすぐに病院から電話があり、翌日入院になりました。

「医療保護」と言うことです。その為、後日、裁判所に手続きが必要でした。

 

12月13日、入院。

この日も朝、特養に迎えに行きました。特養の施設長が付き添いです。

この日の母は、しっかりした足取りで歩いてロビーに来ました。

昨晩、マイスリーを飲んでないからだと思いました。

続きは、また書きます。


特養から精神科受診

2012年12月23日 | 母の事

今、母は精神病院の認知症病棟に入院しています。

母が特養に入所して、翌日から鎮静がかけられました。

それは私の想像以上のものだったようです。

母のズボン等、足りないのもを持って特養に行った時、ずいぶん落ちついたから

見て言ったらと言われました。まだ、面会は出来ない状態でしたので隠れて見るのです。

 

母のせいでエレベーターは使用禁止になっていました。3Fのエレベーター前には

つい立がしてあり、母がエレベーターを意識しないようにしてありました。

職員の方は非常階段を利用しているようで、申し訳ないです。

 

母は部屋にいたようでケアマネさんが部屋から連れて出てきました。。。。

母は赤ちゃんが親に手をひかれて歩くように、膝も腰も曲がり、ヨチヨチと歩いて来ました。

愕然としました。私のそばで看護士さんが色々と説明をしてくださいましたが

覚えていません。その変わり果てた姿に、びっくりして頭の中は真っ白です。

 

でも帰る時「よろしくお願いします」と頭を下げて帰りました。帰りの車中では

泣きながら帰りました。家について息子に母の様子を尋ねられて

私は大声をあげて泣き崩れてしまいました。

 

それからある日、特養から電話があり「替えの上履きを持ってきてください」と電話が

ありました。母はトイレでもない所でおしっこやウンチをして靴を汚したと言うのです。

もう信じられませんでした。

仕事中でしたが、会社の同僚が「早く行ってあげて」と言ってくれたので

すぐに靴を買って持って行きました。

その時に連絡をくれた看護士さんは「もううちでは見れない」と言うような事を言ったので

私は特養について靴を渡す時に、ムキになっていました。

靴に名前を書いてくれると言われたのですが「自分で書きます」と母の名前を1文ずつ

丁寧に書きました。

そして「薬が合っていないんじゃないですか?」と聞きました。

すると、受診する時は家族の付き添いがいるけど良いかと尋ねられました。

「もちろん行きますよ」と答えました。

 

その後、区内の精神科の受診となったわけです。そして翌日には入院になりました。

また書きます。


11・14

2012年12月15日 | 母の事

ブログ書けなかった。。。。

母が特養に入所した日、11月14日、忘れられない日になりました。

その日の午前中、母を特養の主治医になる区内の開業医に連れて行き

インフルエンザの注射をし、健康診断をしました。

心電図やレントゲンまで。。

 

母の場合、認知症でも足腰は強く、短期記憶が低下しているけれど、ものの道理などは

理解出来る?ので、入所にあたり、ある程度の納得がないと帰宅要求が激しいので

特養の方と打ち合わせをして「嘘」を刷り込んでいました。

それは、私が東京転勤になり息子も東京に行くこと。猫も犬も連れて行くので安心して良い。

母が東京に行っても、デイサービスをすぐに利用できないから、しばらくの間、住み込みで

老人施設のお手伝いをしてほしい。。。と言うことを話していました。

母は68歳まで、働いていたし、看護助手もしていたので、特養でも、実際に洗濯を

たたんだりしてもらおうと、予定していました。

母も一応、納得していました。

 

特養に着くと、玄関に母の名前が書いてあり「歓迎 ○○○○○様」って。。

それを見て、まんざらでもなく微笑んでいました。

3Fのフロアーについて、荷物を置き、特養の方の配慮で職員の方と同じエプロンと名札が

ベットの上にありました。 偽の契約書(賃金等を書いたもの)の説明もあり

手をかけて準備してくださった事がよくわかりました。

母は用意されていた昼食を食べてましたので、いったん整理ダンスを取りに自宅に戻り

弟と一緒に持っていくと。。。。一変していました。

 

母は火の玉の様に怒り狂い、荷物を持って「帰る」と、鬼の形相です。

もう、私も弟も手がつけられません。私と深夜に戦ったときと同じか、それ以上です。

特養はエレベーターでしか下に行くことが出来ないので、私達は降りれません。

 

下の階から、非常階段を開けて下さり、そこから抜け出たのですが、追ってきた母が

鉄の扉を叩き「私も帰る」と言うような事を、叫んでいました。

この時点で、私は、どうしようもない罪悪感に押しつぶされそうになっていました。

 

その日、水曜日は主治医が午後から、この特養に入所されている方の健康チェックに

来られるのですが、さっき見た母の荒れ狂う様子をみて、早々に1Fの医務室に呼ばれました。

 

この特養では拘束や薬を使う事はしないと聞いていたのですが、「母の興奮が明日も同じようだと

鎮静をかけます」と。。。。

「今日はあんたたち頑張らんとね」と看護士さんに言ってました。

 

特養を後にする時、弟が「可哀想と言うか、憎たらしいと言うか。。。精神病院送りに

ならないいけど。。。」と独り言のように言ってた。

私もそう思ったけど、二人とも会話をせずに帰った。

 

母に新しい下着・靴下・服等を買ってそろえ、前日に二人でパックに詰める時

母が「買ってくれたと?ありがとう」と子供の様に喜んだ事を思い出し、涙が出るのです。

せめて。。。と思って私がしたことは、自分の罪悪感を何かに変えて、自分の気持ちを

鎮めようとしているだけで、何だか空しいです。

 

その後も、色々な事があって、また書きます。

 


手続き

2012年11月12日 | 母の事

今日は、特養の申し込み手続きをしました。

そして入所は14日に決まりました。明後日です。。。。。

あんなにGHを探して、早く入所してほしいと願っていたのに、嬉しいような

悲しいような、なんとも複雑な心境です。

我が親を施設入所させる時に、皆通る道なのでしょう。

必要な物をそろえなければいけないのに、手につきません。

 

色々な説明を受け、書類に必要事項を記入・捺印。必要書類をそろえる。

・印鑑証明(本人の物と身元引受人、各1通)

・主治医情報提供書 1通

・介護保険証・後期高齢者医療保険証

 

今日は区役所で印鑑証明証をとり、世帯分離の手続きをしました。

その後、介護保険負担限度額、利用者負担額減額を申請しました。

それから、後期高齢者医療限度額適用・標準負担額減額手続きもしました。