作家 井上香織 Official Blog

せつない純愛小説、やさしい目線で描かれたエッセイで人気の作家 井上香織が贈る癒しの空間 

桜・・・そして。おじいちゃんたちの遠足

2017-04-06 | ★Diary★

昨日は祐天寺にて、打ち合わせ 

ということで。

久しぶりに渋谷から東横線に乗り、

ドアにもたれてぼんやり外を見ていたら。

左右に長く連なる、圧倒的な桜が・・・

祐天寺は中目黒のひとつ先。

そう・・・

それは、かの有名な目黒川沿いの桜なのでございました 

 ・・・ただし、井上は車窓から眺めるのみ 

 冒頭の写真は。

近所の公園の八重桜でございます 


そういえば。

東横線って。。。

いつからか『元町 中華街行き』

なんていう電車が走るようになっていたのですね 


私が渋谷から乗ったとき。車両は空いていて。

三人掛けの席の隅に腰掛け、

打ち合わせの資料にもう一度目を通しておこうとファイルを開きかけたとき。


発車間際に乗り込んできたご年配のおじいさまたち。

「やーっ、座れた」「よかったな」

二人連れのご老人、と思ったら。

もう一人、お仲間らしき、きれいな白髪の方が遅れて 入っていらしたので。

「よろしかったら、どうぞ」

私は席を立ちました。


白髪の彼は、当初、腰かけようとはなさいませんでしたが。

「私、すぐ降りるので。どうぞ」

再び促したところ。

「せっかく譲ってもらったのに、無視するのはいかん」

「そうだ。座れよ」

他の二人がそう言い、白髪の彼はようやく席に。。。


三人は、どうやら学生時代の同級生らしく。

これからお花見がてら、中華街に繰り出すご様子。

さっそく、これから行くお店のこと、そして学生時代の先生の話題で盛り上がり。。

『遠足』みたいで、とても楽しそう 


いつか私も、こんなふうに友人と『遠足』に行くことがあるといいな・・・


 祐天寺でドアが開いたとき、

背中から、こんな声が。。。


「お姉さん、ありがとう」

 
さっきのおじいちゃんたちです。

私。決して『お姉さん』ではないんですけどぉ 

でも。混み始めた車内。

仲良し三人並んで座れたことに、

感謝の気持ちを込めておっしゃってくださったのね 


苦笑し、会釈しながら、私は電車を降りました。


なんとなく、ほっこりした井上なのでした。

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