天使の羽根

我が家の天使は自閉症、障碍は不便なこともあるけど不幸じゃない!!そんな母の日々を書いてみました。

広告

※このエリアは、60日間投稿が無い場合に表示されます。記事を投稿すると、表示されなくなります。

天使の羽根外伝、kaomama看護学校時代の思い出、その1

2016-12-24 18:22:35 | Weblog
友人、知人達から「まだ天使君2年生にならないの?」と聞かれるが、今夜はクリスマスイヴ
こんな夜に辛い話は書きたくないから絶賛現実逃避中

もう30年以上前のkaomama看護学校時代の思い出

しばしお付き合いくださいm(_ _)m

憧れて憧れて
ものすごく勉強して入れた看護学校

合格通知が届いてグランマと一緒に入学手続きと入寮(←全寮制だった)手続きに行って、そこで白衣とナースシューズの採寸があった

初めての白衣

今からすると恐ろしく笑える古くさいデザインだったけど、ワクワクとドキドキが混ざった高揚感は今でも昨日のことのように覚えている

そして入学式を終え入寮

8畳の横長の部屋に1年生2人と2年生2人の4人部屋
2段ベッドの下は2年生、上は1年生

ふわふわ感は翌日から一気に緊張の日々へと変わった

朝は5:30起床!部屋から出て廊下の左右にそれぞれ1列に並び、当番の2年生のかけ声から朝が始まる

暗唱するのはナイチンゲール誓詞

当番:ナイチンゲール誓詞

生徒全員:ナイチンゲール誓詞

われはここに集いたる人々の前に厳かに神に誓わん
我が生涯を清く過ごし、我が任務(つとめ)を忠実に尽くさんことを
われは全て毒あるもの、害あるものを絶ち
悪しき薬を用いることなく、また知りつつこれをすすめざるべし
我はわが力の限り我が任務の標準(しるし)を高くせんことを務むべし
わが任務にあたりて、わが取り扱える人々の私事の全て
わが知りえたる一家の内事の全て、われは人に漏らさざるべし
我は心より医師を助け、わが手に託されたる人々の幸(さち)の為に身を捧げん


よく私は「学生時代何部だった?」と聞かれる

なんだかものすごい体育会系に見えるらしい

しかし私はバリバリの文化部系だった
根は笑いをとりにいく人だったけど
体育会系のノリはこの看護学校時代の体験が基礎になっている!

厳しくて有名な学校だったけど
入ってみたら予想以上だった

暗唱が終わると学生の半分は食堂へ食事当番に行く
実際調理してくれるのは厨房の職員さん達だったが学生の分と夜勤の職員さんの分の配膳は、学生の仕事だった

残りの半分の学生は寮の掃除をする

1階2階は卒業して病院に就職した看護師(当時は看護婦)さんの住むエリアで、3階部分が学生のエリア

1階~3階の廊下とトイレと洗面所、1階部分にはその他に寮の玄関と集会室、共同台所と洗濯場も入る

3階は学生エリアだからまだマシだが、1階2階は看護師さん達が住んでいるエリアだから8時迄は灯りをつけてはいけない決まりになっていた
準夜勤明けで休んでいる看護師さん達が居るからだ

非常灯の灯りの下で無言でひたすら掃除をする

1年生はゴム手袋使用禁止だったから、真冬でも素手でトイレを磨き床もピカピカに磨きあげる

水音がうるさいと看護師さん達に「うるさい!」と叱られるから、水の量にも気をつけて掃除をしないといけない

暗黙の掟で2年生に水回りを掃除させてはいけないというのがあって、1年生は必死にトイレと水回りを率先して掃除する

冬季はこの他に寮の玄関前の除雪作業もあるから、真冬にも関わらず汗だくで掃除をする

掃除を終えると病院の職員食堂へ行き朝食

1年生と2年生はテーブルも別々で2年生が全員着席してから1年生は「失礼致します」と一礼してから着席し、黙々と食事を摂る

2年生より早く食べ終わらないといけないからだ

1年生は食べ終わったら壁際に並び2年生が食べ終わるのを待つ

2年生が食べ終わると同室の1年生がイスを引き上級生の食器を「お下げしてもよろしいですか?」と声をかけてから下げる
その時は30度の角度で礼をしながら食器を下げなければいけない

2年生が全員退席したら、自分の分と上級生の分の食器を洗い、食堂の出入り口で厨房の職員さん達に一礼し「ありがとうございました」と挨拶して寮へ戻る

廊下は右端を1列に並び、絶対に走らない
走ると患者さん達が驚くから絶対に走ってはいけないと入寮した日の夜、上級生から教わった

トイレも洗面所も使用は2年生が先

1番強烈だったのが、お風呂タイムだった

隔日のお風呂の日は朝から楽しみだった
が、これにもルールがあり、2年生や看護師さんが入って来たら1年生は湯船からあがらないといけないという決まりがあった

洗い場も同様で上級生が入って来たら場所を譲らないといけなかった

体を洗っている時は余裕だけど、問題は頭
下を向いて目を閉じてシャンプーしている時に上級生が入ってくると、同期が「kaomama!」と該当者の名前を叫ぶ

その瞬間シャンプーしている状態のまま左側へ移動し、目を閉じたまま「どうぞお使い下さい!」と叫びイスを譲る

最初はバランスを崩して、そのまま転ぶ1年生も続出していたが、3ケ月もしたら皆絶妙なタイミングで移動出来るようになった

習うより慣れろ!

なんだそれ?何処の自衛隊?って思われるかもしれないけれど、後々これらの掟には理由があることが判ることになる

そんな忍耐との闘いみたいな日々の中でも楽しい事は沢山あった

真夏はカルピスやアイス、冬はミカンや肉まんを上級生が「他の部屋の子達には内緒だよ」って言いながら奢ってくれて、嬉しくて美味しくて、先輩達と一緒に洗濯場に隠れて食べた

あんなに美味しくて楽しいおやつタイムはなかなかないなぁ



ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 天使の羽根外伝、新卒の情熱 | トップ | 天使一家警戒警報発令中! »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。

あわせて読む

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL