Kおばちゃんのつぶやき

日々徒然に思うことの備忘録

Cafeで一休み(アントワープ)

2007-02-05 18:08:20 | ベルギー
今日も良いお天気。
昨日、一昨日とkおばちゃんと日向を争った?野良は、今日はのうのうと日向ぼっこだろうな~ああ、猫になりたい・・

喉のほうは・・まあ薬飲んでる割には劇的に良くはならないなあ~。でも、気にはならなくなってきているので、良しとしましょ。

本とすすみません・・

○12月30日(土)

いくら楽しいHoogstraatといっても、そんなに長い間時間がつぶれる訳も無く・・かといってここで妥協してというか美味しそうなケーキの魅力に負けてカフェに入り込むのも我慢大会のような気もするので・・なんて思っていたが、どうもはじっこまで来てしまった・・

このHoogstraatの最後にちょっと薄暗い感じのパブのような感じのお店を発見!友人が「大丈夫?」というのをよそに「こういう時は『人を探してます・・』ってふりすれば大丈夫」と(庶民的なところは得意)、面の皮の厚いkおばちゃんが中に入って行くと・・まあ、若者はいない代わりに、スキンヘッドだらけ・・というわけでもないし、中年カップルもいるし・・ケーキこそ飾ってないけどパンケーキぐらいだったら出てきそうな雰囲気なので『ここでビールでも飲みましょ!』と店内に入り込んだ。Sint-Jansvlietとの角あたり、KLEINE TUNNEL BVBAとい名前だったと思う。

たぶん夏はテラス席なんかでて、雰囲気違うんでしょうね。

メニューを眺めて・・ビールのところで知らない名前のビールがあったのでお店の人に聞くと『ベルギーのビールよ』と教えてくれたのでさっそくそれを注文!それが冒頭の画像。

レフLeffeという銘柄のビール。
このビールは多くのベルギービールがそうであるように『修道院』がルーツのビールのようで、もともとはレフ修道院Abbey Notre Dame de Leffeで作られていたビール。

この修道院は1152年にFloreffe の大修道院長の権限の基づいて独立したディナンの宗教共同体として認められたことから始まり、1200年には『レフ修道院』と呼ばれる施設になったらしい。一方、ビールとの関係は1240年にはムーズ川対岸にあったサン・メダールSaint-Médard醸造所を手に入れたことから始まったらしい。
その後修道院は歴史の中で、洪水や火災、戦災等により何回も破壊と再建を繰り返され、特にフランス革命の混乱はこのビール醸造に大打撃を与えたようであるが、その製法とともに脈々と受け継がれてきましたようである。

しかし、1952年ニス修道院長C.Nijsから財政的困難から生産ライセンスをOverijseのロートヴェート家の醸造所に譲り、今日のように有名な “Bière de Leffe”となったよらしい。
ただし、現在のLeffeはこの修道院ではなくレーベンLeuven のStella Artois のビール醸造所で醸造されているようだが、特許権使用料は大修道院に支払われ続ける・・ということである。

そのLeffeビールのかでも特徴的なLeffe Dubbel(Leffe Dark)を頂いたのだった!
ちょっと甘め?でも美味しいビールでしたよ!

ここで、kおばちゃんはさっきの通で買い物をし残してとっても『心残り』があったので、友人にここで待っててもらう間に引き返して買いものに出かけた!(物欲にはかなわない・・)友人には『お食事どころ』の参考になるような資料を残して・・


KLEINE TUNNEL BVBA

HOOGSTRAAT 76
2000 ANTWERPEN
BELGIEN

Telefoon +32 (0) 3/2322216
Fax +32 (0) 3/2322396

コメント (2)
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