月と歩いた。

月の満ち欠けのように、毎日ぼちぼちと歩く私。
明日はもう少し、先へ。

菌の世界

2017-01-12 | 仕事
秋田はとても寒かった。
ちょうど寒波。

東北新幹線の窓からの景色がだんだん変わっていくのが面白かった。







寒いのも雪もガマンできたが、遠いので疲れきった。
飛行機が飛ばないリスクを考えて、冬は秋田でも新潟でも山形でも、とにかく新幹線で移動を命じられる。
家からおよそ7時間!
さすがにぐったりした。

1日目は移動で終わり。クライアントのE本さんとカメラマンさんと3人でホテルの近くの居酒屋で飲んだ。
普通のチェーン店っぽい居酒屋なのだが、お酒のラインナップがすごい。秋田の銘酒揃い。
帰りに寄ったローソンで「雪の茅舎」を発見!
ローソンでこれが買えるのは秋田ならでは。


翌日は麹菌屋さんを取材。
今回は酒蔵ではなく、酒造りに必要な「麹菌」を造って販売している会社を取材しに行ったのだ。
秋田までわざわざ行く価値のある、充実した取材になった。
行く前からかなり勉強もして行ったが、それ以上に実りのある取材だった。
生まれ変わったら「麹菌屋」になりたいとまで思った。
菌の世界に魅せられる人がいるのもよくわかる。なんと神秘的な世界だろう。
動物界でも植物界でもない世界。
説明を受けるたびに何度も何度も「おもしろーい!」と叫んでしまった。
私がわくわくした顔で、おもしろい、おもしろいと言うから、取材先の研究者の方もうれしそうだった。
たった3、4時間の取材のために、雪の中を長旅してきたわけだが、本当に来てよかったと思った。
もっと話したかったが、帰りの新幹線も決められていたので仕方なく帰って来た。

夫がちょうど東京にいて、品川で飲もうと誘われたので、一人だけ東京で降りて夫とご飯を食べて帰って来た。
カメラマンさん(別居中)に「夫が誘ってきたから東京で降ります」と言うと、「信じられん!」と行天していた。
「そんな面倒なことよぉするなぁ・・・。帰ったら会えるんちゃうん?」と。
でも、この日は木曜日。
夫は土曜日まで帰ってこないので、会っておきたかったのだ。
私たちはいつも仲良し。
品川で一緒に美味しい日本酒とビールを飲んで1人で終電に乗って帰って来た。

ただ、あんまり体調はよくない。
年末年始の暴飲暴食がたたって、ずっと胃腸の調子が悪い。
この日もせっかくなのに、日本酒を1合も飲めなかった。

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