政権交代と言っても、自民党が民主党に代わるような、政党の交代ではありませんが、現政権から、習近平氏を国家主席とする新たな政治体制がこの秋には生まれようとしています。懸案の首相も、どうやら李克強氏で固まりそうな情勢ですが、中国の熾烈な権力争いは土壇場まで何が起きるかわかりません。それでも、少なくとも、十四億の民を食べさせるために政権は存在していて、一歩間違えば国が荒れる可能性は常に秘めていて、中国の政権運営はまさに綱渡りな経営にも似ています。
ランチをご一緒した日系企業の中国人社員に言わせれば、「政権は誰でもいい。とにかく国を運営してくれ!」との思いがあるようで、さらに「この先20年くらいは今の政権が安泰でしょう。」との推測をしておりました。半ば、期待をこめた言い方に聞こえましたが、中国の現在の政権のトップは、実際に本物のエリートしかなれず、下っ端が汚職などに励んでいるものの、経営ボードに当たる数名はキレ者ぞろいです。日本の政権は、もっとも優秀なはずの官僚の上に、芸人の上司が議員として来てしまうこともあるわけで、同じ権力争いをするにしても、次元が違い過ぎます。ミッションは一つ、国の経営です。
そんな日本のニュースでは、河村名古屋市長が、南京大虐殺はない!と豪語し、ネット上では拍手喝采を浴びているようですが、南京虐殺の記念館にも足を運んだ私の感覚としては、戦争に虐殺、強姦、強奪が当たり前に起こるわけで、虐殺はない!と言うと嘘になります。が、20万人に満たない人口の街で、わずか数カ月で30万人を殺すことは不可能なわけで、記念館の犠牲者とされる名前も、よくぞ30万人分も作ったなあ〜と言うのが正直な感想です。いずれにしても、戦争は憎しみを生まないわけがありませんが、歴史は真実を語らず、勝てば官軍、負ければ賊軍で、事実はその時の情勢によって捻じ曲げられることもある・・・ただ、それだけのことです。
30万人かゼロかの議論に何の意味もありません。日本人としては、広島、長崎に、原子爆弾なる決して使われるべきではない兵器を、実験的に使われて失われた数十万の命、東京大空襲だって数十万人単位で、一般市民が殺されているわけで、アメリカには物を言えず、中国からの言いがかりに噛みつく・・・空しいですね。
今回は、中国側が南京問題を問題とせず、との態度をとっているようですが、政権の移行に向けては、波風はできれば立てなくないと言うのが本音でしょう。つまり、江沢民系・太子党と、共産主義青年団系の権力闘争が、一応結論を見たと見ることもできます。経済の減速についても、交代時期までは静観しているようにも思えますし、きっと何かが起こると私も心配する2012年を、できれば何も起こらないでやり過ごそうとするかのように、ここ上海の街にも、微妙な静寂が訪れている・・・そんな風に思えてなりません。
ランチをご一緒した日系企業の中国人社員に言わせれば、「政権は誰でもいい。とにかく国を運営してくれ!」との思いがあるようで、さらに「この先20年くらいは今の政権が安泰でしょう。」との推測をしておりました。半ば、期待をこめた言い方に聞こえましたが、中国の現在の政権のトップは、実際に本物のエリートしかなれず、下っ端が汚職などに励んでいるものの、経営ボードに当たる数名はキレ者ぞろいです。日本の政権は、もっとも優秀なはずの官僚の上に、芸人の上司が議員として来てしまうこともあるわけで、同じ権力争いをするにしても、次元が違い過ぎます。ミッションは一つ、国の経営です。
そんな日本のニュースでは、河村名古屋市長が、南京大虐殺はない!と豪語し、ネット上では拍手喝采を浴びているようですが、南京虐殺の記念館にも足を運んだ私の感覚としては、戦争に虐殺、強姦、強奪が当たり前に起こるわけで、虐殺はない!と言うと嘘になります。が、20万人に満たない人口の街で、わずか数カ月で30万人を殺すことは不可能なわけで、記念館の犠牲者とされる名前も、よくぞ30万人分も作ったなあ〜と言うのが正直な感想です。いずれにしても、戦争は憎しみを生まないわけがありませんが、歴史は真実を語らず、勝てば官軍、負ければ賊軍で、事実はその時の情勢によって捻じ曲げられることもある・・・ただ、それだけのことです。
30万人かゼロかの議論に何の意味もありません。日本人としては、広島、長崎に、原子爆弾なる決して使われるべきではない兵器を、実験的に使われて失われた数十万の命、東京大空襲だって数十万人単位で、一般市民が殺されているわけで、アメリカには物を言えず、中国からの言いがかりに噛みつく・・・空しいですね。
今回は、中国側が南京問題を問題とせず、との態度をとっているようですが、政権の移行に向けては、波風はできれば立てなくないと言うのが本音でしょう。つまり、江沢民系・太子党と、共産主義青年団系の権力闘争が、一応結論を見たと見ることもできます。経済の減速についても、交代時期までは静観しているようにも思えますし、きっと何かが起こると私も心配する2012年を、できれば何も起こらないでやり過ごそうとするかのように、ここ上海の街にも、微妙な静寂が訪れている・・・そんな風に思えてなりません。
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