政策金利と預金金利

政策金利と銀行など預金金利の関係を考えてみたい。

政府のニヒルと政治の不作為

2008-07-26 | 経済
「末は博士も就職難」、修了者の25%が「浪人」(読売新聞) - goo ニュース
大学院博士課程修了者の就職先がない。
誰もが将来の自分の希望する職業に向かって進学する筈だ。一時、マスコミは、学歴にふさわしい就職先に就職を希望するのは、“甘え”だ、としていた。今ごろになって、博士課程修了者の就職難を取り上げているが、学問の粋を極めた人間を、コンビニなどのアルバイトで、いつまでも続けさせる事は“ニヒル”の極みだ。こう言う事態は一刻も早く解消しなければならない。政府のニヒルと政治の不作為を指摘したい。


円キャリーで “円安” 輸入インフレ 輸出は減少の踏んだり蹴ったり

2008-07-25 | 経済
上半期輸出が8年半ぶり減 名古屋税関、自動車不振で(共同通信) - goo ニュース
日銀の不作為によって、日本の経済は翻弄されている。
円キャリーで “円安”になって、輸入インフレが起きているのだ。おまけに世界的な不景気のせいで、輸出の減少が始まった。今や“円安”は国民を苦しめる根源になってきた。円安は輸出を盛んにするので良い事だ、と言う時代は去った。ここに来て、日銀の不作為は許されない。少なくとも国際的な政策金利2~3%を目指すべきだろう。

北朝鮮の拉致は、『人質戦法』

2008-07-03 | 経済
「拉致問題忘れていない」駐日米大使が横田さん夫妻らと面会(読売新聞) - goo ニュース

北朝鮮とアメリカは敵対的な関係にあります。アメリカは、「イラク攻撃の後は北朝鮮だ」としていました。北朝鮮は切り札として、2002年9月17日小泉純一郎首相が北朝鮮の平壌を訪問し、国防委員会委員長・金正日と会談した席で、日本人13人を拉致した事を明らかにしたのです。

 つまり、アメリカの強力な軍事に対して、弱者の兵法を用いたのだと思います。“人質”戦法です。日本から日本人を拉致したのは、人質としての“価値”があるからでしょう。(北朝鮮が何の目的で日本人を拉致したのか?、については識者は沈黙しているようです。)

 勿論、“拉致”は卑怯なやり方ですが、戦争には卑怯はつきものです。“拉致問題”は戦争の悲劇だと思います。ですから、一日も早くアメリカとの敵対関係を終わらせ、平和条約を結ぶ事で、拉致された人たちを取り戻すのです。

経過
 
 ● 2001年9月 9・11 テロ
 
 ● 2001年10月 アメリカ・アフガンに侵攻
 
 ● 2002年9月 拉致問題で日朝会談
 
 ● 2003年3月 アメリカ・イラク侵攻

 北朝鮮の“拉致”公表は、アメリカの、一連の軍事作戦に対応してなされたものです。