goo

母の赦し(ゆるし)

1月27日に僕がフェイスブックに書いた文章です。
『赦し
今日は母と手術をした病院での診察に行きました。最初主治医はソワソワしていました。前回の診察の後に医療相談室で不満を話したのが伝わったのか、主治医は前回は丁寧でなかったと言った。そして緩和ケア外来の様子を聞いていた。そして僕が何かあったらまた来ていいですか?と聞いたらどうぞと主治医は言った。
結局、主治医は手術後の処置で細菌に感染して入院が長引き脳梗塞も起こし体力が低下した、退院後検査をしなかった間にガンが急に悪化していたことには触れず謝りもしなかった。
母は初めきびしい目付きをしていたが、先生の話をじっと聞き入るやさしい目になっていた。僕は意外に感じた。母は自分の先のことも考えて赦したのかなと僕は思う。
その後医療相談室に行き、看護婦さんにやさしく話してもらい緩和ケア外来に病院を移ることを話しました。
今日は何か大切な日だったと後になり思うのかなと考えました。僕は母に拍手したいと思います』

母は初めCT検査かMRI検査で肺に異常が見つかったらしい。
レントゲンでは映らない小さなものだったけれど。
医者にその腫瘍を切除すればいい。と簡単に言われたようで、
母も簡単に考えていたようで僕も簡単に考えていた。そして医者も簡単に考えていたようだった。
結局その手術以降母の健康状態は悪化して行った。
母は手術をしなかった方がよかったのではとも思う。
腫瘍をそのままにしておいた方が切り取って悪化させるよりも母は高齢だったことも考えればよかったのかなと思う。

この日の外来診察に僕も母と一緒に出掛けて主治医の話を聞いた。
病院に行く前日、母は「話が違うではないですか」と先生に言おうと思うと話していた。
正確に母が何と言ったかは覚えていないけれど、そのようなことを母は話していた。
僕は正直なところ、診察で荒れるかなと心配した。
でも結局、母は主治医への不満は話さなかった。
僕は正直なところほっとした。

今になり思えば母が主治医に不満を言ってもよかったのではと思うこともある。
でも母は後で「たちの悪いがんでした」と言われれば仕方ないからねと僕に話した。
僕は本当に母が主治医のその言葉で納得したのかは分からない。
納得していなかったと思う。
でもそれを言ったらすべてひっくり返してしまうと思うから母は言わなかったのだと思う。
そして母はそれを言ったら僕がそれにこだわり続けるだろうと思って言わなかったのかなと僕は思うようになった。
僕のこだわる性格から僕は主治医を裁判で訴えるまでしたかもしれない。
それを思って母は主治医に不満を言わなかったのかなとも僕は思う。

今さらどうにもならないけれど母に感謝です。
母の日に感謝する母はもういないけれど。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 日常の休日 明日は北東気... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。
数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。
 
この記事のトラックバック Ping-URL
 
 
※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。