環セミブログ

鳥取大学環境系サークル「環境セミナー」の、
日々の活動を紹介するブログです。

2006.9.17 大山合宿1日目

2006年09月17日 | その他
文責:ユースイ

 環セミ企画・大山合宿の思い出話でございます。
 鳥取県西部に聳(そび)えます、中国山地位置の高さを誇ります、大山へ登山するために、総勢22名の環セミ部員らが、一路大山町へと向かったわけでございます。
 今回のお話は、その道中と顛末記でございますね。

 17日日曜日。朝8時半に鳥取大学前駅前を出発した我々は、その道中にあります、東郷湖岸にある「燕趙園(えんしょうえん)」に立ち寄りました。
皇帝らしきヒト。
 ここ「燕趙園」では、中国風の庭園を再現したところでは、日本一の広さを誇る庭園パークなのだそうでございます。
 ついて早々、中国雑技の技を見て感動したり、倉吉名物?の杏仁ソフト ¥250 を頂きまして、満足でございました。
召使いらしきヒトたち。
 ここでは、中国皇族の衣装を着ることが出来るそうでありまして、皇帝に成りすましていた部員もいましたよ。

 暫しここに滞在(といっても1時間くらいでしたか)したのち、今度は倉吉市内へと向かいました。

 今度は、倉吉の赤瓦土蔵群を見るためです。
古より続く景観。
 ここでは、古(いにしえ)より続く町並みの景観が維持・保存されており、あたかも時が止まっているような、そんな不思議な空間に誘(いざな)われます。
 古い家々や土蔵は、一部は改造されてお土産屋やレストランとなっていたり、展示室となっていたりしました。しかし酒蔵など、今も昔もそのままの建物の使われ方をしているところもあります。
倉吉凧(いか)の製作体験。
 また、ここでは、倉吉の伝統凧「倉吉凧(いか)」の製作を体験することが出来ました。ちなみに「いか」とは「たこ」のことです。「いか」の言葉が最初にあって、それに対抗して江戸っ子が「たこ」と名づけたものが全国に広まったのだそうですね。だから「いか」が本家なのです。
 倉吉凧の骨は竹籤(ひご)2本と、実にシンプルなものでした。これで飛ぶのか、と感心してしまいましたよ。

 結局皆さん凧作りに夢中になりすぎて、予定を大幅に超えて2時間半も費やしておりました。
 ようやく大山にある国立大学共同合宿所に着いたのは、午後6時を過ぎていました。あたりもうっすらと暗くなっておりました。それに台風13号も近づいていた頃でありましたし。

ジンギスカン。
 そして夕食は皆さんお待ちかねの、ジンギスカンでございます。
 なぜかよく分からないのですが、大山ではジンギスカンが名物となっているのでございます。
ジューシーな羊肉。
 肉は大量にありましたけれども、腹が減りすぎていたので、あっという間になくなってしまいました。
 ご馳走様でございます。

 夜が更けるにつれて、風が段々強く、叩きつけるように吹いてきました。
 風呂に入りながら、窓の外で大きく揺れる木の枝を見て、「嵐みたいだねぇ」なんて話しておりました。しかしよく考えてみると、これを嵐って呼ぶんですよね。

 台風は明日の朝までに過ぎ去ってくれるのでしょうか。

 以下2日目に続く。


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