観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

小鳥たちをよく観察できています

2017-01-20 18:38:15 | 冬の藤前干潟

藤前干潟
今日の満潮時間10時58分 潮位185cm
今日の干潮時間17時55分 潮位 91cm

 

今日はお昼頃に雨がぱらつきましたが、晴れ間ものぞく時間帯もあり、

干潟の出始めた14時頃に干潟をのぞきに行きました。

オナガガモ、コガモ、ユリカモメ、ズグロカモメの他、ダイゼン約20羽やシロチドリ2羽などが干潟には飛来していましたが、

鳥たちまでの距離が遠かった上に逆光の時間帯だったのでなかなか写真に写せませんでした。

これからあと数日間は潮回りが悪いので、シギ・チドリの観察は苦労しそうです。

なお、今日観察できたシギ・チドリは、シロチドリ55、ダイゼン21、ハマシギ71、ダイシャクシギ3 とダイゼンとハマシギの飛来数は少なかったです。

 

今秋および今冬は、野鳥観察館前の水たまりに全く小鳥たちが姿を見せていませんでしたが、

ここ最近は頻繁に鳥たちが訪れるようになりました。

今日はツグミが水を飲みにやってきた後、ジョウビタキ(♂)が水浴びに来ていました。

この他、ヒヨドリやメジロ、ウグイス、シロハラなどが訪れています。

 

また、稲永公園を歩いていると、ナンキンハゼの木に多数のスズメやムクドリ、さらにはメジロがとまっているのをみつけました。

12月の半ば頃まではまだたくさんの白い実をつけていたナンキンハゼですが、今はその数はかなり減って、枝の先がさみしくなっていました。

その残り少なくなったナンキンハゼの実を、鳥たちが食べているのを観察できました。

スズメはしなる細い枝の先にとまって、白い実をなんとかちぎりとっていました。

 

ムクドリは、枝の先の実をくわえると、ぶらさがりながらはばたいて実をもぎとっていました。

近くにはモズも観察できました。

 

 

【1月の藤前干潟に関するイベントのお知らせ】

☆第6回ごみと水を考える集い
内容:「伊勢・三河湾の漂着ごみゼロ」と「ごみがうまれない社会創り」の啓蒙活動とネットワーク作りの推進を目指して行われている集いです。
日時:1月22日(日)13:00~17:30
場所:稲永スポーツセンター
※詳細はこちら(藤前干潟クリーン大作戦HP)をご覧ください。


☆1月の渡り鳥調査隊
内容:藤前干潟に飛来する野鳥を観察し、種類と数を調べます。冬鳥であるカモ、カモメ、ミサゴ、ハマシギなどを観察できるはずです。
日時:1月28日(土)11:00~13:00
場所:名古屋市野鳥観察館
対象:小学生以上
定員:20名
参加費:無料
持ち物:防寒着、双眼鏡(お持ちであれば)
申込み・問い合わせ先:名古屋市野鳥観察館(TEL/FAX)052-381-0160


☆藤前干潟サイエンスカフェ「藤前干潟とつながる海~伊勢湾の流れ~」
内容:干潟をつくり、生きものを支える「海の流れ」について専門家からお話しを聴きます。
   講師:小椋進氏(国交省名古屋港湾空港技術調査事務所所長)
   ファシリテーター:伊藤健吾氏(岐阜大学応用生物科学部准教授)
日時:1月28日(土)13:30~15:00
場所:稲永ビジターセンター
定員:20名(先着・事前申込み)
参加費:無料
申込み・問い合わせ先:
    環境省名古屋自然保護官事務所
    TEL:052-389-2877、FAX:052-389-2878
    メール:WB-NAGOYA@env.go.jp
締切り:1月23日(月)必着 ※定員に満たない場合は、継続募集
主催:藤前干潟ふれあい事業実行委員会
協賛:イオンモール名古屋茶屋店

※詳細は下記HPをご覧ください。
http://www.city.nagoya.jp/kankyo/page/0000088964.html
http://chubu.env.go.jp/blog/2016/12/22/

 

明日の干潮時間 5時39分 潮位104cm、19時29分 潮位 84cm
明日の満潮時間11時52分 潮位176cm

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