観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

「干潟を音であそぼ」を実施しました♫

2017-08-22 21:06:37 | 夏の藤前干潟

藤前干潟
今日の干潮時間12時23分 潮位 25cm
今日の満潮時間18時46分 潮位268cm

 

今日は朝から曇りのお天気でした。

開館直後に野鳥観察館前でみつけたのは、イソヒヨドリ2羽。

写真↓の個体はメスのようですが、もう1羽は若い個体のようでした。 

 

さらに来館者の方から日曜日(20日)に藤前干潟周辺でメリケンキアシシギと思われる鳥をみつけたと教えてもらいました(写真はFさんからの提供いただきました)。体全体が黒っぽい左の個体(もしかしたら右の個体も)がメリケンキアシシギと思われます(中央はソリハシシギ)。メリケンキアシシギは藤前干潟のような泥や砂の干潟よりも石の多い外海の海岸で見られることの方が多いようです。 

 

 そして、今日は藤前干潟ふれあい事業主催の「干潟で音をあそぼ」がお隣の稲永ビジターセンターで開催されたので、お手伝いに行ってきました。

講師としてお呼びしたパーカッショニスト(打楽器奏者)の本多tacobowさんに様々な楽器の演奏を聞かせてもらった後・・・、

みんなで稲永ビジターセンターの外に出て、干潟が出始めた風景を見ながら、耳をすまして、干潟の音を探しました。鳥の鳴き声、風の音などに気づくことができました。

その後、カキ殻とヨシを使って「ウィンドウチャイム」を、貝殻とペットボトルを使って「マラカス(シェーカー)」を作りました。 

休憩を挟んでその後、子どもたちにヤマトオサガニとトビハゼ、チュウシャクシギに扮してもらい、干潟のミニ演劇を行うと同時に、これらの生きものの動きに合わせて作った打楽器の演奏を行いました。

みんな一生懸命に生きものを演じてくれたり、演奏をしてくれましたし、tacobowさんの演奏も、楽器作りも、ミニ演劇も楽しんでくれたようで、嬉しく思いました。

参加してくれたみなさん、講師のtacobowさん、ありがとうございました。

 

 

そしてこの「干潟を音をあそぼ」が開催されている間に、野鳥観察館には、作製を依頼していた新しい剥製が届いていました。

今回届いたのは、幼鳥のオオタカの剥製です。名古屋市内の施設で事故で死亡したものを剥製にしてもらいました。

以前から展示していた成鳥のオオタカ(写真右側)と比べられるよう、2体を並べて展示しています。ぜひ、来館された際はじっくり見てみてください。

 

最後は野鳥観察館前からの今日の夕焼け。雷雨が通り過ぎた後に広がった光景です。 

 

明日の満潮時間 6時36分 潮位261cm、19時17分 潮位266cm
明日の干潮時間13時00分 潮位 31cm

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