観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

新川のカモたち

2016-12-09 18:10:58 | 冬の藤前干潟

藤前干潟
今日の干潮時間 7時04分 潮位 88cm
今日の満潮時間13時42分 潮位204cm

 

今日は野鳥観察館から庄内川と新川を隔てた場所にある藤前活動センターに用事があったため、

帰りに新川河口の野鳥を観察してきました(新川河口も庄内川河口と一緒に藤前干潟鳥獣保護区になっています)。 

観察できたのは、ほとんどがカモの仲間で、そのカモの中でもスズガモが圧倒的に多かったです。

観察時はほとんどのスズガモは顔を背中にうずめて、休息中でした。

 

ハシビロガモもいました。庄内川河口でも観察できるのですが、距離が遠いのでなかなか写真に写せません。 

オカヨシガモのオス。ハシビロガモ同様、庄内川河口にもいるのですが、こちらもなかなか庄内川護岸には寄ってきてくれません。オカヨシガモは、近年藤前干潟への飛来数が少しずつ増えています。

 庄内川護岸近くでも観察できるヒドリガモを新川でもみつけました。オス(奥)とメスのペアで泳いでいました。

 

最後の鳥はカモではなく、アオサギ。新川護岸に佇んでいました。首をすくめた姿を真正面から見た瞬間、鳥ではなく別の生きもののように見えました。 

 

野鳥観察館前から見た夕日。今日は夕方から急に風が強くなり、波が立ってきました。この夕日を撮った直後に太陽は灰色の雲に隠れてしまい、しばらくすると雨が降ってきました。

 

明日の干潮時間 8時22分 潮位 89cm
明日の満潮時間14時42分 潮位214cm

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ナンキンハゼとメジロ

2016-12-08 18:44:35 | 冬の藤前干潟

藤前干潟
今日の干潮時間 5時38分 潮位 81cm、19時14分 潮位 95cm
今日の満潮時間12時33分 潮位199cm

 

今日は少し風がありましたが、よく晴れて、日なたにいると太陽の光の暖かさを感じました。

10時半頃に沈みかけている干潟を見に行きましたが、すでにシギ・チドリの姿はありませんでした。

しかし、面積が小さくなった干潟周辺にはオナガガモとコガモが集まり、餌をとっていました。

 

ヨシ原の上には、チュウヒが飛んでいました。カラスとケンカしている姿も見られました。

 

この後、稲永公園を歩いていると、白い実をつけたナンキンハゼにメジロとヒヨドリをみつけました。

昨日は、稲永公園のクスノキの実を食べにやってくる野鳥をご紹介しましたが、ナンキンハゼにもいろいろな野鳥がきます。

ナンキンハゼの枝の先端は、小さなメジロにとってもとまるのが難しいようで、必死にバランスをとりながら実をとっていました。

 

15時を過ぎると、広がり始めた干潟にダイゼン、シロチドリ、ハマシギなどのシギ・チドリが飛来し始めました。

徐々にその数は増え、閉館時の16時半頃には、1,000羽を超えるハマシギを確認でき、夕日をバックに大きな群れで干潟の上を飛び回っている光景も見られました。

 

夕日に照らされる稲永公園の松林。

今日の夕日。今日は、川面に映る光の筋がすぐ足元の護岸までのびていました。また、山もくっきり見ることができました。

 

今日観察できた主な野鳥 ハジロカイツブリ5、カンムリカイツブリ48、カワウ102、ダイサギ2、コサギ5、アオサギ29、マガモ25、カルガモ26、コガモ290、オカヨシガモ1、ヒドリガモ12、オナガガモ1,153、ハシビロガモ6、ホシハジロ20、キンクロハジロ176、スズガモ227、ミサゴ18、チュウヒ1、ハジロコチドリ1、シロチドリ79、ダイゼン99、ハマシギ1,090、ダイシャクシギ1、ユリカモメ37、セグロカモメ4、オオセグロカモメ1、カモメ3、ズグロカモメ15


明日の干潮時間 7時04分 潮位 88cm
明日の満潮時間13時42分 潮位204cm

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クスノキにやってくる鳥たち

2016-12-07 19:43:11 | 冬の藤前干潟

藤前干潟
今日の満潮時間11時25分 潮位199cm
今日の干潮時間17時47分 潮位110cm

 

今日は昨日の荒れたお天気と打って変って、ほとんど風がなく、晴れて穏やかな日でした。

午前中は地元の小学生約100名が、名古屋市野鳥観察館と稲永ビジターセンターを訪れ、

藤前干潟を紹介する映像を見たり、野鳥観察をして、藤前干潟について学習していました。

潮が悪く、小学生たちの来館時には干潟がほとんど出ていなかったため、

多くの野鳥が飛来している風景を見てもらうことができず残念でしたが、

ユリカモメやオナガガモ、スズガモ、ミサゴなどが観察できました。

また機会があれば、干潟が広がっているときに、干潟と野鳥を見に来てほしいと思います。

 

開館時には、干潟はまだ少し残っていましたが、シギ・チドリはあまり残っていませんでした。

夕方近くになって、再び干潟が出始めると、多くのシギ・チドリが飛来し、

今日は以下のシギ・チドリを確認することができました。

シロチドリ45、ダイゼン74、ハマシギ870、イソシギ2、ダイシャクシギ2

 

そして、稲永公園にはえているクスノキ、ピラカンサ、アキグミなどの実をつける木にも様々な鳥がやってきています。

最近はツグミの数が増えており、特にクスノキの木によくとまっているのを見かけます。

この他、シロハラやキジバト、ヒヨドリ、ムクドリなどがクスノキにやってきていました。(※下の写真のシロハラがとまっているのはプラタナスです。)

 

また、夕方、ユリカモメの群れが護岸近くで水浴びや羽繕いをしてのんびり過ごしているのをみつけましたが

この群れの中の数羽が、クスノキの実を食べるのに何度も挑戦している様子が観察できました。

クスノキの上空をゆっくり旋回して、だんだん枝の先端に近づいていくユリカモメ。

 

その後、クスノキの枝にのっかり、不安定な恰好で枝の先端をつまもうとするユリカモメもいれば、

 

飛んだまま、枝の先端の実をついばもうとするユリカモメもいました。

先日(11/17)の日記でも、ユリカモメがクスノキの実を食べる姿をご紹介しましたが、

このときよりかなり苦戦しているようで、今日はなかなか実を食べることができていないようでした。

クスノキをよく見てみると、木の下の方には実がまだたくさんありましたが、

ユリカモメが食べやすい上の方の枝の先端の実は少なくなっているようでした。

 

さらに、今日の夕方には、カワセミも護岸近くで見ることができました。夕日に照らされていました。

 

本日の夕日。雲が少なく、川が凪いでいたため、夕日の光が川面に一直線に映っていました。

 

明日の干潮時間 5時38分 潮位 81cm、19時14分 潮位 95cm
明日の満潮時間12時33分 潮位199cm

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強風の中のカワウ

2016-12-06 15:06:03 | 冬の藤前干潟

藤前干潟
今日の満潮時間10時26分 潮位204cm
今日の干潮時間16時20分 潮位113cm

 

今日の9時半頃の庄内川河口には虹がうっすらと出現していました。

この後、次第に風が強くなり、川には白波が立ち、松林では黄色に変色した松葉が雨のように降ってきていました。

こんな強風の中でしたが、数千羽のカワウの黒い大群が野鳥観察館前で追い込み漁をしていました。

 

今日は潮回りが悪かったため、シギ・チドリの数はしっかりと確認できませんでしたが、

オオタカ(若)やチュウヒが度々飛来していました。

 

明日の満潮時間11時25分 潮位199cm
明日の干潮時間17時47分 潮位110cm

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実施報告(渡り鳥調査隊12月)と ヨシ原の小鳥

2016-12-03 18:24:24 | 冬の藤前干潟

藤前干潟
今日の満潮時間 8時18分 潮位227cm
今日の干潮時間13時56分 潮位 99cm

 

今日は12月の渡り鳥調査隊を実施しました。11月分は26日(土)に実施したので、2週連続の開催となりました。

12月に入ったということで寒さや風を心配していましたが、

日の当たる屋外で観察・調査をしていると、今日は暑くて上着が必要ないくらい暖かな日で

じっくりカモやカモメ、サギなどを観察することができました。

参加者の方は、野鳥観察初心者がほとんどだったようですが、望遠鏡とカウンター、記録用紙を使って

調査にも少しチャレンジしてもらいました。

遠くの野鳥の識別・カウントは難しいので、スタッフがこれらを数えた分も含んでいますが、

今日の渡り鳥調査隊で確認できた野鳥は、26種、3,261羽でした。

先週の11月の渡り鳥調査隊では、31種、6,535羽が確認されています。

今日と前回(11月)では、見られた野鳥の種類に大きな違いはありませんでしたが、

今日は前回よりカワウやコガモ、ハマシギの数がかなり少なかったことが総数が大きく減少した要因となりました。

干潮時間や観察できるタイミング、猛禽類の出現、天候などによって1週間、さらには1日違うだけでも、

野鳥の確認数はかなり変化します。

次回(来年1月)の渡り鳥調査隊は、1月28日(土)です。さらに寒くなっていると思いますが、

様々な野鳥を観察できますので、ぜひご参加ください。

【1月の渡り鳥調査隊】
内容:藤前干潟に飛来する野鳥を観察し、種類と数を調べます。カモ、カモメ、ミサゴ、ハマシギなどを観察できるはずです。
日時:1月28日(土)11:00~13:00
場所:名古屋市野鳥観察館
対象:小学生以上
定員:20名
参加費:無料
持ち物:防寒着、双眼鏡(お持ちであれば)
申込み・問い合わせ先:名古屋市野鳥観察館(TEL/FAX)052-381-0160

 

続いて、本日の渡り鳥調査隊では観察できなかった野鳥ばかりですが、

今日はヨシ原で様々な小鳥が見られたそうですのでご紹介します。

(野鳥の写真はすべて地元のHさんから提供いただきました。)

↓草の穂にとまって種を食べるベニマシコ。2羽写っているのがわかりますでしょうか?淡い赤色がきれいです。

 

↓ベニマシコと同じく冬に藤前干潟周辺のヨシ原で観察できるオオジュリン。ヨシ茎の皮をめくって中にいる虫などを食べます。

↓ホオジロがヨシの先端にとまっているのもみつけました。

↓ヨシ原近くの木から下を見下ろしていたモズ。メスの若い個体のようです。

↓最後は小鳥ではないですが、カルガモ。羽繕い中を写したところ、こんな顔が撮れたそうです。

 

今日の夕日。とても穏やかな日で波がほとんど立たなかったため、川の水面も夕焼け色に染まっていました。

 

今日の渡り鳥調査隊等で観察できた主な野鳥 ハジロカイツブリ2、カンムリカイツブリ64、カワウ259、ダイサギ1、コサギ9、アオサギ21、マガモ67、カルガモ8、コガモ463、オカヨシガモ62、ヒドリガモ11、オナガガモ930、ハシビロガモ2、ホシハジロ1、キンクロハジロ127、スズガモ572、ミサゴ14、チュウヒ1、ハジロコチドリ1、シロチドリ55、ダイゼン103、ハマシギ373、ダイシャクシギ2、ユリカモメ88、セグロカモメ6、ズグロカモメ19

 

明日の満潮時間 8時55分 潮位219cm
明日の干潮時間14時33分 潮位104cm

※明後日(5日(月))は休館日です。
明後日の満潮時間 9時37分 潮位212cm
明後日の干潮時間15時18分 潮位110cm

6日(火)の満潮時間10時26分 潮位204cm
6日(火)の干潮時間16時20分 潮位113cm

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