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p212診断はできても薬学を知らない医者、薬剤師はいてもなきがごとし!

2013-05-12 07:00:00 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

薬学博士渡辺武著『漢方が救う人体危機』

 

現代医療の誤りを正す

 

第4章 漢方による心身の健康法

 

病気を予防する漢方

 

p212診断はできても薬学を知らない医者、薬剤師はいてもなきがごとし!

 

 漢方薬は、病名ではなくて病状で薬の処方を決めています。

患者の訴えを中心に心身を正常化し、中和することが大前提ですから、病気になる一歩手前、体の調子がちょっと変だという時点で解消する病気の予防薬としてもたいへんすぐれています。

 「上工(じょうこう)は未病(みびょう)を治(なお)す」といわれるように、病気は急にかかるわけではなく、かかる前にかならず体の状態が崩れてきます。

この未病のときに治してしまう医者がすぐれた医者だというのです。

早くいえば、ガンになったり、ガン細胞が発見されてからでは遅いわけです。

ガンになる前に胃や腹に異常があったり、痛みを覚えたり、肩がこったり、食欲がなかったり、吐(は)き出したりという症状がつづくものです。

まったくなんの自覚症状もなくてガンにかかるわけではありません。

それは体の歪(ひず)みを自覚しようとしなかっただけです。

 だから、病名がついたときには、病状が進んでおり、体の機能が壊れてがたがきたということで、手遅れになっているということです。

 ところが世間では、病気を発見したときを病気のはじまりと勘違いしているのです。

病気は未病のうちに解消するのがほんとうの医者であり、名医なので、ガンや卒中で倒れてから、いくら侍医(じい)が駆けつけ、メスを振るって手術に成功しても、それは名医とはいえません。

病気が進行してから、いくら名医にかかってもだめだということです。

なぜかといえば、診断がいくら正しくても、病名に合わせて処方された薬を飲むだけだからです。

 漢方薬のすぐれた点は、上薬、中薬、下薬があって、訴えによって未病から処方される薬剤、上薬がちゃんとあることです。

その薬をきめるのが、昔でいう漢方医だったのです。

だから、明治まではこの漢方医のことを「薬師」(くすし)ともいっていました。

薬師がいまでいう医者と薬剤師を兼ねていました。

 その名のとおり、昔の医者は患者の訴えによって、正常化の薬の処方を決めることに重点をおいていました。

治療と薬が直結していたのです。

漢方は薬物療法ですから、いわゆるいまでいう臨床薬学みたいなもので、薬学に長じていなければ治療ができなかったのです。

いまは、薬剤師はいてもなきがごとし、医者は、診断は出来ても薬学を知らないというちぐはぐな治療状況なのです。

 東大病院の内科医局のM博士は、ある高名な工芸家の御曹子(おんぞうし)で、学生時代に父親の後を継ぐことを断念して、医学への道を選び、東大医学部を卒業して、十数年間に数回海外に留学した優秀なお医者さんですが、漢方医学を学びたいと私のところに来られました。

 M博士は「西洋医学では、大学病院の大先生も助教授もインターンの学生も、診断が決まれば、肝心の治療薬は大同小異で、処方はみな同じこと。

自分が勉強してきた医学を生かして患者を治療するには、漢方の処方のように、一人一人の患者を相手にした薬剤を、医者が責任をもって処方するのでなければ、せっかくの診断も無になってしまう」といわれました。

 明治以来、西洋医学が大学で教えられるようになって、漢方医学は医学から疎(うと)んじられた学問でありましたが、最近、大学病院や研究室で若手の医師、薬剤師によって研究も盛んになっています。

 西洋医学の場合は、どうしても病名に患者を当てはめることになります。

その医師としての矛盾(むじゅん)に悩みを解決する医の道が、二千数百年間の人体実験で病人と対決してきた漢方の医薬学に、その鍵(かぎ)が存在しているといっても過言ではありません。

 漢方が救う人体危機西洋医学一辺倒からの脱出

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