○ふと気が付くと、この記事が当ブログ500本目のエントリだった。が、余韻に浸る間もなく次は海外編である。
※この記事は、よろしければ「【2009年版】読売新聞「読者が選ぶ10大ニュース」(日本編)を予想しよう」と合わせてお読み下さい。
※読売新聞「読売新聞・読者が選ぶ10大ニュース」はこちらから。
1.海外編
○投票の仕組みは、日本編と同様。あらかじめノミネートされた主要ニュース(海外編は今年50個だった)から、10項目を読者が選んで投票し、それぞれ得票率の多かった上位10個が「今年の10大ニュース」と称される。
(ノミネートされていない項目を、任意に選んで投票しても構わないが、そうした項目が実際に上位に選ばれた例は、知る限りない)
2.海外編ノミネート項目
(1)1月 イスラエル軍がガザ侵攻
(2)1月 米旅客機がハドソン川に不時着、全員救出
(3)1月 オバマ米大統領が就任
(4)1月 中国で回収ギョーザ横流し判明
(5)2月 米露衛星が衝突
(6)2月 カンボジアでポト派特別法廷開廷
(7)2月 米シティ、政府管理下に
(8)3月 NY株、12年ぶり安値
(9)3月 国際刑事裁判所、スーダン大統領に逮捕状
(10)3月 中国、「8%程度」経済成長目標を表明
(11)4月 G20サミット、5兆ドルの景気刺激策求める首脳宣言
(12)4月 北朝鮮が弾道ミサイル発射
(13)4月 オバマ大統領が「核なき世界」演説
(14)4月 イタリア中部でM6.3の地震
(15)4月 フジモリ元大統領に禁固25年実刑判決
(16)4月 タイのASEAN関連会議、デモ隊乱入で中止
(17)4月 新型インフルエンザ大流行、世界で死者相次ぐ
(18)5月 スリランカ、25年以上の内戦終結
(19)5月 盧武鉉・韓国前大統領が自殺
(20)5月 北朝鮮が2度目の地下核実験
(21)6月 米GM、クライスラーが相次ぎ経営破綻
(22)6月 金総書記後継に三男説広まる
(23)6月 イラン大統領にアフマディネジャド氏再選
(24)6月 イスラエル首相、非武装条件にパレスチナ国家容認
(25)6月 マイケル・ジャクソンさん急死
(26)7月 中国新疆ウイグル自治区で暴動、197人死亡
(27)7月 米露首脳、新核軍縮条約の枠組み合意
(28)7月 イタリアでサミット、途上国へ食料支援
(29)7月 ジャカルタの高級ホテルで連続テロ
(30)7月 イラク多国籍軍に幕、米軍のみ駐留
(31)8月 クリントン元米大統領が北朝鮮電撃訪問
(32)8月 スー・チーさんに実刑判決
(33)8月 VWがポルシェ買収
(34)8月 金大中・元韓国大統領が死去
(35)8月 世界陸上、ボルト選手が3冠
(36)9月 台湾、陳前総統に無期懲役判決
(37)9月 米、東欧へのMDシステム配備中止を表明
(38)9月 国連安保理、「核なき世界」を決議
(39)9月 イランに「第2のウラン濃縮施設」判明
(40)9月 世界経済議論主導の場、G8からG20へ
(41)9月 独総選挙、「保守中道」連立政権発足
(42)9月 南太平洋、スマトラで大地震相次ぐ
(43)10月 中国建国60周年、10年ぶり軍事パレード
(44)10月 ノーベル平和賞にオバマ大統領
(45)10月 イラクで爆弾テロ、死者150人超
(46)10月 パキスタンで死者100人超の大規模テロ
(47)11月 アフガン大統領選でカルザイ氏再選
(48)11月 EU初代大統領選出、「リスボン条約」発効
(49)11月 韓国で射撃場火災、日本人客10人死亡
(50)11月 ロシア北西部で特急列車が脱線し26人死亡、露検察当局はテロと断定
3.予想上の注意
①日本編が、スポーツや芸能なども含め「印象深かった・広く報じられた」ニュースが広く選ばれるのに対し、海外編は
「日本人にとっての重大ニュース」
という視点がある分、比較的特定のジャンル・国々に票が集まりやすいように見える。具体的には、
○日本人が直接関与している話題や、日本人に認知度の高い人物・団体の話題が有利。
○日本と利害関係が密接な国(アメリカ・中国・韓国・北朝鮮等)絡みの話題が有利。
など。
②一般的な投票者にとっては、日本編に比べると、記憶が鮮明でなかったり、重大性の判断に自信が持ちづらいノミネートも多いように思われる。そのため、例えば天災や大規模テロの犠牲者数など、分かりやすい「重大性の尺度」が示されていると、そこに票が集まりやすくなる可能性がある。
③日本編と同様、重複性のある話題が複数ノミネートしていると投票が割れ、結果としてどれも得票率が伸び悩む可能性がある。
4.海外編選考
○ニュース自体の重要性というより、様々な人が10個ずつ投票するとして、多くの人が「ひとまず10個の枠からは外さなそう」、次に「選ぶか選ばないかの検討には上がりそう」という確度を自分なりにイメージした結果、以下の項目を有力候補としてみた。
【Aランク―4個】 ※多くの人が10個の枠からは外さなそう
(3)1月 オバマ米大統領が就任
(17)4月 新型インフルエンザ大流行、世界で死者相次ぐ
(25)6月 マイケル・ジャクソンさん急死
(26)7月 中国新疆ウイグル自治区で暴動、197人死亡
○正直、鉄板中の鉄板はマイケルだけで、あとはどれも若干心配な要素が残る。「オバマ就任」は昨年「オバマ当選」が1位であり、「就任」がまた別個に重大ニュースとして投票されるのか。「インフル」は日本編でもノミネートかつトップテン入り濃厚であり、海外編で重複して投票することを避ける投票者がいないか。「ウイグル地区暴動」は、この種の問題に関するお茶の間一般の意識がどの程度なのか、若干自信がない。ただ、これらのマイナスを踏まえても、なおトップテンから陥落するまでには至らないのではという勝手な読みで、Aランクに留めた。
【Bランク―10個】 ※多くの人が検討の俎上に上げそう
(1)1月 イスラエル軍がガザ侵攻
(8)3月 NY株、12年ぶり安値
(12)4月 北朝鮮が弾道ミサイル発射
(13)4月 オバマ大統領が「核なき世界」演説
(20)5月 北朝鮮が2度目の地下核実験
(21)6月 米GM、クライスラーが相次ぎ経営破綻
(35)8月 世界陸上、ボルト選手が3冠
(42)9月 南太平洋、スマトラで大地震相次ぐ
(44)10月 ノーベル平和賞にオバマ大統領
(49)11月 韓国で射撃場火災、日本人客10人死亡
○(49)は、意味的には日本編にノミネートされていてもおかしくない話題で、逆に言えばこれを「海外の(国際的な)重大ニュース」と言えるかには疑問もあるが、一般的な日本人にとって、やはり邦人が多数被災されたという印象の深さは相当のものがあると予想。
○経済関係では、(21)「GM破綻」が、政治以外のジャンルで数少ない「重大性」と「日本人にも認知度が深い名前」を兼ね備えた数少ない話題として有力視。(8)「NY株、12年ぶり安値」もその時点での衝撃は強かったと思うが、既に株価が戻しつつある現時点では地味な印象か。
○(35)「ボルト選手世界新」もとっつきやすい話題だが、政治経済トピックスに票が寄りやすい海外編では、10大ニュースの一角を占めるとまではみなされないか。
○(1)はお茶の間にはやや馴染みの薄いパレスチナ問題だが、犠牲者数1000人超と、3年前16位「レバノン侵攻」を凌駕する被害規模であり、インパクトが大きい。(42)も、04・05年と比べれば(比べるような話ではないが)小規模だが、今年世界で起きた天災としては被害規模が最大級。
○(12)(20)はともに北朝鮮問題で重複。第1回目の核実験とミサイル発射があった06年は、世論のムードも反映し1位と3位を占めた実績がある。今回は2回目の実験とあり、やや国内の受け止めもクールだった感がある。票が割れる可能性も含めて、ダブルでトップテン入りは今回微妙と予想。印象的にはミサイル発射のインパクトの方が強い気が。
○(13)(44)は、(38)「国連安保理『核なき世界』を決議」とも併せてテーマが被っており、票がどの程度割れ、どの項目が一番有利か判断に迷う。ひとまず「米国の現職大統領に授賞」というサプライズ感から(44)が最も有利と予想。
○これら以外で「もしや」を挙げると、日本人にも馴染みが深い名前という点で、
(19)5月 盧武鉉・韓国前大統領が自殺
お茶の間に訴求しやすいサプライズ感があった社会ニュースとして、
(2)1月 米旅客機がハドソン川に不時着、全員救出
「核なき世界」関連の得票数や、票の分散のしかたが読みと違った場合を考え、
(38)9月 国連安保理、「核なき世界」を決議
の3つが「次点」といえるかと思う。
○以上の点から、また色々とバランスを考えて、今年の「海外編トップテン」の予想ラインナップは以下の通り。
【予想トップテン】
①(25)6月 マイケル・ジャクソンさん急死
②(3)1月 オバマ米大統領が就任
③(17)4月 新型インフルエンザ大流行、世界で死者相次ぐ
④(26)7月 中国新疆ウイグル自治区で暴動、197人死亡
⑤(44)10月 ノーベル平和賞にオバマ大統領
⑥(49)11月 韓国で射撃場火災、日本人客10人死亡
⑦(12)4月 北朝鮮が弾道ミサイル発射
⑧(21)6月 米GM、クライスラーが相次ぎ経営破綻
⑨(42)9月 南太平洋、スマトラで大地震相次ぐ
⑩(1)1月 イスラエル軍がガザ侵攻
【次点レベル】
⑪(20)5月 北朝鮮が2度目の地下核実験
⑫(8)3月 NY株、12年ぶり安値
⑬(13)4月 オバマ大統領が「核なき世界」演説
⑭(35)8月 世界陸上、ボルト選手が3冠
⑮(19)5月 盧武鉉・韓国前大統領が自殺
⑯(38)9月 国連安保理、「核なき世界」を決議
⑰(2)1月 米旅客機がハドソン川に不時着、全員救出
○発表は、こちらも週明け頃の読売新聞サイトで。
ちなみに、最終的な結果(答え合わせ)はこちら。
※この記事は、よろしければ「【2009年版】読売新聞「読者が選ぶ10大ニュース」(日本編)を予想しよう」と合わせてお読み下さい。
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1.海外編
○投票の仕組みは、日本編と同様。あらかじめノミネートされた主要ニュース(海外編は今年50個だった)から、10項目を読者が選んで投票し、それぞれ得票率の多かった上位10個が「今年の10大ニュース」と称される。
(ノミネートされていない項目を、任意に選んで投票しても構わないが、そうした項目が実際に上位に選ばれた例は、知る限りない)
2.海外編ノミネート項目
(1)1月 イスラエル軍がガザ侵攻
(2)1月 米旅客機がハドソン川に不時着、全員救出
(3)1月 オバマ米大統領が就任
(4)1月 中国で回収ギョーザ横流し判明
(5)2月 米露衛星が衝突
(6)2月 カンボジアでポト派特別法廷開廷
(7)2月 米シティ、政府管理下に
(8)3月 NY株、12年ぶり安値
(9)3月 国際刑事裁判所、スーダン大統領に逮捕状
(10)3月 中国、「8%程度」経済成長目標を表明
(11)4月 G20サミット、5兆ドルの景気刺激策求める首脳宣言
(12)4月 北朝鮮が弾道ミサイル発射
(13)4月 オバマ大統領が「核なき世界」演説
(14)4月 イタリア中部でM6.3の地震
(15)4月 フジモリ元大統領に禁固25年実刑判決
(16)4月 タイのASEAN関連会議、デモ隊乱入で中止
(17)4月 新型インフルエンザ大流行、世界で死者相次ぐ
(18)5月 スリランカ、25年以上の内戦終結
(19)5月 盧武鉉・韓国前大統領が自殺
(20)5月 北朝鮮が2度目の地下核実験
(21)6月 米GM、クライスラーが相次ぎ経営破綻
(22)6月 金総書記後継に三男説広まる
(23)6月 イラン大統領にアフマディネジャド氏再選
(24)6月 イスラエル首相、非武装条件にパレスチナ国家容認
(25)6月 マイケル・ジャクソンさん急死
(26)7月 中国新疆ウイグル自治区で暴動、197人死亡
(27)7月 米露首脳、新核軍縮条約の枠組み合意
(28)7月 イタリアでサミット、途上国へ食料支援
(29)7月 ジャカルタの高級ホテルで連続テロ
(30)7月 イラク多国籍軍に幕、米軍のみ駐留
(31)8月 クリントン元米大統領が北朝鮮電撃訪問
(32)8月 スー・チーさんに実刑判決
(33)8月 VWがポルシェ買収
(34)8月 金大中・元韓国大統領が死去
(35)8月 世界陸上、ボルト選手が3冠
(36)9月 台湾、陳前総統に無期懲役判決
(37)9月 米、東欧へのMDシステム配備中止を表明
(38)9月 国連安保理、「核なき世界」を決議
(39)9月 イランに「第2のウラン濃縮施設」判明
(40)9月 世界経済議論主導の場、G8からG20へ
(41)9月 独総選挙、「保守中道」連立政権発足
(42)9月 南太平洋、スマトラで大地震相次ぐ
(43)10月 中国建国60周年、10年ぶり軍事パレード
(44)10月 ノーベル平和賞にオバマ大統領
(45)10月 イラクで爆弾テロ、死者150人超
(46)10月 パキスタンで死者100人超の大規模テロ
(47)11月 アフガン大統領選でカルザイ氏再選
(48)11月 EU初代大統領選出、「リスボン条約」発効
(49)11月 韓国で射撃場火災、日本人客10人死亡
(50)11月 ロシア北西部で特急列車が脱線し26人死亡、露検察当局はテロと断定
3.予想上の注意
①日本編が、スポーツや芸能なども含め「印象深かった・広く報じられた」ニュースが広く選ばれるのに対し、海外編は
「日本人にとっての重大ニュース」
という視点がある分、比較的特定のジャンル・国々に票が集まりやすいように見える。具体的には、
○日本人が直接関与している話題や、日本人に認知度の高い人物・団体の話題が有利。
○日本と利害関係が密接な国(アメリカ・中国・韓国・北朝鮮等)絡みの話題が有利。
など。
②一般的な投票者にとっては、日本編に比べると、記憶が鮮明でなかったり、重大性の判断に自信が持ちづらいノミネートも多いように思われる。そのため、例えば天災や大規模テロの犠牲者数など、分かりやすい「重大性の尺度」が示されていると、そこに票が集まりやすくなる可能性がある。
③日本編と同様、重複性のある話題が複数ノミネートしていると投票が割れ、結果としてどれも得票率が伸び悩む可能性がある。
4.海外編選考
○ニュース自体の重要性というより、様々な人が10個ずつ投票するとして、多くの人が「ひとまず10個の枠からは外さなそう」、次に「選ぶか選ばないかの検討には上がりそう」という確度を自分なりにイメージした結果、以下の項目を有力候補としてみた。
【Aランク―4個】 ※多くの人が10個の枠からは外さなそう
(3)1月 オバマ米大統領が就任
(17)4月 新型インフルエンザ大流行、世界で死者相次ぐ
(25)6月 マイケル・ジャクソンさん急死
(26)7月 中国新疆ウイグル自治区で暴動、197人死亡
○正直、鉄板中の鉄板はマイケルだけで、あとはどれも若干心配な要素が残る。「オバマ就任」は昨年「オバマ当選」が1位であり、「就任」がまた別個に重大ニュースとして投票されるのか。「インフル」は日本編でもノミネートかつトップテン入り濃厚であり、海外編で重複して投票することを避ける投票者がいないか。「ウイグル地区暴動」は、この種の問題に関するお茶の間一般の意識がどの程度なのか、若干自信がない。ただ、これらのマイナスを踏まえても、なおトップテンから陥落するまでには至らないのではという勝手な読みで、Aランクに留めた。
【Bランク―10個】 ※多くの人が検討の俎上に上げそう
(1)1月 イスラエル軍がガザ侵攻
(8)3月 NY株、12年ぶり安値
(12)4月 北朝鮮が弾道ミサイル発射
(13)4月 オバマ大統領が「核なき世界」演説
(20)5月 北朝鮮が2度目の地下核実験
(21)6月 米GM、クライスラーが相次ぎ経営破綻
(35)8月 世界陸上、ボルト選手が3冠
(42)9月 南太平洋、スマトラで大地震相次ぐ
(44)10月 ノーベル平和賞にオバマ大統領
(49)11月 韓国で射撃場火災、日本人客10人死亡
○(49)は、意味的には日本編にノミネートされていてもおかしくない話題で、逆に言えばこれを「海外の(国際的な)重大ニュース」と言えるかには疑問もあるが、一般的な日本人にとって、やはり邦人が多数被災されたという印象の深さは相当のものがあると予想。
○経済関係では、(21)「GM破綻」が、政治以外のジャンルで数少ない「重大性」と「日本人にも認知度が深い名前」を兼ね備えた数少ない話題として有力視。(8)「NY株、12年ぶり安値」もその時点での衝撃は強かったと思うが、既に株価が戻しつつある現時点では地味な印象か。
○(35)「ボルト選手世界新」もとっつきやすい話題だが、政治経済トピックスに票が寄りやすい海外編では、10大ニュースの一角を占めるとまではみなされないか。
○(1)はお茶の間にはやや馴染みの薄いパレスチナ問題だが、犠牲者数1000人超と、3年前16位「レバノン侵攻」を凌駕する被害規模であり、インパクトが大きい。(42)も、04・05年と比べれば(比べるような話ではないが)小規模だが、今年世界で起きた天災としては被害規模が最大級。
○(12)(20)はともに北朝鮮問題で重複。第1回目の核実験とミサイル発射があった06年は、世論のムードも反映し1位と3位を占めた実績がある。今回は2回目の実験とあり、やや国内の受け止めもクールだった感がある。票が割れる可能性も含めて、ダブルでトップテン入りは今回微妙と予想。印象的にはミサイル発射のインパクトの方が強い気が。
○(13)(44)は、(38)「国連安保理『核なき世界』を決議」とも併せてテーマが被っており、票がどの程度割れ、どの項目が一番有利か判断に迷う。ひとまず「米国の現職大統領に授賞」というサプライズ感から(44)が最も有利と予想。
○これら以外で「もしや」を挙げると、日本人にも馴染みが深い名前という点で、
(19)5月 盧武鉉・韓国前大統領が自殺
お茶の間に訴求しやすいサプライズ感があった社会ニュースとして、
(2)1月 米旅客機がハドソン川に不時着、全員救出
「核なき世界」関連の得票数や、票の分散のしかたが読みと違った場合を考え、
(38)9月 国連安保理、「核なき世界」を決議
の3つが「次点」といえるかと思う。
○以上の点から、また色々とバランスを考えて、今年の「海外編トップテン」の予想ラインナップは以下の通り。
【予想トップテン】
①(25)6月 マイケル・ジャクソンさん急死
②(3)1月 オバマ米大統領が就任
③(17)4月 新型インフルエンザ大流行、世界で死者相次ぐ
④(26)7月 中国新疆ウイグル自治区で暴動、197人死亡
⑤(44)10月 ノーベル平和賞にオバマ大統領
⑥(49)11月 韓国で射撃場火災、日本人客10人死亡
⑦(12)4月 北朝鮮が弾道ミサイル発射
⑧(21)6月 米GM、クライスラーが相次ぎ経営破綻
⑨(42)9月 南太平洋、スマトラで大地震相次ぐ
⑩(1)1月 イスラエル軍がガザ侵攻
【次点レベル】
⑪(20)5月 北朝鮮が2度目の地下核実験
⑫(8)3月 NY株、12年ぶり安値
⑬(13)4月 オバマ大統領が「核なき世界」演説
⑭(35)8月 世界陸上、ボルト選手が3冠
⑮(19)5月 盧武鉉・韓国前大統領が自殺
⑯(38)9月 国連安保理、「核なき世界」を決議
⑰(2)1月 米旅客機がハドソン川に不時着、全員救出
○発表は、こちらも週明け頃の読売新聞サイトで。
ちなみに、最終的な結果(答え合わせ)はこちら。