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4.今年度ノミネート60語を評価する
※さて、いよいよ今年度ノミネートの全60語について、カテゴリー分類した上で、5段階(A~E)の入賞有力ランクを個人的に付けていく。評価の結果は「A(非常に有力)3語、B(有力)15語、C(微妙)14語、D(確率低い)17語、E(非常に確率低い)11語」となった。
カテゴリー分類は、必ずしもこれが適当とは限らない場合もあるので、あらかじめご容赦いただきたい。
①【政治・行政】―15語
○宇宙人
→【C】突飛な言動で揶揄されつつも今や国の長。しかし、万一故人献金問題で逮捕されたりしたら「捕まった宇宙人」などと呼ばれてしまうのか。
○小沢ガールズ
→【B】「授賞式の花」となる女性受賞者呼べそうな数少ない有力候補なのでBランクだが、幹事長様が果たして出席をお認めになって下さるか。
○オバマ政権
→【E】そのまんま過ぎ。なら「鳩山政権」だってアリではないかと一瞬思うが、何も言ってなさが一層際立つのはなぜだろう。
○故人献金
→【C】話が現在進行形過ぎるのと、「政権交代」の入賞が有力なそばからオトす言葉を同時に入れられるかで難しいが、審査員好みな「ネーミングの妙」を備えた語ではある。
○政権交代
→【A】新政権関連で複数ノミネートされてるが、そのものズバリのこれが一番順当。一応大賞本命だが、鳩山首相に一度大賞歴あることが、選考に何か影響するか。
○事業仕分け
→【B】蓮舫が張り切っていた、それから蓮舫が威張っていた、あと蓮舫何様のつもり・・・など、国民環視はいいが結局蓮舫の記憶しか残らない。が、あまりの蓮舫ぶりにいきなりのダークホース化。
○脱官僚
→【C】そもそも何をもって「脱官僚」できたと定義するのかわからない。「我々ができたと判断した場合」とか平気で言いそうなのが怖いけど。
○チェンジ
→【D】2年連続ノミネート。大統領選がオバマブームで沸き、同名ドラマも登場した昨年に比べると入賞根拠薄い。
○25%削減
→【C】昔の電波少年みたいに、日本中の無職の人雇って、牧場に送り込んで、毎日牛のゲップ吸い込ませるくらいの思い切った策が必要かも(雇用創出も兼ねて)。
○ばらまき
→【D】「有権者の気をひくための甘い政策」(流行語大賞HP)。視聴者の反感買うために、カメラの前で札束ばらまいていた杉山会長という人も昔いたが。
○飛翔体
→【C】ミサイルと言い切ってはまずいという理由で、あれこれ表現に苦心した結果が「飛翔体」。ある意味「稲垣メンバー」「島田司会者」のような苦心の仕方。
○UFOで金星に
→【E】太陽をパクパク食べる幸夫人。最新曲の題名が「お陽様よほほえんで」だった泰葉。放送禁止っぽい女性はみんなお陽様が大好き・・・って2人しかいないけど。
○核なき世界
→【D】流行語とは違うはずだが、審査員が「私たちも核なき世界の実現を祈って選びました」等と、主旨と関係ないこと言い出しそうな不安も。
○国営マンガ喫茶
→【D】何やってもこんな反響しかなかった麻生前首相。いっそキレて自分の金で建てても・・・と思う程だが、それはそれでまた「金持ちの道楽」などと、とにかく何しても嫌われそうで。
○八ッ場ダム
→【D】とりあえず国の主張を一言でまとめてみました。「ダム少なく、多く無くす無駄」。・・・いや別に深い意味はないが、たまたま回文作れたので。
②【経済】―10語
○エコカー減税
→【C】「エコポイント」「1000円高速」「定額給付金」等の景気対策用語から何が入るか難しいが、直接恩恵に預った対象者が一番少なそうなので1ランク下げ。
○エコポイント
→【B】「エコカー減税」同様、景気対策と環境関連のテーマを兼ねており、かつ政策の恩恵に預かった対象者が広い点でも、こちらのが有利。
○1000円高速
→【B】「エコポイント」「定額給付金」が「上から下りてきた」言葉なのに対し、これは一応世間から発生した通称であり、流行語的要素が一番強いか。
○ゼロゼロ物件
→【D】山本文郎が柔和な顔で「どんな土地でも、建てられます」とか言うあのCM見て、無闇に建ててるといつか派遣村っぽいのしか新しい客いなくなるのではと思ってたら、全然「いつか」じゃなかった。
○990円ジーンズ
→【D】「他人は貴方の服装にそんな興味ない」という真理を更に極めれば「ジーンズであること」すら或いは不要かも。家外問わず寝巻用のジャージで朝昼晩がいずれ「最新」に?
○定額給付金
→【B】貰う前は「ばらまき」「この金額じゃ意味なし」とクサす意見ばかり、受給始まれば「早く払え」と職員が殴られ、貰ったら貰ったですぐ風化という、感謝のカケラも見られない世の中でした。
○派遣切り
→【C】「派遣切り」も見てて辛いが、派遣歴長すぎるせいか30過ぎて受身・指示待ち・単純業務志向の「派遣ズレ」な人を採用面接で見るたび、この人一生転職できないんじゃと暗澹とする。
○貧困
→【C】たった4年前は大賞ホリエモンで、「富裕層」「ちょいモテオヤジ」とムダに金回り良さげな言葉が多く入賞していたことを考えれば、この重厚過ぎる二文字は隔世の感。
○ハウジングプア
→【D】マリー・アントワネットが現代日本に生きていたら、やっぱり「家がないならホテルに住めばいいのに」とか言うんだろうか。
○ファストファッション
→【D】服に疎いのでネットでにわか勉強してみたが、前提からして意味解らず。ていうか、結局ユニクロはファストファッションなの?それともファストファッションじゃないの?
③【社会】―10語
○コンビニ受診
→【E】息子が生まれてすぐ、夜突然お尻から血出し始め、慌てて救急外来に運んだが「ウンチが固いせいですね(切れ痔)」と軟膏出されて終わった私たちは、医療崩壊の加害者でしょうか。
○年越し派遣村
→【B】暮れの都心に忽然と現れた一夜城ならぬ一夜ドヤ街。世相反映感・ネーミングの妙と本来鉄板候補だが、約1年前の話なのがマイナス。
○裁判員裁判
→【C】現状特に事件もなく、印象地味ということで圏外。しかし改めて思うが、死刑が争点の裁判になったら引受ける勇気ないなあ。
○DNA鑑定
→【E】どうやって鑑定やったとか、結果が本当に正しいのかとか、素人じゃもう全然入りこめない点では、むしろ昔より怖い気もするが、ただの心配性かな。
○あぶり
→【E】新語・流行語大賞の候補というと大層なものに聞こえるが、要はシャブ中同士の隠語である点に注意。
○シルバーウィーク
→【C】連休増やしたいからといって毎年のように日程ずらしまくって、それで「敬老の日」とか言われたところで、お前ら敬ってねえじゃんとお年寄りに言われても仕方ない気が。
○新型インフルエンザ
→【B】政権交代や景気対策関連と違い、同一テーマの候補が「パンデミック」しかない分有力。
○のりピーショック
→【D】不景気・政権交代・インフルと色々ありつつも、今年の夏は間違いなく「のりピーの夏」だった。が、だからといって「のりピーショック」って言葉誰か使ったか。
○のり塩事件
→【E】昔何かのパーティでミカジョン目撃した際、なぜか隣に末高斗夢が付きっきりだった(途中ミカジョンの指示で進行と関係なく壇上上がって芸してた)が、まさか末高までも一度はあの部屋を?
○パンデミック
→【B】確かに現状も大変は大変だが、事前のイメージが激烈すぎただけに「これが・・・パンデミック?」みたいな、もう一つ世間の空気が微妙な感も。
④【出版、マスコミ】―3語
○1Q84
→【B】有力。絶対ないと思うが授賞式には出ないで欲しい。こんなのに出たらエルサレム賞スピーチのあの重みが台無しに・・・ってどんだけ低いんだ流行語大賞。
○乙男(オトメン)
→【D】知らなすぎて、最初乙武さんの新しい愛称かと思った。それはそれで、勘違いとしても無理があると思うが。
○カツマー
→【C】拉致被害者の方のニュースで今も時々出てくる「李恩恵」の似顔絵って、田口八重子さんより勝間和代に似ていると思うのは私だけでしょうか。
⑤【芸能】―8語
○あると思います
→【D】流行語大賞的基準でいうところの「人口に膾炙し具合」でもう一つはまらない。入賞には無理があると(以下略)。
○家電芸人
→【B】「家電芸人が家電売上に貢献」的な新聞記事が出るなど、程よい遅さのノミネート。オードリーと両天秤で、授賞式に来れる方が入賞か。
○キング・オブ・ポップ
→【D】突然の死も衝撃だったが、直後、あのマーティン・バシールが普通に追悼番組の司会やってたという話を聞き、自由の国もいいけど少し自由過ぎと思いました。
○こども店長
→【B】「こういうのが皆さん的に好感度高いんでしょ」と代理店から足元見られてる感じのあのCMもどうかと思うが、しかし実際、こういうのが皆さん的に好感度高いせいでBランク。
○こんなところ来とうはなかった
→【B】清史郎関連で2候補も挙がりどちらかは入賞有力。授賞式で「わしはこんなところ・・・来れて嬉しかった!」とか言わせるお約束が目に浮かぶほど有力。
○セクスィー部長
→【D】昨年の「オネエマンズ」と全く同じコメントで申し訳ないが1回も見てない。でもやっぱり、見なくても全然困らなかったのでDランク。
○トゥース
→【B】芸人関連でノミネートが少ない中、ほど良いタイムリーさと誰にもわかりやすい人気者ぶり。一応「家電芸人」が対抗馬か。
○ひな壇芸人
→【D】「家電芸人」と比べ今年である理由がない。流行語大賞HP見ると「土田晃之、品川祐~が代表」とあり「家電芸人」と重複させる必要もなし。
⑥【スポーツ】―4語
○ぼやき
→【E】ぼやきというより、最後の方はかなり明快な毒づきという方が正しかった気がする。名誉監督で再契約決まった瞬間に毒引っ込むところが、また輪を掛けて明快。
○育成選手
→【E】育成枠からのブレイクが目立ったのはむしろ08年までの印象が強い。あえて今年である必要性に乏しい。
○侍ジャパン
→【B】3年前の「WBC」は「ハンカチ王子」等のワリを食い入賞外。しかし「WBC」よりはキャッチフレーズ感強く、スポーツ関連の対抗馬も無いため有力。
○マー君神の子
→【E】「マー君神の子不思議な子」の初出は確か07年の夏だったように思うが、いかに楽天初のAクラスとは言えなぜ今年。
⑦【その他】―10語
○アシュラー
→【D】毎年恒例「たいして世間が興味ないものを無理やり大きくしようとする必要ねえだろ」枠その1。
○実物大ガンダム
→【E】2ヶ月弱で415万人も見たというのに個人的な印象が薄いのは、同時期に、2400円も取って見ものが巨大蜘蛛だけという悲惨なイベントを近所(横浜)で催してたせいでしょうか。
○婚活
→【A】2年連続ノミネート。ドラマ化もされ、流行語大賞的には機が熟した感。多少熟しすぎたか「婚殺」なんて亜流まで登場。
○女子力
→【D】「女性であることを楽しむ積極性や、女性特有の魅力を高めていく前向きな姿勢」(流行語大賞HP)。それが捻じ曲がって、変な形に膨れ上がった最果ての例が東京都の木島さん(34)。
○草食男子
→【A】昨年の「アラフォー」同様、適度な世相反映感・適度な使われぶり・適度なマーケティング臭と、審査員好みの要素満たす。「草食系/肉食系」とワンセット入賞も?
○草食系/肉食系
→【B】肉食と草食どう違うのかと思い、何かのアンケート見たら「肉食女子的な芸能人」1位が杉本彩で、「草食男子」1位が草とのこと。「裸肯定派」という点では余り変わらない気が。
○ノギャル
→【C】「たいして世間が興味ないものを無理やり大きくしようとする必要ねえだろ」枠その2だが、女子の受賞者を確保したい審査員判断が加わる可能性を考えCランク。
○弁当男子
→【E】幸せなことに、数年来「愛妻弁当男子」の私。息子の幼稚園用の余りで作るため、たまに「米+アンパンマンポテト+シンケンジャーふりかけ」だけだったりするが、とても幸せです。
○離カツ(離活)
→【C】単独では難しいが「婚活」とワンセット入賞の可能性。しかし浮気したしないを押さえとこうとか、慰謝料計算しようとか、そんな生々しいもの縮めて「離活」とか言うな。
○歴女(レキジョ)
→【C】これも「たいして世間が興味ないものを無理やり大きくしようとする必要ねえだろ」枠だが、女子の受賞者を確保したい審査員判断が加わる可能性を考えCランク。
※さて、いよいよ次記事(その3)では入賞10項目の予想と大賞予想を。
4.今年度ノミネート60語を評価する
※さて、いよいよ今年度ノミネートの全60語について、カテゴリー分類した上で、5段階(A~E)の入賞有力ランクを個人的に付けていく。評価の結果は「A(非常に有力)3語、B(有力)15語、C(微妙)14語、D(確率低い)17語、E(非常に確率低い)11語」となった。
カテゴリー分類は、必ずしもこれが適当とは限らない場合もあるので、あらかじめご容赦いただきたい。
①【政治・行政】―15語
○宇宙人
→【C】突飛な言動で揶揄されつつも今や国の長。しかし、万一故人献金問題で逮捕されたりしたら「捕まった宇宙人」などと呼ばれてしまうのか。
○小沢ガールズ
→【B】「授賞式の花」となる女性受賞者呼べそうな数少ない有力候補なのでBランクだが、幹事長様が果たして出席をお認めになって下さるか。
○オバマ政権
→【E】そのまんま過ぎ。なら「鳩山政権」だってアリではないかと一瞬思うが、何も言ってなさが一層際立つのはなぜだろう。
○故人献金
→【C】話が現在進行形過ぎるのと、「政権交代」の入賞が有力なそばからオトす言葉を同時に入れられるかで難しいが、審査員好みな「ネーミングの妙」を備えた語ではある。
○政権交代
→【A】新政権関連で複数ノミネートされてるが、そのものズバリのこれが一番順当。一応大賞本命だが、鳩山首相に一度大賞歴あることが、選考に何か影響するか。
○事業仕分け
→【B】蓮舫が張り切っていた、それから蓮舫が威張っていた、あと蓮舫何様のつもり・・・など、国民環視はいいが結局蓮舫の記憶しか残らない。が、あまりの蓮舫ぶりにいきなりのダークホース化。
○脱官僚
→【C】そもそも何をもって「脱官僚」できたと定義するのかわからない。「我々ができたと判断した場合」とか平気で言いそうなのが怖いけど。
○チェンジ
→【D】2年連続ノミネート。大統領選がオバマブームで沸き、同名ドラマも登場した昨年に比べると入賞根拠薄い。
○25%削減
→【C】昔の電波少年みたいに、日本中の無職の人雇って、牧場に送り込んで、毎日牛のゲップ吸い込ませるくらいの思い切った策が必要かも(雇用創出も兼ねて)。
○ばらまき
→【D】「有権者の気をひくための甘い政策」(流行語大賞HP)。視聴者の反感買うために、カメラの前で札束ばらまいていた杉山会長という人も昔いたが。
○飛翔体
→【C】ミサイルと言い切ってはまずいという理由で、あれこれ表現に苦心した結果が「飛翔体」。ある意味「稲垣メンバー」「島田司会者」のような苦心の仕方。
○UFOで金星に
→【E】太陽をパクパク食べる幸夫人。最新曲の題名が「お陽様よほほえんで」だった泰葉。放送禁止っぽい女性はみんなお陽様が大好き・・・って2人しかいないけど。
○核なき世界
→【D】流行語とは違うはずだが、審査員が「私たちも核なき世界の実現を祈って選びました」等と、主旨と関係ないこと言い出しそうな不安も。
○国営マンガ喫茶
→【D】何やってもこんな反響しかなかった麻生前首相。いっそキレて自分の金で建てても・・・と思う程だが、それはそれでまた「金持ちの道楽」などと、とにかく何しても嫌われそうで。
○八ッ場ダム
→【D】とりあえず国の主張を一言でまとめてみました。「ダム少なく、多く無くす無駄」。・・・いや別に深い意味はないが、たまたま回文作れたので。
②【経済】―10語
○エコカー減税
→【C】「エコポイント」「1000円高速」「定額給付金」等の景気対策用語から何が入るか難しいが、直接恩恵に預った対象者が一番少なそうなので1ランク下げ。
○エコポイント
→【B】「エコカー減税」同様、景気対策と環境関連のテーマを兼ねており、かつ政策の恩恵に預かった対象者が広い点でも、こちらのが有利。
○1000円高速
→【B】「エコポイント」「定額給付金」が「上から下りてきた」言葉なのに対し、これは一応世間から発生した通称であり、流行語的要素が一番強いか。
○ゼロゼロ物件
→【D】山本文郎が柔和な顔で「どんな土地でも、建てられます」とか言うあのCM見て、無闇に建ててるといつか派遣村っぽいのしか新しい客いなくなるのではと思ってたら、全然「いつか」じゃなかった。
○990円ジーンズ
→【D】「他人は貴方の服装にそんな興味ない」という真理を更に極めれば「ジーンズであること」すら或いは不要かも。家外問わず寝巻用のジャージで朝昼晩がいずれ「最新」に?
○定額給付金
→【B】貰う前は「ばらまき」「この金額じゃ意味なし」とクサす意見ばかり、受給始まれば「早く払え」と職員が殴られ、貰ったら貰ったですぐ風化という、感謝のカケラも見られない世の中でした。
○派遣切り
→【C】「派遣切り」も見てて辛いが、派遣歴長すぎるせいか30過ぎて受身・指示待ち・単純業務志向の「派遣ズレ」な人を採用面接で見るたび、この人一生転職できないんじゃと暗澹とする。
○貧困
→【C】たった4年前は大賞ホリエモンで、「富裕層」「ちょいモテオヤジ」とムダに金回り良さげな言葉が多く入賞していたことを考えれば、この重厚過ぎる二文字は隔世の感。
○ハウジングプア
→【D】マリー・アントワネットが現代日本に生きていたら、やっぱり「家がないならホテルに住めばいいのに」とか言うんだろうか。
○ファストファッション
→【D】服に疎いのでネットでにわか勉強してみたが、前提からして意味解らず。ていうか、結局ユニクロはファストファッションなの?それともファストファッションじゃないの?
③【社会】―10語
○コンビニ受診
→【E】息子が生まれてすぐ、夜突然お尻から血出し始め、慌てて救急外来に運んだが「ウンチが固いせいですね(切れ痔)」と軟膏出されて終わった私たちは、医療崩壊の加害者でしょうか。
○年越し派遣村
→【B】暮れの都心に忽然と現れた一夜城ならぬ一夜ドヤ街。世相反映感・ネーミングの妙と本来鉄板候補だが、約1年前の話なのがマイナス。
○裁判員裁判
→【C】現状特に事件もなく、印象地味ということで圏外。しかし改めて思うが、死刑が争点の裁判になったら引受ける勇気ないなあ。
○DNA鑑定
→【E】どうやって鑑定やったとか、結果が本当に正しいのかとか、素人じゃもう全然入りこめない点では、むしろ昔より怖い気もするが、ただの心配性かな。
○あぶり
→【E】新語・流行語大賞の候補というと大層なものに聞こえるが、要はシャブ中同士の隠語である点に注意。
○シルバーウィーク
→【C】連休増やしたいからといって毎年のように日程ずらしまくって、それで「敬老の日」とか言われたところで、お前ら敬ってねえじゃんとお年寄りに言われても仕方ない気が。
○新型インフルエンザ
→【B】政権交代や景気対策関連と違い、同一テーマの候補が「パンデミック」しかない分有力。
○のりピーショック
→【D】不景気・政権交代・インフルと色々ありつつも、今年の夏は間違いなく「のりピーの夏」だった。が、だからといって「のりピーショック」って言葉誰か使ったか。
○のり塩事件
→【E】昔何かのパーティでミカジョン目撃した際、なぜか隣に末高斗夢が付きっきりだった(途中ミカジョンの指示で進行と関係なく壇上上がって芸してた)が、まさか末高までも一度はあの部屋を?
○パンデミック
→【B】確かに現状も大変は大変だが、事前のイメージが激烈すぎただけに「これが・・・パンデミック?」みたいな、もう一つ世間の空気が微妙な感も。
④【出版、マスコミ】―3語
○1Q84
→【B】有力。絶対ないと思うが授賞式には出ないで欲しい。こんなのに出たらエルサレム賞スピーチのあの重みが台無しに・・・ってどんだけ低いんだ流行語大賞。
○乙男(オトメン)
→【D】知らなすぎて、最初乙武さんの新しい愛称かと思った。それはそれで、勘違いとしても無理があると思うが。
○カツマー
→【C】拉致被害者の方のニュースで今も時々出てくる「李恩恵」の似顔絵って、田口八重子さんより勝間和代に似ていると思うのは私だけでしょうか。
⑤【芸能】―8語
○あると思います
→【D】流行語大賞的基準でいうところの「人口に膾炙し具合」でもう一つはまらない。入賞には無理があると(以下略)。
○家電芸人
→【B】「家電芸人が家電売上に貢献」的な新聞記事が出るなど、程よい遅さのノミネート。オードリーと両天秤で、授賞式に来れる方が入賞か。
○キング・オブ・ポップ
→【D】突然の死も衝撃だったが、直後、あのマーティン・バシールが普通に追悼番組の司会やってたという話を聞き、自由の国もいいけど少し自由過ぎと思いました。
○こども店長
→【B】「こういうのが皆さん的に好感度高いんでしょ」と代理店から足元見られてる感じのあのCMもどうかと思うが、しかし実際、こういうのが皆さん的に好感度高いせいでBランク。
○こんなところ来とうはなかった
→【B】清史郎関連で2候補も挙がりどちらかは入賞有力。授賞式で「わしはこんなところ・・・来れて嬉しかった!」とか言わせるお約束が目に浮かぶほど有力。
○セクスィー部長
→【D】昨年の「オネエマンズ」と全く同じコメントで申し訳ないが1回も見てない。でもやっぱり、見なくても全然困らなかったのでDランク。
○トゥース
→【B】芸人関連でノミネートが少ない中、ほど良いタイムリーさと誰にもわかりやすい人気者ぶり。一応「家電芸人」が対抗馬か。
○ひな壇芸人
→【D】「家電芸人」と比べ今年である理由がない。流行語大賞HP見ると「土田晃之、品川祐~が代表」とあり「家電芸人」と重複させる必要もなし。
⑥【スポーツ】―4語
○ぼやき
→【E】ぼやきというより、最後の方はかなり明快な毒づきという方が正しかった気がする。名誉監督で再契約決まった瞬間に毒引っ込むところが、また輪を掛けて明快。
○育成選手
→【E】育成枠からのブレイクが目立ったのはむしろ08年までの印象が強い。あえて今年である必要性に乏しい。
○侍ジャパン
→【B】3年前の「WBC」は「ハンカチ王子」等のワリを食い入賞外。しかし「WBC」よりはキャッチフレーズ感強く、スポーツ関連の対抗馬も無いため有力。
○マー君神の子
→【E】「マー君神の子不思議な子」の初出は確か07年の夏だったように思うが、いかに楽天初のAクラスとは言えなぜ今年。
⑦【その他】―10語
○アシュラー
→【D】毎年恒例「たいして世間が興味ないものを無理やり大きくしようとする必要ねえだろ」枠その1。
○実物大ガンダム
→【E】2ヶ月弱で415万人も見たというのに個人的な印象が薄いのは、同時期に、2400円も取って見ものが巨大蜘蛛だけという悲惨なイベントを近所(横浜)で催してたせいでしょうか。
○婚活
→【A】2年連続ノミネート。ドラマ化もされ、流行語大賞的には機が熟した感。多少熟しすぎたか「婚殺」なんて亜流まで登場。
○女子力
→【D】「女性であることを楽しむ積極性や、女性特有の魅力を高めていく前向きな姿勢」(流行語大賞HP)。それが捻じ曲がって、変な形に膨れ上がった最果ての例が東京都の木島さん(34)。
○草食男子
→【A】昨年の「アラフォー」同様、適度な世相反映感・適度な使われぶり・適度なマーケティング臭と、審査員好みの要素満たす。「草食系/肉食系」とワンセット入賞も?
○草食系/肉食系
→【B】肉食と草食どう違うのかと思い、何かのアンケート見たら「肉食女子的な芸能人」1位が杉本彩で、「草食男子」1位が草とのこと。「裸肯定派」という点では余り変わらない気が。
○ノギャル
→【C】「たいして世間が興味ないものを無理やり大きくしようとする必要ねえだろ」枠その2だが、女子の受賞者を確保したい審査員判断が加わる可能性を考えCランク。
○弁当男子
→【E】幸せなことに、数年来「愛妻弁当男子」の私。息子の幼稚園用の余りで作るため、たまに「米+アンパンマンポテト+シンケンジャーふりかけ」だけだったりするが、とても幸せです。
○離カツ(離活)
→【C】単独では難しいが「婚活」とワンセット入賞の可能性。しかし浮気したしないを押さえとこうとか、慰謝料計算しようとか、そんな生々しいもの縮めて「離活」とか言うな。
○歴女(レキジョ)
→【C】これも「たいして世間が興味ないものを無理やり大きくしようとする必要ねえだろ」枠だが、女子の受賞者を確保したい審査員判断が加わる可能性を考えCランク。
※さて、いよいよ次記事(その3)では入賞10項目の予想と大賞予想を。
永久保存版というか,流行語大賞の関連サイトとしてGoogleトップに位置づけられるべき内容ですね。
カツマー…リ・ウネに似ているかと言われればそうかも。
つか,「今日本で一番輝いている女性」みたいな扱いを受けている人なのに,テレビでも雑誌でも,メディアに登場する彼女って,いつも顔はひきつり目が死んでいると思うのは私だけなんでしょうか?「仕事を断る勇気を持て」みたいなことを言ってリカに攻撃されているようですが,本当に仕事断ってんのかいな。
私は実物大ガンダム見に行った口です。
いやー大きいことはそれだけで畏敬の念を抱かせますな。ありがたやありがたや。
ブログ主様はあの¥150イベントの地元でしたか。それはご愁傷様です。中田市長は「自分を追い落とそうとする自民と民主が手を組めない総選挙のタイミングで選挙をするため」任期を残して突然辞任したとコメントしてますが,世間的には博の責任とらされる前のトンズラ感
のほうが強いかと。「マニフェスト」で受賞したあの先生もリゾート法のメッキがはがれる前にうまいこと知事職を勝ち逃げしましたっけ(あの県,「野口みずきの出身地は日本のバングラデシュ」なんて言われる沈下ぶり…)。