バカに厳しいバカばかり

自戒の念も込めてそういうタイトルにしました。

レコ大審査委員長の件

2005年12月15日 15時23分05秒 | ニュースで二言三言
レコ大審査委員長不明 自宅火事…怪文書騒ぎも (産経新聞) - goo ニュース

 今年の日本レコード大賞の審査委員長を務める音楽評論家の阿子島たけし(本名・毅)さん(65)=横浜市戸塚区吉田町=が行方不明になっていることが十四日、分かった。阿子島さんの妻(56)が同日、神奈川県警戸塚署に捜索願を提出。同署で事件、事故の両面から調べている。

 関係者によると、阿子島さんは十二日午前九時に自宅を出て、同日午後三時、都内で打ち合わせをした後、消息が不明になった。

 阿子島さんは妻と二人暮らしで、十三日早朝には自宅が全焼する火災があった。火元は一階居間付近とみられ、失火の可能性が高いとみられている。当時、妻は実家に戻っており、けが人もいなかった。

 日本レコード大賞の運営をめぐっては、「関係者有志一同」と名乗る人物が阿子島さんを名指しした怪文書で批判。「このままではレコード大賞にも大きな傷がつく」として審査委員長を辞退するよう求めていた。

 阿子島さんは宮城県白石市出身。早大文学部を卒業後、報知新聞記者や音楽専門誌の編集長を経て、昭和五十一年からフリーの音楽評論家として活躍。国内流行歌に詳しく、長年にわたりレコード大賞の審査員や全日本有線放送大賞の審査員を務め、音楽関係の著書も多く出版している。

2005年12月15日 (木) 03:01



※今朝の主要スポーツ紙(日刊・スポニチ・報知・サンスポ・デイリー)で、火事と行方不明には触れても、怪文書情報に触れている媒体はゼロ。その怪文書の全文というのがこれらしい(書き写しなので誤りあるかも)。


「辞退勧告書

阿子島たけし殿

この度、音楽業界有志一同はこのほど会合を開き、貴殿に対して下記の件について次の通り決議した。今からでも遅くない。審査委員長を辞退すべし。問題点は多岐にわたるが、このような人間が委員長を努める事は、長年続いてきたレコード大賞に大きな汚点を残す事になる。もし辞退しない場合は、マスコミ(週刊文春、新潮、現代、アサヒ芸能、ポスト)などに、さらに詳細な文書を送ることになる。繰り返すがこれはブラフではない。貴殿のこれまでの言動には道義的に許されないものがあるからだ。

1.自分の親の死去にあたり、評論家やレコード会社の社員に対し、過去に香典を贈ったメモをチェックして、香典を要求し、さらに振り込み先まで指定するという前代未聞の非常識な行動で大きな批判を買った。

2.2003年9月12日赤坂プリンスホテルで行われた東京音楽記者会50周年の集いで、幹事を努めたが、レコード会社の寄付や330人の参加費など多額の予算があったにもかかわらず、決算書を発表せず、剰余金が不明である。

3.大部分が嫌がっているのに、ゴルフや韓国ツアーをメーカーなどに強要し、OKを出さないと悪口めいたことをしばしば言った。(証言多数あり)

4.年金が少なく、住宅ローンが残っているなど語り、業界の有力筋の何人かに顧問料を暗にねだった。その異常な金銭感覚は呆れるばかりだ。

この他にも数え切れない程の、たくさんの悪評があるが、いずれも真実の所である。もし辞退なきときは、必ずマスコミ各社にスキャンダルとして送られることになる。

音楽業界有志一同」



怖っ。で、この文書を送った旨の手紙が、レコード大賞の審査委員たちに送りつけられたとかいう。怖っ。まあ、誰が考えても、こんな単に小金に汚い悪癖に耐えかねた末の辞退勧告であるわけがないのだが。タイトルに「レコード大賞」の文字がなく、辞退勧告の冒頭の一文も「今からでも遅くない。審査委員長を辞退すべし」であることから、それ以前からこの件で有形無形にいろんな圧力をかけていた様子が伺える。

話は変わり、昨日の日記と重複するが、今年のレコード大賞の候補、周知の通りどうにもならん小粒さというか納得感のない人選で、マジでそのうちレコ大なくなるのではとかねがね思っていたのだが、小粒なりに、もう一度金賞歌手を所属事務所でくくると、ヴィジョンファクトリー(旧ライジング)が2組。長良プロ(旧廣済堂)2組。エイベックス系3組。北島音楽事務所が1組。その他2組。なんでヴィジョンファクトリーから2組(w-indsとLead)も来るかなという気はしたけど。どうでもいいけどここって今、結局バーニングと仲いいの?悪いの?一方で、世間の下馬評というか、まともに考えれば、大賞は氷川きよし(長良プロ)で決まりなはずなのだが。


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