15日、本年第4回(12月)定例議会上程予定議案説明会が開催された。
12月定例議会は、11月30日開催予定となっている。
会議日程は、開会日の本会議で正式決定される。
予定されている議案は33件。
補正予算関係が17件、条例等が16件。
うち9件は、国家公務員の人事院勧告に準拠する形で給与の見直しに関する議案となっている。
条例等の議案に、「八潮市教育資金貸付条例の一部を改正する条例」が含まれている。
説明資料によれば
内容
「(1)小学生及び中学生の保護者への貸付を追加する。
① 貸付対象者
市内の小学校及び中学校に入学することが確実な者又は就学している者の保護者
② 貸付限度額
次の区分に応じ、それぞれ定める額
ア 小学生 5万円
イ 中学生 10万円
③ 返済期間
貸付を受けた日の属する月の翌月から起算して1年以内 」
これに先立つ会派への説明会資料では、本条例改正の趣旨として
「平成24(2012)年、厚生労働省が公表した子どもの貧困率は16.3%と、6人に1人の子どもが貧困状態にあるとされ」「本市においては、経済的な理由により就学困難な小学生・中学生の保護者に対しては、就学援助制度により学用品費等の必要な費用を援助している。しかし、就学援助費は、実績に基づく学期末(7・12・3月)の支給であり、入学準備や校外活動費等の支出が一時的な負担となっている。」
ということから改正するとしている。
就学援助制度の改善については、党としても一般質問等で求めていたものだった。
特に就学援助制度の「新入学用品費」については、実際の費用額も示しながら事前支給等を求めていた。
本条例の改正は、他の制度改正でそれを補完しようとするものといえる。
実態に見合った運用が求められる。
先日、家のすぐ近くある大瀬小学校に出かけた。
「はばたき2016 学習発表会」
会場に入ったときは6年生の発表会。
そして、9年生・潮止中3年2組の合唱
最後は、5・6・9年生全員による「ふるさと」の合同合唱
のびのびと歌っていたのが印象的だった。
また、それを鑑賞している側も・・・。