Sweet Step

韓国ドラマと宝塚歌劇の感想を書いています。

宝塚歌劇 星組「オーム・シャンティ・オーム -恋する輪廻-」

2017-01-15 | 宝塚歌劇

ベニー(紅ゆずるさん)のプレお披露目公演。
ベニーと小柳先生のタッグなら、絶対期待できるはず!と思っていったところ、想像どおりでした。
素直にあまり考えずに、楽しく観ることができる作品です。
先週観た花組の「金色の砂漠」の世界感が重かったせいか、バランスがちょうどよかったです。

いつも感じることですが、ベニーの特性と役柄がはまると本当にベニーはすごいです。
物語のちょっとした違和感があったりしても、ベニーの力技で乗り越えてしまいます。
トップスター就任おめでとうございます。

ベニーの相手役、娘1のあーちゃん(綺咲愛里さん)
やっぱりぱっと目を惹くのは、綺麗さ。どこにいても目立つ美しさはやっぱり娘1ですね。
今回あーちゃんの歌がかなり上手くなっていてびっくりしました。
たくさん頑張られてますね。次作のマルグリットもとても期待出来そうです。

初?の悪役とおじさん役と思われる、ベニー演じるオームの敵役、ムケーシュを演じたコトちゃん。(礼真琴さん)
小柄なコトちゃんには分が悪い役だなと思いましたが、それを補うように、演技と歌で魅せるコトちゃん、とても見ごたえがありました。

せおっち(瀬央ゆりやさん)がベニーの親友役で、出番も役の比重もとても大きく、びっくりしました。
星組新体制、いろいろ変化がありそうです。


オームの台詞ではありませんが、「ハッピーでなければエンドでない」
わたしはやはりハッピーエンドが大好きなので、小柳先生の作品、本当に大好きです。
ただ、今回小柳先生の演出にしてはめづらしく、
亡くなる場面が2場面あったのですが、2場面ともわかりにくかったのが残念です。


夏には大阪で上演も決まったようで。
大阪だともっとベニーが弾けそうで、とても楽しみですね♪