愛音の響き

愛音のココロを奏でるブログです。

ありがとうが言えない

2017-05-15 22:07:08 | 日記
「花野井さん、遅くにごめん。
大丈夫ですよ、ご心配なく。
私が、というよりはここヤシ関係者全員の総意で歓迎です。
次回の集まりでスタッフに相談はしますがスケジュール予定しておいて下さいね。
鈴木」

昨夜、ここヤシの鈴木さんからきたメール。

今月のここヤシで、今年の加計呂麻島の出欠をとるという内容のメールが、メーリングリストで回ってきました。

費用の捻出が難しい人は、スタッフまでご相談ください。

と、書いてあり、鈴木さんにメールを送ったその返事です。

「鈴木さん

夜分に失礼致します。
ご厚意に大変感謝しております。

昨年は神父様にとてもお強くお誘いをいただいて、神父様とお引き合わせくださったシスターにも背中を押していただき、加計呂麻島に行くことができました。

生活保護費の内に日々を送っている関係上、金銭的に厳しい状況ではありますが、一年の時間があったにも関わらず、加計呂麻島行きの準備ができなかったのは不徳の致すところでございます。

思わず鈴木さんにご連絡を差し上げてしまいましたが、おこがましかったのではないか…と思っております。

わたしには、誰かの善意や好意が怖く感じられて、ここヤシではあまりにも無力です。

鈴木さんからのメール、とても嬉しかったです。

しかし、どうかご無理はなさりませんよう、お願い致します。」

こちらは愛音の鈴木さんのお返事に対するメール。

難しい言葉を並べて、結局ありがとうが言えなかった。

わたしは、人の善意や好意が恐い。

泣くほど嬉しかったのに。

この4年、大手を振って歓迎してくれた人たちなんていなかったのに。

シンプルに、ひと言、
「ありがとうございます」
って言えば済んだ話なのかもしれない。

けれど、わたしには言えなかった。

敢えて難しい言葉を選択して、本心がわからないように。

気付けばわたしの生活は、ほとんど誰かの想いで成り立っていた。

毎日の電話やオーディションのピアニスト、病院やここヤシ、信仰講座やミサ、彼氏さんやあきたんとの関係も。

危ういバランスの中で生かされている。

久しぶりだな。この言葉を使ったの。

消えたい。どこかにいなくなりたい。

今いなくなっても、気付く人はいない。

仲間が欲しくて、居場所が欲しくて、もう一度築き上げたくて、オーディションを受けることを決めた。

音楽の世界は狭い。わかっている。

わたしの活動できる範囲が狭まっていることも、自覚している。

それでも、こんなわたしのことを、受け入れてくれる場所や人がいるんじゃないか…

実績を残せば、許してもらえる日が来るんじゃないか…

一緒に音楽をしなくても、何となく存在を認めてもらえる日が来るんじゃないか…

そんな僅かな願いや希望を、オーディションに込めた。

けれども、ずっと歌っていなかったわたしが、突然歌い出すと、それは至るところに不調をきたす。

ピッチが悪い。

最低限ができないわたしが、オーディションになんて受からないと思ってしまった。

母の日でシーズンが終わる彼氏さんから、逃げたかったのも、あるかもしれない。

シーズンが終わって、連休があるとわかっているのに、「会いたい」っていう連絡が来なかったら?

それが怖くて、忙しくて彼氏さんのことを忘れるような、そんな生活が送りたかったのかもしれない。

わたしには家族なんていない。

血縁も、ここヤシも、家族だなんて思ったことはない。

そういう頑ななわたしを変えたいと、神父様が思っていらっしゃるのは知っている。

だけど、わたしには、加計呂麻島に行く資格はないっておもってる。

泣き疲れて眠たいはずなのに、心と身体があるべきように働かない。

無理をしているのは、わたし。
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1 コメント

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Unknown (PW)
2017-05-16 08:16:22
お早う。人の善意や好意が怖いんだね。愛音は壁が無いから、人との関係が直ぐに作れるけど、その分人間関係できっと辛い思いもしたんだね。寂しい気持ちになっているんだね。

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