カンレの日記

還暦の年から始まったブログ、いつの間にか古希そして喜寿を迎えた日々のこと。思いのままに。

一本物のおんぶ紐

2008年02月19日 | 保育サポーター

昨日は、8ヶ月のaちゃんをお預かりした。

 「おんぶ紐も持ってきてください」

と、泣くことを想定して前もって言っておいた。

で、持ってきてくれたのが、一本物のビロードの生地で作ってあって

幅は10センチくらい、それと亀の子はんてんでした。

案の定、泣き始めたのでおんぶしたわけです。

その紐がとても懐かしく、カンレは慣れた手つきでひょいっとおんぶして

亀のこ半てんを着て、外を散歩。

気持ちよかったのか、15分くらい歩くとすやすや寝てくれました。

このおんぶ紐が懐かしいのは

私が小さい頃は、みんな一本物のさらしのおんぶ紐でした。

今は、いろんなデザインの形があり

赤ちゃんが楽なように作れれているようですが

種類が多く、そのたびに、どうやったらいいのか?

このフックはどこへ?

チャックはなに?

どこに紐を通したらいいの?

散々悩んで、やっとおんぶしたものの

赤ちゃんの体が自分の体にぴったり来なくて

また、安定しないので肩にもずっしりときて、動くたびに心配だったり・・・

ところが、一本物のおんぶ紐

(さらし半反、妊娠中の犬の日に巻いた腹帯を半分使っていました)

は、赤ちゃんがおんぶする人の体にぴったりと密着するので

背中の赤ちゃんの心音、寝息、動きがじかに伝わってくるのです。

お互い違和感がないように、閉め具合かを調節すると

ゆったりして、お互いの安心感があって、いい感じなんですよ。

おんぶのしかたは

紐を半分に折った中央を、赤ちゃんの背中に当て

赤ちゃんの両わきの下を通し、赤ちゃんをまくようにして

ひょいっと、赤ちゃんを背中に乗せるんです。

そしたら、自分の胸の前でクロスさせ

今度は後ろの赤ちゃんのお尻の下あたりに

紐を巻きつけ、両側を前に持ってきて縛るんです。

赤ちゃんの足は、大きく開かせ自分の腰のあたりを

はさむような形にしていました。

赤ちゃんのお尻の部分はさらしを開き、くるむようにするわけです。

寝かせるときも紐をほどき、するするっと下ろしながら

前抱っこにして寝かしつけます。

亀の子はんてんも、とても機能的で暖かくてよかったですねぇ。

見たことのない方はぴんとこなかな?

今回は、一本もののおんぶ紐の良さを改めて感じました。

あ~写真を撮っておけば良かったですね。

カメラマンがいませんでした。(ToT)/~~~

コメント (10)
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