山の暮らし

栃木の茂木町、陶芸作家の妻、3歳児のお母さんの田舎生活です。2005年から2011年の間の薪窯生活の記録。

さよなら、茂木の山

2011-06-18 12:23:30 | 日記
6月です、震災から3ヶ月が過ぎました。

茂木の薪窯と、古民家を使ってくれる方も見つかり、引っ越し準備の日々です。

次に住む方々も、ここで楽しく過ごしてくださいますように。

3歳半になった子どもと、私達夫婦を5年間育んでくれた茂木の山々ともお別れです。
このブログもこれで終りにします。新しい土地でまた、ブログも再開したいと思います。

この土地でお世話になった方々へ、本当にありがとうごさいました!

友人を得た喜びもとても大きな土地でした。遠く離れても、これからも友人達と年を重ねていく楽しみがあることを嬉しく思います。

薪窯の今後

2011-05-22 22:22:23 | 日記
震災から2ヶ月以上がたちました。
窯を失った事、開催は無理だと思われた4月後半からの展覧会が出来た事、崖崩れの補修をした事、油絵教室を開催出来た事、等々。
めまぐるしく状況が変わりましたが、私達もやっと受け止めて、次の展望を描きだしました。

家族3人、移動します。
現在、移動の準備の日々です。

薪窯は、修復可能な状況です。次にこの窯を生かしてくれる方を探しています。

茂木の新緑

2011-05-09 12:50:54 | 日記
作陶展会場の侘助へおいで下さり、ありがとうございました。
勘弥作品をお求め下さり感謝申し上げます。

また、久しぶりの友人達にも会えて嬉しかったです。

茂木へ戻りました。5月の都内は初夏の気配もありましたが、茂木はまだ新緑の山々です。
裸だった枝に若葉が出て、春風が吹くと、なんだか若葉の赤ちゃんがいっぱい居て騒がしい様子に感じられ微笑ましいです。庭先の小手毬の花も、だいぶ白くなってきました。

侘助

2011-05-02 11:52:37 | 日記
勘弥展を開催中の古美術侘助、ブリジストン美術館から歩いて3分ほど。

10年程前にまだ独立したての私達夫婦は、美術館や骨董屋をよく覗いていました。美術館では出来ない、物を触るという事が骨董屋では出来る‥全てではないけれど、触る事でいろいろな勉強になります。
侘助には、はじめて行き2日連続で通い、いろいろ見せてもらいました。以来、お世話になっているのです。

展覧会、初日

2011-04-28 10:04:41 | 日記
今日から古美術侘助にて、第2回山本勘弥作陶展を開催いたします。
皆様のご来場をお待ちしております。

下記に作家本人の挨拶文を転載いたします。

3月11日の震災により作品諸共薪窯が崩壊し、急きょ灯油窯での制作となりましたが、少しでも皆様に発表できる事を幸せに思います。皆様のご高覧を賜りますようご案内申し上げます。
山本勘弥