ある日図書館に。
ライオンがやってきました。
「メリウェザー館長!たいへんです!! 図書館にライオンがいるんです!」と慌てて走って報告をするマクビーさん。
ところがメリウェザー館長は、
「図書館では走ってはいけません。 で、そのライオンは図書館の きまり を守っていないのですか?」
図書館の中では走らない・大きな声を出さない という きまり を守っているのなら、
図書館にライオンがいたって構わない、のです。
なんともはや。 笑
すっかり図書館を満喫中のライオン。。。。
そのうち、子供達といっしょに絵本の読み聞かせまで楽しむのです。
ところが、絵本の時間が終わってしまったことがいたくご不満なライオンは。。。。。。
つい大きな声で抗議の一言!!
(もっとお話し聞かせて!!)
図書館では静かに!!とメリウェザーさんに叱られてしまいました。
静かにする、という きまり を守るなら毎日図書館に来てもいいですよ。
それからというもの、走らない・大きな声を出さないという きまり を守り、
図書館のお手伝いにも精を出すライオンは、
図書館にはなくてはならない存在となっていくのです。
「図書館にはライオンがいなくっちゃね!!」
・・・面白くないのは図書館員のマクビーさん。
厳しい目つきでライオンを見つめていますよ。
「図書館はライオンが来る前からちゃんとやっていたではないですか!!!」
ところがある日。。。。。
怪我をしたメリウェザー館長を助けようと、ライオンは走って大声を上げてマクビーさんを呼びにいきます。
「図書館の きまり を破ってしまった」。。。。。と、図書館からしょんぼりと出て行ってしまうライオン。
次の日もまたその次の日も。
ライオンは図書館に現れることはありませんでした。
すっかり元気のなくなってしまったメリウェザーさん。
心を痛めたマクビーさんはライオンを探し回ります。
「・・・あのう、ご存じないかもしれませんが。」
「図書館のきまりが変わったんです。
大声を出してはいけない。
けれど、怪我をした友達をたすける場合は別 」
そして翌日。。。。
「メリウエザー館長。ご存じないかもしれませんが。
図書館にライオンがいるんです。」
思わず走り出してしまったメリウェザーさんに、
「走ってはいけません!(にやり) 」 とマクビーさん。
無事誤解も解け、ライオンが再び図書館に戻ってきました!!!
「決まり」ってなんなんでしょう。
円滑に物事が行えるよう或いは維持できるよう定められた皆が守るべきルール。
ルールを守ることは必要不可欠であり準ずることができなければその場に居る資格はない。
もちろんそれが正しい。
けれど 決まりを守ること は目的ではなく、
皆が心地よく過ごすための手段ですから。
トラブル・アクシデントの時には、大切な決まり よりももっと優先されるべきことがある。
結局は、配慮や優しさや思いやり。。。なんですよね。
ここ一週間ほど、TAIちゃんがこの「としょかんライオン」ブームです。
以前にご紹介した 「おひさまパン」 も大好き。
絵本の整理をした時に、二階にあったこの二冊も下ろしてきたから目新しかったのでしょうか?
字の多めのお話なのでまだ早いかな??と思っていましたが、
すてきなお話はちゃんと最後まで楽しめるのですね。
一方、ごくごく初期の「ももんちゃん」シリーズ や 「こぐまちゃん」シリーズなどの絵本もガッツリ楽しんでいるので、
絵本というのは息が長いなぁと思います。
そういう訳で、なかなか赤ちゃん用の絵本を二階に上げられない。。。。
厳選して並べたい、とは思いつつ。汗
これまた一方で、
「キョウリュウジャー」だの「スーパー戦隊シリーズ」だの、
頂き物の「おじゃまじょどれみ」(いったいいつの時代~~!?)といった俗~~なテレビ系絵本も大好きです☆
このところ少し気になるのが、いわゆる世界・日本の名作シリーズ。
知っていて当たり前!!なハズの昔話などをちゃんと知らないコドモ達。。。。
私たちの子供の頃は、「まんが日本昔ばなし」なんて良番組もありましたしねぇ。 (遠い目。。)
本屋さんには、数話ピックアップして一冊にまとめた本なども出ているので、物色してみようかな。
ちなみに、今KANとMU-が、それぞれ国語の教科書で
「大造じいさんとガン」 と 「くじらぐも」を勉強中。
音読の宿題で毎日聞いておりますが、な、懐かしい~~~です。
むくはとじゅ~~~!! てんまでとどけ!1.2.3!
入国するか否かはご自由、その子次第なのですけれど・・・
親とすれば、そしてその楽しさを知っている者からすれば
是非に入国をオススメしたい。 ・・・ですよね~
hiyoさんがご紹介なさる本、わたしも持ってたり・すくなくとも読んだことあるものばっかりで。
それぞれに、想い出もありますよ~ 嬉
幼稚園の頃には既に、字ばっかりのをグイグイ読んでたので
毎月一冊発行されるお話がたくさん載っている世界名作集を
買ってもらうのが何よりもの楽しみでした。
美しい挿絵もたくさんあって、つくづくわたしの雑学の根底は
この名作集だった!と自分でも思っています^^
伝記も好きやったなあ・・・
日本の名作童話も大好き。
むくはとじゅ~~~! おがわみめ~~~!
(今も現役~~!?♪)
本の世界。
知らないのは本当に勿体ないと思います。。。
とは言え、最近自分自身がとんと離れてしまっているのが歯がゆくて。涙
子供に読ませたいのならまずは親から!
今年の目標に「読書」を堂々あげておりましたが今年もあと二か月あまり。。。ほとんど達成できておりませぬ。。 焦
でも、まずは環境から!
子供達にもそして自分にも本に触れるチャンスをもっと増やしたいものです。