Reflections

時のかけらたち

久しぶりに感動したコンサート … music touched my heart

2015-07-11 15:28:19 | music


something quiet と言って始まったアンコールは
エルガーのエニグマ変奏曲からニムロッド
幸せの空気に包まれました。
音楽の力を感じたコンサートでした。

勇気や力を与えれくれる。
今学生から社会人となって激変した生活を
おくっているSを守ってほしいと願いました。


ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団
7月8日(水)
東京文化会館(大ホール)

アーティスト
指揮:ミヒャエル・ザンデルリンク



プログラム
<ベートーヴェン・プログラム>
歌劇「フィデリオ」序曲
交響曲第6番「田園」
交響曲第5番「運命」

アンコール
エルガー エニグマ変奏曲から ニムロッド



7月8日のコンサートはなんだ全部ベートーヴェンと全く気乗りの
しないコンサートでしたが、曲が進むにつれてとても良かった。
シリーズでチケットを買うと行きたいものばかりではないので
そこが面白くもあるけれど、はずれだったりあたりだったり・・・

今回のドレスデンフィルは音がそろってる?
なんて思ったり最初はしていたけれど
こんな緊張感のないベートーヴェンは珍しいと思い
その日の私の気分にはぴったりでした。

特に「運命」はよく聴く曲が初めて聴こえてきたかの如く。
メータの第9を聴いたときのように人間賛歌になっていると思いました。

アンコールが最高に美しく響いていました。
幸せな気分に包まれました。何かスピリチュアルな曲ですね。
昨年パッパーノもアンコールに演奏していました。


エニグマとLPでは持っているフォーレのチェロ作品を図書館に
予約しました。Sにツタヤでついでに借りてきてもらおうかと
思ったけどありませんでした。

つい最近、クローズアップ現代で音楽市場が縮小されてきているような
ことをやっていて、全部ちゃんとは見ていなかったのですが
この頃の日本の音楽にしても売れているのはアイドルだけで他が入ってきていない。
音楽性のレベルが下がってきていると思うの。あと配信の仕方も1曲だけネットから
ダウンロードしたり、またレンタルショップも多くアーティストの収入が少ない。
昔みたいに1枚のLPレコード、CDを大切にするなんていうこともなくなって
来ている。P.バラカンは決して質は下がっていないと思うと言っていたけど。
クラシック離れはもっと大きな問題だけどね。コンサートは老人だらけ・・

コメント (2)
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