漢字蹣跚 (かんじまんさん)

好きな四字熟語、面白い漢字、為になる熟語などフラフラと千鳥足で語りたい

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雨もいろいろ

2017-07-17 09:09:50 | 漢字の面白さを語る
朝6時いつものようにチャリでスロージョギングと体操に公園に向かった。とても蒸し暑いなと思いつつ、足立、埼玉方面の空が真っ黒なのに気付いた。よく聞くとゴロゴロと遠雷も。
 これは、と思い体操が終わっておいしいパン屋さんにひとっ走りという構想も中止。家に帰って新聞を広げるや、ザーという音が窓の外に。東京に久しぶりの雨ではないでしょうか。
 九州の豪雨被害にあわれた方には申し訳ないけど、東京は降ってもいいよね。梅雨なんだから。ただ蒸し暑いだけの梅雨はごめんです。きれいな紫陽花(あじさい)もカンカン照りにあってクターとしています。しとしと雨がこの花には似合いますね。日本語ボランティアに行ったら中国でも「紫陽花」と書きます言われて一同「あーそう」でした。原種は日本在来のガクアジサイでしたね、この花は。アジサイは和語なのでしょうか。

 この花にはなぜか雨が似合いだと思いませんか。松戸のアジサイ寺に行った時も小雨でぴったりでした。
 雨というと日本文化の一角を占めているような気がします。紫陽花の葉の上にカタツムリの絵、これは梅雨のステレオタイプでしょうか。そんな雨にはさすがにいろんな表現がありますね。漢字を勉強していてこんな角度からも日本は雨の国なんだーと思います。
「むらさめじゃ、濡れてまいろう」などと時代劇で昔聞いたセリフですが、これは「叢雨」で
ひとしきり強く降る雨で「俄雨」(にわかあめ)とも言いますね。台風のように強い雨は「篠突く雨」などと言いますね。都会育ちの人には絵が浮かばないかもしれないけど、篠竹は田舎にはふつうにみられるのでこう言うのでしょうね。葛飾北斎の絵にもこんな風景があったように思います。辞書によると激しく降る雨を「甚雨」ともいうそうです。「陣雨」になると「ひとしきり降る雨」だそうです。こう書き進んだところで窓の外はピタッとやんでしまいました。「驟雨」(しゅうう)だったんですね。最近の梅雨は降り方が激しい感がします。栃木のほうではよく雹が見られるそうですが、「黒風白雨」(こくふうはくう)などという砂塵を巻き上げながら大粒の雨が降ることも珍しくないようで、梅雨らしくないなーと思うこともしばしば。
 
そういえば最近「狐の嫁入り」という雨にもあまり出っくわさないなー。
年食って、あまり出かけないからだろうか。
春の長雨は「菜の花腐(くた)し」としゃれて言うそうですが、やっぱり「淫雨」=「霖雨」であることには違いがないようです。
 しとしとと降る「小糠雨(こぬかあめ)」に相合傘で濡れていくのもおつだったように思うのはわたしだけでしょうか。「煙雨」とか「霧雨」と港が重なると演歌にぴったりのよう。遠い昔の情景でした。
 
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