漢字蹣跚 (かんじまんさん)

好きな四字熟語、面白い漢字、為になる熟語などフラフラと千鳥足で語りたい

(5)杵臼之交

2017-02-09 09:22:41 | 漢字の面白さを語る
"「しょきゅうのまじわり」と読みます。主従にこだわらない交際、また、身分を超えた交際をいいます。後漢時代のある家の主人が召使が杵で臼を搗(つ)いている時に話をしてみると、召使が大変学識があることに驚いて以来、親交を結んだ故事からだそうです。
 封建時代に召使とどれくらい親しく慣れたものかわかりませんが、豊臣秀吉の「草履取り」エピソードなどからすると時代が揺れ動いている時には日本でもあったのでしょうか。長州藩の奇兵隊だけでなく、近藤勇らの多摩郷士らが農民の一部と一緒に剣を習い、後に出世しても「友人」感覚はあったのでしょう。今、文藝春秋で連載中の浅田次郎氏の「大名倒産」は着想の面白さに惹きつけられていますが、ヒョンなきっかけで大名の後継になってしまった主人公が、幼少期に町場で遊んでいた仲良しを側近に引き立てて、物語が展開しています。「釣りバカ日誌」は、名優と名監督が描く現代の殿様と家来の「ありえない交友」かもしれません。それは、おもねりへつらう(諂諛)関係ではなく、その対等さが常識ではありえないから面白いわけでしょうが、誰でもあったらいいなーと思うのでしょうね。"
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