漢字蹣跚 (かんじまんさん)

好きな四字熟語、面白い漢字、為になる熟語などフラフラと千鳥足で語りたい

猫づくし

2017-06-14 15:51:27 | 漢字の面白さを語る
最近は猫ブームとかで猫カフェなんぞも街中で増えているらしい。昔は谷中の奥まった猫カフェが珍しくてわざわざ、訪ねて行ったものだけど、今は結構駅前なんかにあるらしい。
 
 猫好きにとってはとても嬉しい流行だが、ペットショップで売れなかったらどうなるのだろうと想像すると心が重い。我が家の猫のように生まれたらすぐに写真でも出して、貰い手がみつかればよいのに、商売となるとそうもいくまいに・・・。
 猫の本も随分出るようになったが、最近面白い書店を見つけた。神保町交差点にある猫づくしの本屋さんである。「神保町にゃんこ堂」正式には姉川書店らしい。入口入るまではなんの変哲もない街の本屋さんである。
 しかし、一歩入るとそこは異次元の本屋だ。何とぐるりと周りの本棚は全部ねこねこ、(=ΦエΦ=) (=ΦエΦ=) なのだ。よくぞ集めたり。と親父さんに言ってみた。するとやはり
猫好きな親父さんなのだ。照れながら「ブックカバーまで作ってしまいました・・・」という。
それなら、店の外もなんか工夫すればいいのに。「ねこねこ道!!!、ねこねこ書店とか」これでは中に入るまでこんなに面白い本屋だなんて気づかれないよ。
ブックカバーは勝手にアップすると著作権問題になるといけないから、是非近くに行ったらたちよってみてください。ちょっと可愛い、ちょっとシュールな猫の絵です。
 入って大いに迷った。手持ちの金ないのに買いたくなるものばかり。で・・漢字絡みのものはないかと小一時間みてまわったあげく、『猫づくし日本史』(武光 誠著)数多ある薀蓄本か
と思いきや、文学史的にもとてもためになる猫好きにはもう一つ勉強して欲しい本でした。
 前にも猫のことに触れたとき、象形文字ではなく、形声文字だろうというようなことを書いたが、この本でもそれは確かめられた。が、さらにここでびっくりしたのは中国では最初は山猫と家猫を文字でも区別していたらしい。山猫を狸、貍と書き、家猫を「猫」と書いたそうな。確かに、新漢語林にも狸の正字は貍で字義は「やまねこ」とある。リビアヤマネコを祖先にエジプトあたりで盛んに飼い猫として進化してきた家猫が、仏教の伝来とともに、仏典をネズミの害から守るありがたい動物として寺院を中心に飼われてきたらしい。
 三国志の後の時代らしい。現在の中国では狸も貉もたぬきを表すそうな。では、なぜ日本では
ネコと発音するようになったのかというと、この著者は「寝る駒」転じて「ねこま」⇒ネコというようなことを、「和名類聚抄」を調べて書いている。という私のそばではうちの「寝る子」がスースーと軽いいびきで寝ていらっしゃる。・・・。
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